夜になると、どこからか「ブーン」という低い音が聞こえる…。外を見るとエコキュートのヒートポンプが動いている。
このようにエコキュートの低周波音(ブーン音)が気になって検索している方も多いのではないでしょうか。
エコキュートは深夜にお湯を沸かす仕組みのため、夜間に運転することが多く、どうしても音が目立ちやすくなります。
ただし、低周波音には
- 正常な運転音
- 設置環境による騒音
- 故障による異音
の3種類があります。
この記事では
- エコキュートの低周波音の原因
- ブーン音が出る仕組み
- 低周波音が大きくなる理由
- 騒音を減らす対策
- 故障の見分け方
をわかりやすく解説します。

エコキュートの低周波音とは?
低周波音とは、人の耳に聞こえにくい低い周波数の音のことです。
特徴として
- 重低音のように響く
- 壁や床を通して伝わる
- 夜になると目立つ
という性質があります。
エコキュートの場合、低周波音の多くはヒートポンプユニットのコンプレッサーから発生します。
そのため、ある程度のブーン音は正常な運転音であることが多いです。
ブーン音の正体はコンプレッサー
エコキュートは、空気の熱を利用してお湯を作るヒートポンプ給湯機です。
仕組みは次の通りです。
空気の熱を取り込む
↓
コンプレッサーで圧縮
↓
熱を水に伝える
↓
お湯を作る
このときに働くコンプレッサー(圧縮機)が振動し、低い「ブーン音」が発生します。
エアコンの室外機でも同じような音が出ますが、エコキュートは
- 夜に運転する
- 長時間動く
ため、音が気になりやすいのです。
ブーン音が振動として伝わる場合もあります。
→ エコキュートの振動がうるさい原因
夜に低周波音が気になる理由
昼間は気にならないのに、夜になると音が気になる人が多いです。
理由はいくつかあります。
周囲が静かになる
昼間は
- 車の音
- 生活音
- 風の音
があるため、エコキュートの音は目立ちません。
しかし夜は周囲が静かになるため、低い音だけが強調されて聞こえます。
壁や床に振動が伝わる
低周波音は空気よりも
- 壁
- 地面
- 建物
を伝わりやすい特徴があります。
そのため
ヒートポンプ
↓
基礎
↓
建物
という形で振動が伝わり、室内で音が響くことがあります。
壁に反響する
ヒートポンプが壁の近くにあると、音が反射して大きく聞こえることがあります。
例えば
ヒートポンプ
↓
外壁
↓
音が反射
このように音が共鳴すると、実際よりうるさく感じます。
冬は運転が強くなる
冬は空気の温度が低いため、ヒートポンプの運転が強くなります。
その結果
- コンプレッサー回転数が上がる
- 運転時間が長くなる
ため、低周波音が大きくなることがあります。
エコキュートの低周波音を減らす対策
低周波音は、設置状況を改善することで軽減できる場合があります。
防振ゴムを設置する
最も効果がある対策が防振ゴムです。
設置方法
ヒートポンプ
↓
防振ゴム
↓
コンクリート
このようにすると振動が地面に伝わりにくくなり、低周波音が減ります。
壁から距離を取る
ヒートポンプは壁に近いほど音が反響します。
可能であれば
壁から30cm以上離す
ことで騒音が軽減することがあります。
防音パネルを設置する
隣家との距離が近い場合は、防音パネルも効果があります。
ただし注意点があります。
- 完全に囲わない
- 通気を確保する
ヒートポンプは空気を使うため、密閉すると性能が落ちます。
故障の可能性がある低周波音
次のような音は、故障の可能性があります。
急に音が大きくなった
以前は静かだったのに
- 突然音が大きくなった
- 振動が増えた
この場合はコンプレッサー劣化の可能性があります。
ガタガタ音が混ざる
低いブーン音に
- ガタガタ
- カタカタ
が混ざる場合は
- ネジの緩み
- ファン異常
の可能性があります。
エラーコードが出ている
もし低周波音と同時にエラーコードが出ている場合は注意が必要です。
まずはリセットを試してみましょう。
リセットで改善する場合もあります。
寿命による騒音の可能性
エコキュートの寿命は一般的に
10〜15年
と言われています。
寿命が近づくと
- コンプレッサー劣化
- 振動増加
- 騒音増加
が起きることがあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
新しいエコキュートは静音設計
最近のエコキュートは
- 低騒音コンプレッサー
- 防振構造
- 静音ファン
などが採用されています。
そのため、古い機種を使っている場合は交換するとかなり静かになることもあります。
交換費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
低周波音のまとめ
以上、エコキュートの低周波音は大丈夫?ブーン音の原因と対策を解説…というお話でした。
エコキュートの低周波音の主な原因は次の通りです。
- ヒートポンプのコンプレッサー振動
- 壁や地面への振動伝達
- 夜間の静かな環境
- 冬の強運転
軽いブーン音は正常なことが多いですが、
- 急に音が大きくなった
- ガタガタ音がする
- エラーコードが出ている
場合は、故障の可能性もあります。
まずは
- 防振対策
- 設置状況
- エラー表示
を確認し、それでも改善しない場合は点検や交換を検討しましょう。
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