エコキュートで冬にお湯が出ない原因|凍結の見分け方と正しい対処法

冬の寒い朝に、「水は出るのにお湯だけ出ない」「昨日までは普通だったのに急に使えない」となると不安になりますよね。

冬にエコキュートのお湯が出ない原因としてまず疑いたいのが、給水・給湯配管などの凍結です。

ただし、凍結以外にも夜間の沸き上げ不足や湯切れ、本体エラーなどがあるため、症状から順番に切り分けていきましょう。

エコキュートで冬にお湯が出ない原因
目次

結論|冬の朝だけお湯が出ないなら、まず凍結を確認する

冬の寒い朝だけお湯が出ず、気温が上がると自然に復旧する場合は、配管凍結の可能性があります。

一方で、

・朝から残湯量が少ない
・沸き増ししてもお湯が増えない
・エラーコードが出ている
・気温が上がっても復旧しない
・解凍後に水漏れしている

という場合は、凍結だけではなく沸き上げ不良や機器側のトラブルも確認する必要があります。

まずは次の表で、自宅の症状に近いものを確認してください。

症状考えやすい原因
寒い朝だけお湯が出ない配管凍結
昼になると自然に復旧する配管凍結の可能性が高い
水もお湯も出ない給水側の凍結・断水など
水は出るがお湯だけ出ない給湯配管の凍結・給湯側の異常
朝から残湯量が少ない夜間の沸き上げ不足
夜になるとお湯がなくなる湯切れ・使用量
沸き増ししても増えない本体側の不具合
エラーコードが出ているコード内容を確認
復旧後に水漏れする配管破損などの可能性
ヒートポンプ太郎

「冬のお湯トラブルは、まず“凍結なのか、そもそもお湯が作れていないのか”を分けると原因を探しやすくなります。」

まず確認|「水も出ない」のか「水は出るがお湯だけ出ない」のか

冬にお湯が出ないときは、最初に水側の蛇口も確認してください。

ここで原因をかなり絞り込めます。

水もお湯も出ない場合

水側の蛇口まで出ない場合は、

・給水配管の凍結
・断水
・止水栓など給水側の問題

を確認します。

この場合、エコキュート本体だけを疑う必要はありません。

家のほかの蛇口から水が出るか、周辺で断水していないかも確認してみましょう。

水は出るのにお湯だけ出ない場合

水側は普通に出るのに、給湯側だけ出ない場合は、

・給湯配管の凍結
・エコキュート側の給湯異常
・エラー停止

などが考えられます。

特に、

寒い朝だけ発生する
昼になると自然に復旧する

という場合は、給湯配管などの凍結を疑いやすくなります。

冬にエコキュートのお湯が出ない主な原因

ここからは、冬に起こりやすい原因を順番に見ていきましょう。

原因①|給水・給湯配管が凍結している

冬のお湯トラブルでまず確認したいのが配管凍結です。

外気温が0℃以下になるような寒い日には、給水管や給湯管が凍結することがあります。

特に、

・屋外に露出している配管
・風が当たりやすい場所
・日陰になる場所
・保温材が傷んでいる配管

などは凍結の影響を受けやすくなります。

配管内部の水が凍ると、水が流れにくくなったり完全に止まったりするため、お湯が出なくなることがあります。

配管凍結ならこんな症状が出やすい

次のような条件が重なっている場合は、凍結を疑ってみましょう。

・寒波が来た翌朝
・外気温がかなり低い
・朝だけお湯が出ない
・昼になると自然に復旧する
・前日までは正常だった
・冬以外はほとんど症状が出ない

特に、

「朝は出ない→昼には直る」

という症状は、凍結を疑う大きな手がかりになります。

ただし、気温だけで凍結と断定することはできません。

残湯量やエラー表示もあわせて確認しましょう。

原因②|ふろ配管が凍結している

フルオートタイプなどでは、浴槽とエコキュートをつなぐふろ配管も屋外を通っています。

このふろ配管が凍結すると、

・ふろ自動ができない
・追いだきができない
・循環エラーが出る

といった症状が起こることがあります。

この場合、シャワーやキッチンのお湯は使えることもあります。

つまり、

給湯はできるのに、お風呂機能だけ動かない

という場合は、ふろ配管側の凍結も確認したいところです。

エコキュートで追いだきできない原因はこちら

原因③|夜間に十分な量のお湯を沸き上げできていない

冬に「お湯が出ない」と感じても、原因が凍結ではないことがあります。

特に、

朝から残湯量が少ない

場合は、夜間の沸き上げが十分にできていない可能性があります。

考えられるのは、

・沸き上げ設定が少ない
・低外気温で沸き上げに時間がかかっている
・夜間にエラー停止した
・ヒートポンプ側に不具合がある

などです。

朝の残湯量を確認する

冬のお湯トラブルでは、この確認が重要です。

朝起きた時点で、

残湯量が十分あるのにお湯が出ない

なら、凍結や給湯側の問題を疑います。

一方、

朝から残湯量そのものが少ない

なら、夜間に十分なお湯を作れていない可能性があります。

エコキュートが夜間に沸き上げしない原因はこちら

エコキュートの沸き上げ時間が長い原因はこちら

原因④|冬場の湯切れ

冬は夏より湯切れしやすくなることがあります。

エコキュートはタンク内の高温のお湯と水を混ぜて、設定温度のお湯を給湯します。

冬は水道水の温度が低いため、同じ42℃のお湯を使う場合でも、高温のお湯を多く使うことがあります。

さらに、

・シャワー時間が長くなる
・設定温度を高くする
・湯船に入る回数が増える
・追いだきを使う

などで、お湯の使用量自体も増えやすくなります。

そのため、

朝は普通に使えるのに、家族が入浴した夜になるとお湯が出ない

という場合は、凍結よりも湯切れの可能性があります。

湯切れなら沸き増しで改善することがある

リモコンの残湯量が少ない場合は、沸き増しを行います。

沸き増し後に再び正常にお湯が使えるのであれば、単純な残湯不足だった可能性があります。

ただし、毎日のように冬だけ湯切れする場合は、

・沸き上げ設定
・お湯の使用量
・タンク容量
・夜間の沸き上げ状態

も確認しておきましょう。

エコキュートのタンクがすぐ空になる原因はこちら

ヒートポンプ太郎

「冬は“凍結”と“湯切れ”が混同されやすいです。朝から出ないのか、夜になって出なくなるのかを見ると切り分けやすくなります。」

原因⑤|エラーや本体の不具合が発生している

凍結や湯切れではなく、エコキュート本体の不具合によってお湯が出なくなることもあります。

特に注意したいのが、

・気温が上がっても復旧しない
・沸き増ししても残湯量が増えない
・毎日のように症状が繰り返される
・リモコンにエラーコードが表示されている
・異音や水漏れも発生している

といったケースです。

この場合は、

・温度センサー
・循環ポンプ
・制御基板
・ヒートポンプユニット
・給水、給湯系統

などに不具合が発生している可能性があります。

エラーが出ていたら、まずコードを記録する

エラーコードが表示されている場合、すぐに何度もリセットするのではなく、まずコードを記録しておきましょう。

スマートフォンでリモコン画面を撮影しておくと、修理を依頼するときにも役立ちます。

そのうえで、メーカーごとのエラー内容を確認します。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

メーカー指定の対処をしても同じエラーが再発する場合は、一時的な誤作動ではなく部品故障の可能性があります。

ヒートポンプ太郎

「エラーを消すことより、“なぜエラーが出たのか”を確認することの方が大切です。」

冬の霜取り運転は故障ではない

冬になると、ヒートポンプユニットに霜が付着することがあります。

そのため、エコキュートには付着した霜を取り除くための「霜取り運転」があります。

霜取り運転そのものは異常ではありません。

ただし、外気温が低い冬場は夏場よりも沸き上げ条件が厳しくなり、沸き上げに時間がかかることがあります。

その結果、

低外気温

沸き上げに時間がかかる

十分な残湯量を確保できない

お湯が足りなくなる

というケースは考えられます。

「霜取り運転をしているから蛇口のお湯が直接出なくなる」というより、冬場は沸き上げに時間がかかり、結果として残湯不足になることがあると考えると分かりやすいでしょう。

エコキュートの配管が凍結したときの正しい対処法

寒い朝にお湯が出ず、配管凍結が疑われる場合でも、慌てて配管を温める必要はありません。

基本的には、気温が上がって自然に解凍するのを待つのが安全です。

まずは自然解凍を待つ

凍結が原因であれば、外気温が上がるにつれて配管内部の氷が溶け、自然に復旧することがあります。

朝はお湯が出なかったのに、

・午前中には少し出るようになった
・昼頃には通常どおり使えるようになった

という場合は、凍結だった可能性が高くなります。

急いで解凍しようとせず、まずは気温が上がるのを待ちましょう。

メーカー・機種の取扱説明書も確認する

凍結時の対処方法は、メーカーや機種によって異なる場合があります。

そのため、自宅のエコキュートの取扱説明書に凍結時の対処方法が記載されている場合は、その方法を優先してください。

メーカー指定の方法が分からない場合は、無理に配管を触らず自然解凍を待つ方が安全です。

熱湯を配管にかけるのはNG

凍結した配管を早く溶かそうとして、熱湯を直接かけるのは避けましょう。

急激な温度変化によって、

・配管
・継手
・バルブ類

などを傷めるおそれがあります。

特に、凍結している場所が分からないまま熱湯をかけるのはおすすめできません。

「早くお湯を使いたい」という気持ちは分かりますが、無理な解凍は別のトラブルにつながる可能性があります。

お湯が復旧したら水漏れがないか確認する

ここは非常に重要です。

凍結していた配管が解凍されてお湯が出るようになっても、それだけで「問題なし」とは限りません。

凍結によって配管や接続部が傷んでいると、解凍したあとに水漏れが分かることがあります。

復旧後は、

・貯湯タンクユニットの周囲
・ヒートポンプユニットの周囲
・見えている配管
・配管の接続部分
・地面の濡れ方

を確認してください。

少量の水なら正常な排水の場合もある

エコキュートは正常運転中でも水が出ることがあります。

例えば、

・ヒートポンプユニットの結露水
・排水口からの排水
・沸き上げに伴う排水

などです。

そのため、地面が濡れているだけで水漏れと判断することはできません。

一方、

・今まで濡れていなかった場所から水が出る
・配管接続部から水滴が落ち続ける
・水が止まらない
・地面に大量の水が広がる

という場合は注意してください。

エコキュートの下から水が出ている原因はこちら

エコキュートの水漏れはどこから?原因と見分け方はこちら

ヒートポンプ太郎

「凍結トラブルは“解凍したから終わり”ではありません。復旧後の水漏れ確認までセットで考えてください。」

エコキュートの凍結を防ぐ方法

一度凍結すると、翌朝も同じ症状が起こる可能性があります。

特に寒波が数日続く場合は、凍結予防も確認しておきましょう。

配管の保温材を確認する

まず確認したいのが屋外配管の保温状態です。

エコキュートの配管には通常、外気温の影響を受けにくくするための保温材が施工されています。

しかし長期間使用していると、

・保温材が破れている
・紫外線で劣化している
・一部が外れている
・配管が露出している

といった状態になることがあります。

露出部分が見つかった場合は、施工業者などに相談して補修してもらいましょう。

凍結防止ヒーターがある場合は状態を確認する

設置地域や施工方法によっては、配管に凍結防止ヒーターが設置されていることがあります。

ヒーターが設置されていても、

・電源が入っていない
・コンセントが抜けている
・ヒーター自体が劣化している

などでは十分な効果を得られません。

凍結防止ヒーターが設置されている住宅では、冬を迎える前に状態を確認しておくと安心です。

浴槽のお湯を残しておく必要がある機種もある

フルオートタイプのエコキュートでは、外気温が低くなると、ふろ配管の凍結を防ぐために浴槽のお湯を循環させる機種があります。

このタイプでは、浴槽のお湯をすべて抜いてしまうと凍結予防運転が正常に行えない場合があります。

必要な水位や動作条件はメーカー・機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

「冬だから必ず浴槽のお湯を残す」ということではなく、自宅の機種に指定された凍結予防方法に従うことが重要です。

長期間留守にするときは取扱説明書を確認する

冬に旅行や帰省などで長期間エコキュートを使用しない場合も注意が必要です。

電源を切るだけでは、機種によっては凍結防止機能が働かなくなる可能性があります。

長期間使用しない場合には、水抜きなどメーカー指定の処置が必要になることがあります。

自己判断でブレーカーを切るのではなく、取扱説明書の「長期間使用しない場合」「凍結予防」などの項目を確認しましょう。

冬にお湯が出ないときにやってはいけないこと

凍結していると早く直したくなりますが、間違った対処によって状況を悪化させることがあります。

凍結した配管に熱湯をかける

急激な温度変化で配管や部品を傷める可能性があります。

基本は自然解凍またはメーカー指定の方法で対応しましょう。

エラーコードを確認せず何度もリセットする

一度の再起動で復旧する一時的なエラーもあります。

しかし、同じエラーが何度も表示される場合は原因確認が必要です。

エラー番号を記録してから対処してください。

配管やバルブを無理に動かす

凍結した状態では、配管や部品に通常とは異なる力が加わっている可能性があります。

無理にバルブを回したり配管を動かしたりするのは避けましょう。

自己判断でエコキュートの電源を切る

「凍っているから電源を切った方が安全」と考える方もいるかもしれません。

しかし、エコキュートには機種によって凍結予防のための運転機能があります。

電源を切ることで、その機能が働かなくなる場合があります。

取扱説明書に指示がない限り、自己判断で電源を切らない方がよいでしょう。

凍結ではなく故障を疑った方がよいケース

冬にお湯が出なくなっても、寒い時期だからといってすべてが凍結とは限りません。

次のような場合は、エコキュート本体や配管の故障も疑いましょう。

気温が上がっても復旧しない

配管凍結であれば、気温が上がって配管内部の氷が解けることで自然に復旧することがあります。

しかし、

・昼になってもお湯が出ない
・十分に気温が上がっても変化がない
・翌日になっても同じ状態

という場合は、凍結以外の原因も考える必要があります。

特に残湯量が増えていない場合は、夜間の沸き上げ自体が正常にできていない可能性があります。

沸き増ししても残湯量が増えない

湯切れなら、沸き増しを行うことで再びお湯を作ることができます。

ところが、

沸き増しを開始しても残湯量が増えない

場合は注意が必要です。

・ヒートポンプユニット
・温度センサー
・制御基板
・冷媒系統

などの不具合によって、正常に沸き上げできていない可能性があります。

エコキュートが夜間に沸き上げしない原因はこちら

エラーコードが繰り返し表示される

一時的なエラーであれば、メーカー指定の対処によって復旧する場合があります。

しかし、

・同じエラーが何度も出る
・再起動しても再発する
・複数のエラーが出る
・お湯が出ない症状もある

場合は点検を検討しましょう。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

解凍後に水漏れしている

冬のお湯トラブルで特に注意したい症状です。

配管内部の水が凍結すると、凍った水が膨張して配管や接続部に負担をかけることがあります。

解凍後に、

・配管から水が漏れる
・接続部から水滴が続く
・地面に大量の水が広がる
・今まで濡れていなかった場所が濡れている

といった症状があれば、配管破損などの可能性があります。

水漏れが続く場合は放置せず、点検を依頼しましょう。

エコキュートの水漏れはどこから?原因と対処法はこちら

冬のお湯トラブルで修理を依頼した方がよいケース

次のような場合は、自分で対処を続けるより点検を依頼した方が安心です。

・自然解凍を待っても復旧しない
・沸き増ししてもお湯が増えない
・同じエラーコードを繰り返す
・配管から水漏れしている
・異音も発生している
・ブレーカーや漏電遮断器が繰り返し落ちる
・毎年冬になると同じトラブルを繰り返す

特に、水漏れ・焦げ臭さ・漏電遮断器の繰り返し作動などがある場合は、無理に使い続けないようにしてください。

ヒートポンプ太郎

「寒い朝に一度だけお湯が出なかった程度なら凍結の可能性があります。でも、気温が上がっても直らないなら“冬だから”だけで済ませない方がいいですね。」

冬にお湯が出ないときの修理費用の目安

修理費用は、原因や故障箇所によって大きく変わります。

修理内容費用の目安
温度センサーなど1万〜3万円程度
配管修理2万〜6万円程度
循環系統の修理2万〜6万円程度
制御基板3万〜8万円程度
冷媒系統5万〜15万円程度
ヒートポンプ関連8万〜20万円以上になることも

※機種、故障箇所、部品代、出張費、作業内容などによって異なります。

単純な配管補修で済めば比較的安く直せる可能性があります。

一方、ヒートポンプユニットや冷媒系統まで故障している場合は、高額修理になることがあります。

エコキュート修理費の相場と故障箇所別の目安はこちら

凍結による配管破損は早めに点検する

凍結後に水漏れが発生した場合は、「少しくらいだから」と放置しない方がよいでしょう。

水漏れを放置すると、

・水道代が増える
・周囲が常に濡れる
・ほかの部品へ水がかかる
・漏電など別のトラブルにつながる

可能性があります。

ただし、ヒートポンプユニットの結露水など、正常な排水を水漏れと勘違いするケースもあります。

水が出ている場所と量を確認してから判断してください。

修理と交換はどちらを選ぶ?

冬にお湯が出なくなったからといって、すぐにエコキュートを交換する必要はありません。

重要なのは、

原因+使用年数+修理費

の3つです。

使用年数が浅く軽い故障なら修理を優先

例えば、

・設置から5年程度
・今回が初めての故障
・配管補修だけで直る
・センサーなど比較的安い部品交換で済む

のであれば、基本的には修理を検討しやすいケースです。

10年以上+高額修理なら交換費用も比較する

一方、

・使用開始から10年以上
・ヒートポンプ関連の故障
・冷媒系統の修理が必要
・修理費が高額
・以前にも修理している
・エラーや沸き上げ不良も増えている

場合は、交換費用も確認してから判断した方がよいでしょう。

例えば10年以上使用しているエコキュートに10万円以上の修理費をかけても、その後に別の部品が故障する可能性があります。

そのため、

「今回直せるか」だけではなく、「修理後にあと何年使えそうか」

まで考えて判断することが大切です。

エコキュートは修理か交換か?判断基準はこちら

エコキュート交換費用の工事費込み相場はこちら

冬にお湯が出ないときによくある質問

Q. 朝だけお湯が出なくて昼には直ります。故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。

寒い朝に発生し、気温が上がると自然に復旧する場合は、配管が凍結していた可能性があります。

ただし、頻繁に繰り返す場合は配管の保温材なども確認しておきましょう。

Q. 水は出るのにお湯だけ出ないのは凍結ですか?

給湯配管などが凍結している可能性があります。

ただし、エコキュート本体の給湯系統に異常が発生しているケースもあります。

朝だけ発生するのか、気温が上がると直るのか、エラーコードが出ていないかを確認してください。

Q. 凍結した配管に熱湯をかけても大丈夫ですか?

熱湯を直接かけるのは避けましょう。

急激な温度変化によって配管や接続部を傷めるおそれがあります。

基本的には自然解凍を待ち、取扱説明書に凍結時の対処方法が記載されている場合はメーカー指定の方法に従ってください。

Q. エコキュートが凍結したら電源を切った方がいいですか?

自己判断で電源を切らない方がよいでしょう。

機種によっては凍結を防ぐための運転を自動で行うものがあります。

電源を切ると凍結予防機能が働かなくなる場合があるため、取扱説明書を確認してください。

Q. 冬になると毎年お湯が出なくなります。故障ですか?

冬の寒い朝だけ毎年発生するのであれば、機器本体よりも配管の凍結対策に問題がある可能性があります。

保温材の劣化や露出配管、凍結防止ヒーターなどの設置状況を確認してみましょう。

Q. 凍結が直ったあとに水漏れしています。使っても大丈夫ですか?

凍結によって配管や接続部が損傷した可能性があります。

正常な排水かどうかを確認し、明らかに配管などから水が漏れ続けている場合は点検を依頼してください。

Q. 冬だけ残湯量が減るのが早いのは故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。

冬は水道水の温度が低く、同じ設定温度のお湯を使う場合でもタンク内の高温のお湯を多く使用することがあります。

さらにシャワー時間などが長くなると、夏より湯切れしやすくなります。

毎日のように湯切れする場合は、沸き上げ設定やタンク容量も確認しましょう。

Q. 朝から残湯量がほとんどありません。凍結ですか?

凍結よりも、夜間に十分な沸き上げができていない可能性があります。

夜間の沸き上げ設定やエラーコードを確認してください。

沸き増しをしても残湯量が増えない場合は、本体側の不具合も疑われます。

冬のお湯トラブルとあわせて確認したい記事

冬のお湯トラブルは、症状によって原因が異なります。

「冬だから凍結」と決めつけず、自宅の症状に近い記事から確認してみてください。

お湯そのものが出ない

季節に関係なくお湯が出ない場合は、こちらで原因をまとめています。

エコキュートのお湯が出ない原因はこちら

朝になってもお湯が増えていない

夜間に正常な沸き上げができていない可能性があります。

エコキュートが夜間に沸き上げしない原因はこちら

お湯は出るけれど冬だけぬるい

凍結ではなく、冬場の給水温度や沸き上げ状態などが関係している可能性があります。

エコキュートが冬だけぬるい原因はこちら

本体や配管の周りが濡れている

凍結後に水漏れが発生している可能性もあります。

エコキュートの水漏れはどこから?原因と見分け方はこちら

エラーコードが表示されている

エラー番号を確認すると、故障箇所を絞り込める場合があります。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

まとめ|冬にお湯が出ないときは凍結と沸き上げ不良を切り分ける

以上、エコキュートで冬にお湯が出ない原因|凍結の見分け方と正しい対処法…というお話でした。

冬にエコキュートのお湯が出なくなった場合、まず確認したいのが配管凍結です。

特に、

・寒い朝だけ出ない
・前日までは正常だった
・気温が上がると復旧する

という場合は、凍結の可能性があります。

一方、

・朝から残湯量が少ない
・沸き増ししてもお湯が増えない
・エラーコードが繰り返し出る
・気温が上がっても復旧しない
・解凍後に水漏れしている

場合は、凍結以外のトラブルも疑いましょう。

凍結が疑われる場合は、基本的には自然解凍を待ち、メーカーや機種ごとの取扱説明書に指定された対処方法があればそれに従います。

熱湯をかけたり、配管を無理に動かしたりするのは避けてください。

ヒートポンプ太郎

「ポイントは“冬だから故障”でも“冬だから全部凍結”でもないことです。朝の残湯量と、水が出るかどうかを見るだけでもかなり切り分けられます。」

10年以上使っていて冬のトラブルが増えたら修理費と交換費を比較

一度の凍結だけでエコキュートを交換する必要はありません。

ただし、

・使用10年以上
・沸き上げ不良もある
・エラーを繰り返している
・ヒートポンプ関連の高額修理が必要
・過去にも修理している

という場合は、修理だけでなく交換費用も確認しておくと判断しやすくなります。

まず修理費の相場を確認したい方はこちら。

エコキュート修理費の相場を見る

修理か交換か迷っている方はこちら。

エコキュートは修理か交換か?判断基準を見る

交換する場合の総額を確認したい方はこちら。

エコキュート交換費用の工事費込み相場を見る

実際に交換が必要になった場合は、1社だけで決めず、本体価格・工事費・保証まで含めて比較することが大切です。

エコキュート交換のおすすめ業者3社を比較

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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