エコキュートの水漏れはどこから?場所別の原因と正常・故障の見分け方

エコキュートの下や周囲が濡れていると、水漏れではないかと不安になりますよね。
ただし、ヒートポンプの排水や逃し弁からの排水など、正常な水が漏れているように見えることもあります。
この記事では、水漏れがどこからか、水が出ている場所ごとに原因を切り分け、修理が必要かどうか判断するポイントを解説します。

エコキュート水漏れどこから?原因と対処法
目次

結論|水漏れは「どこから出ているか」で判断する

エコキュートの周りが濡れていても、すべてが故障とは限りません。

まず確認したいのは、水の量よりも「どこから出ているか」です。

濡れている場所正常の可能性異常の可能性
ヒートポンプユニット下結露水・霜取りなどの排水内部漏れ
逃し弁・排水口周辺沸き上げ時の排水大量・長時間続く排水
配管接続部低いパッキン・配管劣化
貯湯タンク下排水経路からの水内部部品・接続部の漏れ
本体外装から直接水が出る低い内部漏れの可能性
水漏れ+エラー低い機器異常の可能性
ヒートポンプ太郎

「水の量だけでは判断できません。『どこから』『いつ出ているか』を見ると正常排水か水漏れかを切り分けやすくなります。」

エコキュートには正常に水が出る場所がある

エコキュートは、お湯を作ったりタンクへ貯めたりする過程で水を排出することがあります。

そのため、

「エコキュートの下が濡れている=故障」

ではありません。

特に確認したいのが、

・ヒートポンプユニットからの排水

・沸き上げ時の排水

・逃し弁からの排水

です。

これらは正常動作の範囲で発生することがあります。

一方で、配管接続部や本体内部から常時水が漏れている場合は点検が必要です。

水漏れを見つけたら最初に確認すること

修理を依頼する前に、まず次の3点を確認してみましょう。

どこから出ているか

最も重要です。

ヒートポンプユニットの下なのか、配管なのか、貯湯タンクなのかを確認します。

いつ出ているか

次に、

  • ・沸き上げ中だけ
  • ・お湯を使っているとき
  • ・一日中
  • ・雨の日だけ

など、発生するタイミングを確認します。

どのくらい出ているか

少量の排水なのか、床が広範囲に濡れるほど出ているのかも確認します。

ただし、

「少量だから正常」

とは限りません。

配管接続部から常時ポタポタ漏れている場合などは、少量でも点検を検討した方がよいでしょう。

場所① ヒートポンプユニットの下が濡れている

水漏れと間違えやすい代表的な場所です。

ヒートポンプユニットは、室外機のような形をした機器です。

この下が濡れている場合、正常な排水であることがあります。

ヒートポンプ下の水が正常なことがある理由

エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を作ります。

運転条件によってヒートポンプ内部に水分が発生し、排水されることがあります。

特に寒い時期には霜取り運転などによって水が出ることがあります。

そのため、

・沸き上げ中やその前後

・ヒートポンプユニット下だけが濡れる

・排水経路から水が出ている

・お湯は正常に沸いている

という場合は、故障ではない可能性があります。

ヒートポンプ下でも点検した方がよいケース

次のような場合は注意しましょう。

・以前とは明らかに水量が違う

・配管接続部から水が噴き出している

・本体内部から流れ出しているように見える

・水漏れと同時にエラーが出ている

・お湯が正常に沸かない

この場合は、正常な排水だけではない可能性があります。

ヒートポンプ周辺の水について詳しくはこちらも参考にしてください。

エコキュートのドレンの水が止まらない原因

場所② 逃し弁・排水口から水が出ている

貯湯タンク側の逃し弁や排水口周辺から水が出ている場合もあります。

逃し弁は、タンク内の圧力が高くなりすぎないようにするための部品です。

沸き上げによって水がお湯になると体積が増えるため、圧力調整のために水が排出されることがあります。

沸き上げ中の排水なら正常な場合がある

例えば、

・夜間の沸き上げ中

・一定時間だけ

・排水口から排出されている

という場合は、正常動作の可能性があります。

「水が出ている」という理由だけで故障とは判断できません。

大量の水が長時間出続ける場合は注意

一方、

・沸き上げが終わっても水が止まらない

・以前より排水量が明らかに多い

・一日中流れている

・水道代が急に増えた

という場合は、逃し弁などの不具合も考えられます。

このような状態が続く場合は点検を検討しましょう。

場所③ 配管・接続部から水が漏れている

配管や接続部から水滴が出ている場合は、正常な排水とは分けて考えた方がよいでしょう。

考えられる原因には、

・パッキンの劣化

・接続部分の不具合

・配管の劣化

・凍結などによる損傷

があります。

配管から常時ポタポタ漏れる場合

配管接続部から常に水滴が落ちている場合は、量が少なくても点検を検討しましょう。

放置しても自然に直るとは限りません。

特に、

・漏れる量が増えている

・周辺が常に濡れている

・配管に腐食や変色がある

・冬の凍結後から漏れ始めた

という場合は早めに確認した方がよいでしょう。

ヒートポンプ太郎

「正常な排水は決められた排水経路から出ます。配管の継ぎ目からポタポタ漏れているなら、正常排水とは分けて考えましょう。」

場所④ 貯湯タンクユニットの下が濡れている

大きな貯湯タンクユニットの下が濡れている場合は、少し慎重に確認しましょう。

ヒートポンプユニットの下に水がある場合とは違い、貯湯タンク周辺には、

・給水配管

・給湯配管

・ヒートポンプ配管

・排水配管

・各種弁類

など、複数の水が通る部分があります。

そのため、単純に「タンクの下が濡れている=タンク本体から水漏れしている」とは判断できません。

まず水が流れてきている方向を確認する

確認したいのは、タンクそのものより「水がどこから流れてきているか」です。

例えば排水経路から出た水がタンクの下まで広がっているだけなら、本体の故障とは限りません。

一方、

・タンクの外装内部から水が出てくる

・配管接続部から常時漏れている

・水を拭いてもすぐ濡れる

・時間帯に関係なく水が出続ける

といった場合は、点検した方がよいでしょう。

ヒートポンプ太郎

「タンクの下が濡れているだけでは、タンク本体の水漏れとは断定できません。まず水の出どころを確認することが大切です。」

場所⑤ 貯湯タンク本体の外装から水が出ている

貯湯タンクの下ではなく、外装の内部から直接水が流れてくるように見える場合は注意が必要です。

考えられるのは、

・内部配管からの漏れ

・弁類からの漏れ

・接続部分の劣化

・タンク周辺部品の不具合

などです。

外から見ただけでは、本当に貯湯タンクそのものが破損しているのか、内部の配管や部品から漏れているのか判断できない場合があります。

そのため、本体カバーを自分で外して確認するのは避けましょう。

本当にタンク本体から漏れている場合

点検の結果、貯湯タンクそのものの腐食や損傷による漏水と判断された場合は、高額修理や本体交換になる可能性があります。

特に10年以上使用しているエコキュートでは、今回の修理費だけではなく、ほかの部品の経年劣化も考えて判断する必要があります。

ただし、

「タンクの下から水が出ている」

というだけで交換を決める必要はありません。

まず漏れている場所を特定することが先です。

場所⑥ ヒートポンプ配管から水が漏れている

貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの間には、お湯を作るための配管があります。

この配管や接続部分から水が漏れることもあります。

考えられる原因は、

・接続部分の劣化

・パッキンなどの劣化

・配管そのものの劣化

・凍結による損傷

などです。

保温材が濡れている場合も確認する

配管には保温材が巻かれていることが多いため、内部で水漏れすると保温材が濡れる場合があります。

・保温材がいつも濡れている

・配管の下だけ地面が濡れている

・以前より濡れる範囲が広がっている

といった場合は、配管から漏れていないか確認してもらいましょう。

場所⑦ お風呂側・追いだき配管周辺から水が漏れる

エコキュートの水漏れは、屋外の本体周辺だけとは限りません。

浴槽の循環口や追いだき配管側で不具合が起きる場合もあります。

例えば、

・循環口周辺から水が漏れる

・お湯が減るのが早い

・追いだきが正常にできない

・自動湯はりの動作がおかしい

といった症状が同時に出ている場合は、ふろ配管側の確認も必要です。

本体周辺が濡れていないからといって、水漏れの可能性を完全に否定できるわけではありません。

放置していい水と点検が必要な水漏れの違い

ここまでの内容を整理すると、判断の目安は次のようになります。

状態判断の目安
ヒートポンプ下に運転中だけ水が出る正常排水の可能性あり
寒い日にヒートポンプ下から水が出る霜取りなどによる排水の可能性あり
沸き上げ中に排水口から水が出る正常な場合あり
逃し弁から沸き上げ中に排水される正常な場合あり
配管接続部から常時ポタポタ漏れる点検推奨
保温材が常に濡れている点検推奨
貯湯タンク外装内部から水が出る点検推奨
床が広範囲に濡れるほど漏れている早めに点検
水漏れと同時にエラーが出る点検推奨
水漏れ+焦げ臭い・電装部周辺まで濡れている使用を控えて点検

重要なのは、

「水が出ている=故障」でもなければ、「少量だから大丈夫」でもない

ということです。

水の出ている場所とタイミングをセットで確認しましょう。

水漏れを見つけたときに自分でできること

水漏れを見つけても、慌てて本体を分解する必要はありません。

まずは原因を特定するための情報を集めます。

水が出ている場所を確認する

最初に、

・ヒートポンプユニット

・貯湯タンクユニット

・配管

・排水口

・逃し弁周辺

のどこから水が出ているか確認します。

水が地面を伝っていると、実際の漏水箇所と濡れている場所が離れていることもあります。

可能であれば、水を一度拭き取ってから、どこから再び濡れてくるかを見ると判断しやすくなります。

写真や動画を撮っておく

これはおすすめです。

修理業者が到着したときには水漏れが止まっていることもあります。

そのため、

・漏れている場所

・水量

・水の流れ方

・リモコンのエラー表示

を写真や動画に残しておくと、状況を説明しやすくなります。

ヒートポンプ太郎

「水漏れは業者が来たときに再現しないこともあります。スマホで撮っておくだけでも原因特定の手掛かりになります。」

エラーコードを確認する

リモコンにエラーコードが表示されている場合は、コードを記録しておきましょう。

水漏れとは別の異常が同時に発生している可能性があります。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

水漏れが増えていないか確認する

少量の水滴だったものが、

・ポタポタから流れる状態になった

・濡れる範囲が広がった

・一日中漏れるようになった

など、悪化している場合は早めの点検をおすすめします。

水漏れしたときにやってはいけないこと

本体カバーを開けて修理する

エコキュート内部には電気部品があります。

水漏れ箇所を探すために本体カバーを開けたり、内部部品を触ったりするのは避けましょう。

外から目視できる範囲までにしてください。

配管を無理に締める

接続部分から水が漏れているからといって、工具を使って自己判断で締め直すのもおすすめできません。

配管や継手を傷めたり、別の部分から漏れたりする可能性があります。

水漏れに対して何度もリセットする

水漏れは、リセットだけで直る症状とは限りません。

配管や弁、接続部など物理的な不具合が原因なら、再起動しても根本的な解決にはなりません。

水漏れの場合は、リセットよりも「どこから漏れているか」の確認を優先しましょう。

大量に漏れているのに使い続ける

床が広範囲に濡れるほど水が出ている場合や、明らかに漏水量が増えている場合は、そのまま使い続けない方がよいでしょう。

特に電装部周辺まで濡れている、焦げ臭いにおいがする、ブレーカーが落ちるといった症状がある場合は注意が必要です。

ヒートポンプ太郎

「正常排水なら慌てる必要はありません。ただし『明らかに漏れている』『どんどん増えている』なら、様子見を続ける段階ではありません。」

エコキュートの水漏れで修理を依頼した方がよいケース

正常な排水ではなく、設備からの水漏れが疑われる場合は点検を依頼しましょう。

特に次のような症状は、早めに相談した方がよいケースです。

配管や接続部から水が漏れ続けている

配管の継ぎ目などから常時ポタポタ水が漏れている場合は、

・パッキンの劣化

・継手部分の不具合

・配管の劣化

などが考えられます。

少量でも長期間漏れ続ければ、周囲が常に濡れた状態になります。

自然に直るとは限らないため、点検を検討しましょう。

水漏れの量が徐々に増えている

最初は数滴だった水漏れが、数日後には流れるほどになっている場合も注意が必要です。

劣化したパッキンや配管などは、時間の経過とともに症状が悪化することがあります。

「まだ使えているから」と放置するより、漏水量が増えている段階で点検してもらった方が安心です。

貯湯タンクの内部から水が出ている

貯湯タンクユニットの外装内部から水が流れ出している場合は、外から見えない部分で漏水している可能性があります。

内部配管や弁類などが原因の場合もあるため、

「タンク本体が壊れた」

と自己判断する必要はありません。

ただし、自分でカバーを外して確認するのは避け、点検を依頼しましょう。

水漏れと同時にエラーが出ている

水漏れだけでなくリモコンにエラーコードが表示されている場合は、機器側で異常を検知している可能性があります。

エラーコードを記録し、メーカー別の内容を確認してください。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

水漏れと同時にお湯の調子も悪い

例えば、

・お湯が沸かない

・お湯がぬるい

・タンク残量の減りが早い

・自動湯はりがうまくいかない

・追いだきができない

などが同時に起きている場合は、単なる正常排水ではない可能性が高くなります。

水漏れ箇所だけではなく、エコキュート全体を点検してもらいましょう。

焦げ臭い・ブレーカーが落ちるなどの症状もある

水漏れに加えて、

・焦げ臭いにおい

・煙

・異常な電気音

・ブレーカーが繰り返し落ちる

などがある場合は注意が必要です。

電装部周辺まで水が達している可能性もあるため、無理に運転を続けず点検を依頼してください。

エコキュートの水漏れ修理費はいくら?

水漏れ修理の費用は、漏れている場所によって大きく変わります。

目安としては次のようになります。

修理内容費用の目安
パッキン・接続部などの軽微な修理5,000〜2万円程度
配管修理2万〜6万円程度
弁類の交換1.5万〜4万円程度
ポンプ・内部部品などの修理2万〜8万円程度
タンク本体などの大きな故障高額修理・本体交換を検討

実際の費用は、メーカー、機種、故障箇所、部品代、出張費などによって変わります。

また、

「水漏れしているから配管修理だろう」

と思っていても、点検すると別の部品が原因だったということもあります。

まず漏水箇所を特定してから、修理費を確認することが大切です。

エコキュート修理費の相場と内訳はこちら

水漏れしたエコキュートは修理と交換どちらがいい?

水漏れが発生したからといって、すぐ交換する必要はありません。

判断するときは、

・使用年数

・漏水箇所

・修理費

・これまでの故障歴

・ほかの不具合の有無

を確認します。

使用年数が浅く軽い水漏れなら修理優先

設置からまだそれほど年数が経っておらず、

・パッキン

・接続部

・一部の配管

などの修理で済む場合は、基本的には修理を優先してよいでしょう。

保証期間内であれば、メーカー保証や販売店の延長保証が使える可能性もあります。

修理を依頼する前に保証書も確認してみてください。

10年以上でも水漏れだけで交換を決めない

10年以上使っているエコキュートでも、

「水漏れした=交換」

とは限りません。

例えば軽微な配管修理だけで直るのであれば、修理して使い続ける選択肢もあります。

ただし、

・10年以上使用している

・過去にも修理している

・エラーが増えている

・お湯の温度も不安定

・沸き上げにも時間がかかる

・今回の修理費が高い

といった条件が重なっている場合は、交換費用も確認しておいた方がよいでしょう。

タンク本体の漏水なら交換も比較する

点検の結果、貯湯タンクそのものの腐食や損傷による漏水と確認された場合は、高額な修理になる可能性があります。

古い機種では部品供給の問題もあります。

その場合は修理費だけで判断せず、新しいエコキュートへ交換した場合の総額と比較してみましょう。

ヒートポンプ太郎

「『水漏れした場所』と『使用年数』で判断はかなり変わります。10年を超えていても軽い配管修理なら直す選択肢がありますし、逆に本体側の高額修理なら交換比較をした方が判断しやすくなります。」

エコキュートは修理か交換か?判断基準を見る

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水漏れを放置するとどうなる?

正常な排水であれば問題ありません。

しかし、本当の水漏れを放置すると症状が悪化する可能性があります。

水道代が増える

少量の漏水でも、一日中続けば使用水量が増えます。

「最近、水道代が急に高くなった」

という場合は、見えない場所で水漏れしていないか確認してみましょう。

周囲の建物や設備が濡れる

設置場所によっては、水が基礎や外壁など周囲へ流れることがあります。

長期間濡れ続ける状態は避けたいところです。

別の部品へ影響する可能性がある

内部で漏水している場合は、周辺部品へ水が回る可能性もあります。

特に電装部周辺への漏水が疑われる場合は、早めの点検が必要です。

突然お湯が使えなくなることもある

小さな漏れを放置して症状が進行すると、最終的にエラー停止したり、お湯が使えなくなったりする可能性があります。

完全に使えなくなってから慌てるより、異常な漏水だと分かった段階で対応する方が安心です。

エコキュートの水漏れでよくある質問

Q. ヒートポンプの下がびしょびしょですが故障ですか?

必ずしも故障ではありません。

ヒートポンプユニットは運転条件によって水を排出することがあります。

特に沸き上げ運転や霜取り運転などに伴って水が出ている場合は、正常な可能性があります。

ただし、配管接続部や本体内部から大量に漏れている場合は点検してください。

Q. エコキュートの下から水が出るのは普通ですか?

どの機器の下なのかによって変わります。

ヒートポンプユニット下なら正常排水の可能性があります。

貯湯タンク下の場合は、排水経路から流れてきた水なのか、配管や内部から漏れているのかを確認しましょう。

Q. 逃し弁から水が出ているのは故障ですか?

沸き上げ時には、タンク内の圧力調整に伴って水が排出されることがあります。

そのため、排水そのものは必ずしも故障ではありません。

ただし、沸き上げとは関係なく大量の水が長時間出続けている場合などは点検を検討してください。

Q. ドレンからずっと水が出ていますが大丈夫ですか?

ドレン排水は正常に発生することがありますが、運転状況に関係なく大量の水が出続ける場合は確認が必要です。

ドレン排水だけを詳しく確認したい場合はこちらを参考にしてください。

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Q. 配管からポタポタ水が漏れています。放置しても大丈夫ですか?

配管や接続部から常時水が漏れているのであれば、正常排水とは考えにくいため点検をおすすめします。

少量でも自然に直るとは限りません。

Q. タンクの下が濡れていたら交換ですか?

すぐ交換とは限りません。

排水口から流れてきた水や、接続配管からの漏れである可能性もあります。

まず水がどこから出ているかを確認してください。

本当に貯湯タンクそのものから漏れている場合は、修理費と交換費用を比較して判断します。

Q. 水漏れしていてもお湯を使って大丈夫ですか?

正常な排水であれば通常は問題ありません。

一方、明らかな漏水が続いている場合は状況によって判断が変わります。

特に大量の水漏れ、焦げ臭いにおい、ブレーカーの作動、電装部周辺への漏水などがある場合は使用を続けず、点検を依頼してください。

Q. 水漏れしたら止水栓を閉めた方がいいですか?

大量の漏水が続いている場合は、取扱説明書に記載された緊急時の対応を確認してください。

止水方法やバルブの位置は機種・設置状況によって異なるため、分からない状態で無理に操作するのは避けましょう。

Q. 水漏れは火災保険で修理できますか?

水漏れしたという理由だけで、必ず火災保険が使えるわけではありません。

経年劣化による故障は対象外になることが一般的ですが、凍結や自然災害など原因によって扱いが異なる場合があります。

契約している保険の補償内容を確認してください。

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個別の症状が分かったら、それぞれの記事で詳しい原因を確認すると判断しやすくなります。

まとめ|エコキュートの水漏れは「場所」と「タイミング」で見分ける

以上、エコキュートの水漏れはどこから?場所別の原因と正常・故障の見分け方…というお話でした。

エコキュートの周囲が濡れていても、すべてが故障による水漏れではありません。

ヒートポンプユニットや逃し弁などからは、正常な運転でも水が排出されることがあります。

まず確認したいのは、

  • ・どこから水が出ているか
  • ・沸き上げ中など特定の時間だけか
  • ・一日中漏れているか
  • ・水量が増えていないか
  • ・エラーやお湯の異常も出ていないか

です。

特に、

  • ・配管接続部から常時ポタポタ漏れる
  • ・貯湯タンク内部から水が出ている
  • ・水量がどんどん増える
  • ・床が広範囲に濡れる
  • ・水漏れとエラーが同時に発生する

といった場合は、正常排水ではなく故障の可能性があります。

ヒートポンプ太郎

「水があるだけで交換を考える必要はありません。まず正常な排水か、本当の水漏れなのかを切り分けることが大切です。」

また、10年以上使用しているエコキュートで高額な修理が必要になった場合は、修理だけで即決せず交換費用も確認しておきましょう。

修理費と交換費用の両方を比較すると、どちらがよいか判断しやすくなります。

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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