貯湯タンク故障は修理できる?交換費用や判断基準を解説

エコキュートの点検や修理依頼をした際に、「貯湯タンクが故障しています」と言われて驚く方は少なくありません。

お湯を貯めているタンク部分はエコキュートの中でも重要な設備です。

そのため故障内容によっては高額な修理費用がかかったり、本体交換を勧められたりすることがあります。

この記事では、貯湯タンク故障で修理できるケースと交換が必要なケース、費用相場や判断基準について解説します。

貯湯タンク故障は修理できる?
目次

結論:タンク本体の故障は交換になるケースが多い

結論から言うと、貯湯タンク本体の故障は修理が難しく、本体交換になるケースが少なくありません。

特に次のような場合です。

  • タンク本体からの水漏れ
  • タンク内部の腐食
  • タンクの亀裂
  • 長年使用による劣化

一方で周辺部品の故障であれば修理できる場合もあります。

まずはどこが故障しているのか確認することが重要です。

貯湯タンクとは?

貯湯タンクはヒートポンプで作ったお湯を貯めておく設備です。

一般的な家庭では、

  • 370L
  • 460L
  • 550L

などの容量があります。

エコキュート本体の中でも大型で高価な部品であり、交換費用が高額になる理由の一つです。

ヒートポンプ太郎

実際には「タンク故障」と言われても、タンク周辺の部品故障だったというケースもあります。
まずは故障箇所を確認しましょう。

貯湯タンク故障でよくある症状

タンク周辺から水漏れする

最も多い症状です。

配管や逃し弁などが原因の場合もあります。

お湯が十分に貯まらない

内部部品の不具合が原因になることがあります。

エラーコードが表示される

水位センサーや温度センサー異常などが原因の場合があります。

タンク下が常に濡れている

結露ではなく漏水の可能性があります。

早めの点検が必要です。

修理できるケース

以下の場合は比較的修理しやすい故障です。

逃し弁の故障

部品交換で対応できることがあります。

配管接続部の漏水

タンク本体ではなく配管側の問題です。

センサー故障

温度センサーや水位センサーの交換で改善する場合があります。

電磁弁の故障

比較的よくある修理内容です。

交換になるケース

タンク本体の腐食

内部が腐食している場合は修理が困難です。

タンク本体からの漏水

溶接補修などは現実的ではなく、本体交換が一般的です。

タンクに亀裂がある

安全面からも交換対応になります。

部品供給終了

古い機種では修理部品がない場合があります。

貯湯タンク故障の修理費用

修理内容によって大きく異なります。

修理内容費用目安
センサー交換1〜3万円
電磁弁交換2〜5万円
逃し弁交換2〜5万円
配管修理2〜8万円
タンク周辺部品交換5〜10万円

周辺部品であれば比較的安価に修理できる場合があります。

タンク本体交換はいくらかかる?

タンク本体交換になると高額です。

メーカーや機種によって異なりますが、

  • 15万円〜40万円以上

になることがあります。

さらに使用年数が長い場合は、本体交換を勧められるケースもあります。

使用年数で判断するポイント

10年未満

修理優先で問題ないケースが多いです。

10〜15年

修理費と交換費を比較しましょう。

15年以上

交換を前提に検討することをおすすめします。

他の部品も劣化している可能性が高いためです。

修理後に後悔するケース

修理してすぐ別の故障が発生

古い機種ではよくあります。

タンク以外の部品も劣化していた

ヒートポンプや基板が続けて故障する場合があります。

高額修理を何度も繰り返した

結果的に交換した方が安かったというケースです。

貯湯タンク故障なら交換見積もりも取得しよう

タンク関連の故障は高額修理になる可能性があります。

特に15年以上使用している場合は、

  • 修理見積もり
  • 交換見積もり

の両方を取得することをおすすめします。

補助金制度を利用できる場合もあるため、交換費用が想像より安くなることもあります。

まとめ

以上、貯湯タンク故障は修理できる?交換費用や判断基準を解説…というお話でした。

貯湯タンク故障と聞くとすぐに交換が必要と思われがちですが、実際には周辺部品の故障で修理できるケースもあります。

しかし、

  • タンク本体の漏水
  • タンク内部腐食
  • 15年以上使用

といった場合は交換になることが少なくありません。

まずは故障箇所を正確に確認し、修理費と交換費を比較したうえで判断しましょう。

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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