エコキュートを使っていると、リモコンにエラーコードが表示されて突然お湯が使えなくなることがあります。
しかし、すべてのエラーが故障とは限りません。
一時的な通信異常や停電後の不具合では、リセットによって復旧する場合があります。
ただし、すべてのエラーにリセットが有効とは限らないため、表示されたエラーコードを記録してから操作しましょう。
例えば次のようなケースです。
・一時的な通信エラー
・停電後のエラー
・センサーの一時的な誤作動
こうした場合は、エコキュートをリセット(再起動)することで正常に戻ることがあります。
この記事では
・エコキュートの基本的なリセット方法
・メーカー別のエラー解除方法
・リセットしても直らないときの対処
をわかりやすく解説します。

リセットしてはいけないケース
次の症状がある場合は、リセットを繰り返さず使用を停止してください。
- 焦げたような臭いがする
- 煙が出ている
- 漏電遮断器が何度も落ちる
- 本体や配管から大量に水漏れしている
- 異常に大きな金属音がする
- 電源を入れるとすぐブレーカーが落ちる
これらは電気系統や水漏れの重大な異常が考えられます。
エコキュートの基本的なリセット方法(電源再起動)
まずは最も一般的なリセット方法です。
多くのメーカーで共通している方法になります。
手順
① エコキュートのリモコンを確認する
② エラーコードをメモしておく
③ 分電盤のエコキュート専用ブレーカーを探す
④ ブレーカーを「OFF」にする
⑤ 約1分待つ
⑥ ブレーカーを「ON」に戻す
これでエコキュートが再起動します。
その後、リモコンのエラー表示が消えていれば、正常に復旧しています。
もし再起動しても改善しない場合は、
- ヒートポンプ故障
- 漏電
- 配管トラブル
- 基板異常
などが原因になっているケースもあります。
エコキュートのリセットとは?故障との違い
エコキュートの「リセット」とは、電源を一度切って再起動する操作のことです。
パソコンやスマートフォンと同じように、機械は一時的なエラーで停止することがあります。
そのためメーカーも多くの場合、まず次の対応を推奨しています。
・電源を入れ直す
・エラー解除操作をする
この操作だけで正常に戻るケースも多くあります。
ただし、次のような場合は故障の可能性があります。
・同じエラーが何度も出る
・お湯がまったく出ない
・異音や水漏れがある
この場合は点検や修理が必要になることがあります。
エラーコードが表示されている場合
リセットする前に、まずエラーコードの意味を確認するのがおすすめです。
エラーによっては再起動では直らず、部品交換や修理が必要なケースもあります。
エコキュートのブレーカーはどこにある?
リセットには、エコキュート専用ブレーカーまたは貯湯ユニットの漏電遮断器を使用します。
場所や安全な電源の切り方が分からない場合は、先にこちらをご確認ください。
メーカー別エコキュートのエラー解除方法
エコキュートはメーカーによって、専用のエラー解除操作がある場合があります。
代表的なメーカーを紹介します。
| メーカー | リセット方法 |
|---|---|
| ダイキン | 基本はブレーカー再起動 |
| 三菱 | 機種によってリモコン解除あり |
| パナソニック | 基本はブレーカー再起動 |
三菱エコキュートのリセット方法
三菱エコキュートには、リモコン操作でエラー表示を解除できる機種があります。
ただし、操作方法は機種やリモコンによって異なるため、型番に対応した取扱説明書を確認してください。
一部機種では、「日時設定」または「時計合わせ」と給湯温度スイッチを同時に長押しする方法が採用されています。
▶三菱エコキュート エラーコード一覧|原因と対処法まとめ【完全版】
ダイキン・パナソニックエコキュートのリセット方法
エラーコードごとの対処を確認し、取扱説明書やメーカー窓口から電源再起動を案内された場合に行います。
▶ダイキンエコキュートエラーコード一覧【完全ガイド】H・E・C・U系の原因と対処法・修理費の目安
▶パナソニックエコキュート エラーコード一覧【完全ガイド】H・U・F系の原因と対処法・修理費を解説
リセットしてもエラーが消えない場合
エコキュートは一時的な通信エラーなら再起動で直ることがあります。
しかし、
- ブレーカーを入れ直しても動かない
- 同じエラーが何度も出る
- リモコンが真っ暗のまま
- お湯がまったく出ない
このような場合は別の原因が隠れている可能性があります。
\修理か交換か迷ったら/
リセットしても直らない場合は修理?交換?
リセットしても同じエラーが再発する場合は、一時的な不具合ではなく、基板・センサー・ヒートポンプなどの故障が考えられます。
10年未満なら修理を優先し、10年以上または高額修理になる場合は交換費用も比較すると判断しやすくなります。
リセットしても直らない主な原因
| 原因 | よくある症状 |
|---|---|
| 基板・通信系の故障 | 同じエラーが繰り返す |
| センサー異常 | 温度異常・沸き上げ停止 |
| ヒートポンプ故障 | お湯が作れない |
| 配管凍結 | 冬場にお湯が出ない |
| 漏電・電気系統の異常 | ブレーカーが再び落ちる |
漏電遮断器が何度も作動する場合は、単純に再投入を繰り返すのではなく点検が必要です。
リセットで改善しない場合は、無理に何度も再起動を繰り返さず、原因を切り分けることが大切です。
リセットは何回まで試していい?
リセットは、基本的に1回だけ試すのがおすすめです。
一時的な通信エラーや停電後の不具合であれば、ブレーカーをOFFにして約1分待ち、再度ONにするだけで正常に戻ることがあります。
ただし、
・同じエラーがすぐ再発する
・何度リセットしても改善しない
・ブレーカーを入れるとすぐエラーになる
このような場合は、何度もリセットを繰り返しても改善する可能性は低く、内部部品の故障が考えられます。
何度も電源を入れ直すのではなく、エラーコードを控えたうえでメーカーや修理業者へ相談しましょう。
リセット後に確認すること
リセットが終わったら、正常に復旧しているか次のポイントを確認しましょう。
・エラーコードが消えているか
・リモコンが正常に表示されているか
・お湯が問題なく出るか
・沸き上げ運転が始まっているか
・異音や水漏れがないか
リセット直後は正常に見えても、数時間後や翌日に同じエラーが再発することがあります。
一度改善しても何度も同じ症状を繰り返す場合は、一時的な不具合ではなく基板やヒートポンプなどの故障が原因になっている可能性があります。
特に10年以上使用しているエコキュートでは、修理と交換の両方を比較しながら判断すると後悔しにくいでしょう。
実際の事例|リセットでは直ったが翌日に再発したケース
あるご家庭では、突然リモコンにエラーコードが表示され、お湯が出なくなりました。
メーカーの案内どおりブレーカーをOFFにして約1分後に再起動したところ、一度は正常に復旧しました。
しかし翌日、同じエラーが再発したため点検を依頼したところ、制御基板の故障が判明しました。
このように、リセットで一時的に改善しても同じエラーを繰り返す場合は、内部部品の故障が原因になっている可能性があります。
よくある質問
Q. リセットするとエラーコードが消えました。もう故障ではありませんか?
一時的な通信エラーなどであれば、そのまま正常に使えることもあります。
ただし、同じエラーコードが何度も表示される場合は故障の前兆である可能性があります。一度改善しても数日以内に再発するようなら、点検を依頼することをおすすめします。
Q. リセットすると設定や時計は消えますか?
多くの機種では、一時的にブレーカーをOFFにしても時計や沸き上げ設定は保持されます。
ただし、機種によっては停電後に時計設定が必要になる場合もあるため、再起動後は現在時刻や運転設定を確認しておくと安心です。
Q. 停電した後は必ずリセットした方がいいですか?
基本的には必要ありません。
停電から復旧すると、多くのエコキュートは自動的に通常運転へ戻ります。
ただし、エラーコードが表示されたり、お湯が出なくなったりした場合は、一度リセットを試してみましょう。
Q. 夜中でもリセットして大丈夫ですか?
操作自体は可能ですが、沸き上げ運転中に電源を切るのは避けた方が安心です。
リモコンで沸き上げ中ではないことを確認し、できるだけ運転が終わってからリセットすることをおすすめします。
Q. リセットしても翌日にまたエラーが出ました。もう修理が必要ですか?
同じエラーが短期間で再発する場合は、一時的な不具合ではなく、基板・センサー・ヒートポンプなどの故障が考えられます。
特に10年以上使用しているエコキュートでは、高額修理になるケースもあるため、修理費と交換費用を比較しながら判断するのがおすすめです。
まとめ|エコキュートのエラーはまずリセットを試す
以上、エコキュートのリセット方法|エラー解除と再起動のやり方…というお話でした。
エコキュートでエラーが出た場合、まずは次の対応を試してみましょう。
① エラーコードを確認
② ブレーカーでリセット
③ エラーが消えるか確認
軽いエラーであれば、再起動だけで直ることも多いです。
ただし
・何度もエラーが出る
・お湯が出ない
・10年以上使用
この場合は、修理や交換を検討するタイミングかもしれません。
例えば
- 基板交換:5万円
- ヒートポンプ交換:15万円
などになると、新しいエコキュートへ交換したほうが長期的には安心なケースもあります。
まずは現在の交換費用を確認してみましょう。