エコキュートのブレーカーが落ちる原因7つ|何度も落ちる・夜間だけ落ちるときの対処法

エコキュートのブレーカーが突然落ちたり、ONにしてもすぐ落ちたりして困っていませんか?

原因は漏電やヒートポンプの故障だけでなく、配線の異常や住宅側の電気設備などさまざまです。

この記事では、ブレーカーが落ちる7つの原因と症状別の確認方法、安全な対処法、修理と交換の判断基準を解説します。

ブレーカーの落ちる原因と対処法
目次

エコキュートのブレーカーが落ちる原因は?まず結論

エコキュートのブレーカーが落ちる場合、最初に確認したいのは「どのブレーカーが落ちたのか」という点です。

エコキュートには、住宅の分電盤に設けられた専用ブレーカーと、貯湯ユニット側の漏電遮断器があります。

また、住宅全体の電気を保護する主幹ブレーカーが落ちる場合もあります。

これらは役割が異なるため、落ちたブレーカーによって考えられる原因も変わります。

ブレーカーの種類別|主な原因と確認ポイント

落ちたブレーカー主な原因相談先の目安
住宅の主幹ブレーカー契約容量超過・漏電など、装置の種類による電力会社・電気工事店
エコキュート専用ブレーカー過電流・短絡・漏電など、遮断器の仕様による電気工事店・施工業者
貯湯ユニットの漏電遮断器漏電・絶縁不良・遮断器の異常などメーカー・施工業者
分電盤の漏電遮断器住宅内の電気回路の漏電など電気工事店

※実際には、漏電保護と過電流保護を兼ねる遮断器もあります。原因は遮断器の仕様や電気回路の構成によって異なります。

特に注意したいのは、ブレーカーが落ちたからといって、必ずエコキュート本体が故障しているわけではないことです。

例えば、住宅全体の契約容量に関係する遮断器が落ちた場合は、エコキュート以外の電気機器の使用状況が関係している可能性があります。

一方、貯湯ユニットの漏電遮断器が繰り返し落ちる場合は、機器内部や配線の絶縁不良などが考えられます。

ただし、漏電遮断器は安全装置です。

原因がわからないまま何度もONに戻すことは避けてください。

特に次のような症状がある場合は、専門業者による点検が必要です。

  • ONにしてもすぐ落ちる
  • 夜間の沸き上げ中に繰り返し落ちる
  • 雨の日だけ落ちる
  • 焦げ臭いにおいや異常な音がする
  • 電装部付近に水漏れがある

なお、煙や焦げ臭いにおい、異常な発熱などがある場合は、復旧操作をせず安全を確保してから専門業者へ連絡してください。

エコキュートのどのブレーカーが落ちているか確認する

ブレーカーが落ちる原因を調べるには、最初に遮断された装置を確認することが重要です。

エコキュートのブレーカーには、主に次の3つがあります。

① 住宅の主幹ブレーカーが落ちている場合

住宅の主幹ブレーカーが落ちると、家全体または広い範囲の電気が使えなくなる場合があります。

原因としては、住宅全体の電気使用量や漏電、電気設備の異常などが考えられます。

ただし、主幹ブレーカーの種類によって、遮断される条件は異なります。

例えば、電力契約に関係する遮断装置であれば、住宅全体の電気使用量が契約条件を超えたことが関係する場合があります。

一方、主幹に漏電遮断器が設置されている場合は、住宅内のどこかの回路で漏電が発生している可能性もあります。

つまり、住宅全体のブレーカーが落ちたからといって、エコキュートが原因とは限りません。

エコキュート以外の電気機器も含めた調査が必要になる場合があります。

② エコキュート専用ブレーカーが落ちている場合

エコキュートには、専用の電気回路が設けられているのが一般的です。

住宅の分電盤には「エコキュート」「給湯器」「電気温水器」などと表示された専用ブレーカーが設置されている場合があります。

この専用ブレーカーが落ちる原因には、過電流や短絡、電気回路の異常などが考えられます。

例えば、次のようなケースです。

  • 電源配線の短絡
  • 電気部品の故障
  • 接続部分の異常
  • 専用回路の過負荷
  • ブレーカー自体の不具合

ただし、漏電保護機能を備えた専用ブレーカーの場合は、漏電によって遮断されることもあります。

また、エコキュートは専用回路で接続されるのが一般的なため、電子レンジやエアコンなどの同時使用による住宅全体の契約容量不足と、専用ブレーカーの遮断は分けて考える必要があります。

専用ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、電気工事店や施工業者へ相談しましょう。

③ 貯湯ユニットの漏電遮断器が落ちている場合

エコキュートの貯湯ユニットには、漏電遮断器が設けられている機種があります。

漏電遮断器は、電気が本来の経路以外へ漏れる異常を検知し、電源を遮断するための安全装置です。

この漏電遮断器が落ちる場合は、エコキュート内部の電装部品や配線などに問題が発生している可能性があります。

例えば、次のような原因です。

  • ヒートポンプの電装部品の絶縁不良
  • 電源配線の劣化や損傷
  • 配線接続部分への水分の侵入
  • 漏電遮断器そのものの不具合

ただし、遮断器が落ちたという症状だけで、故障箇所を特定することはできません。

特に繰り返し遮断される場合は、電気回路の絶縁状態を確認する必要があります。

なお、漏電遮断器の位置はメーカーや型番によって異なります。

場所がわからない場合は、次の記事でメーカー別の確認方法を解説しています。

【関連記事】エコキュートの漏電遮断器はどこ?場所・確認方法・落ちる原因

エコキュートのブレーカーが落ちる7つの原因

エコキュートのブレーカーが落ちる原因は、電気回路の異常から機器の故障までさまざまです。

ここでは、代表的な7つの原因を解説します。

ただし、実際の原因を特定するには、どの遮断器が作動したかを確認し、必要に応じて専門的な点検を行う必要があります。

原因① 漏電や絶縁不良が発生している

漏電は、エコキュートの漏電遮断器が落ちる原因の一つです。

本来、電気は決められた配線や電気回路を通って流れます。

しかし、配線の被覆が損傷したり、電気部品の絶縁性能が低下したりすると、本来の経路以外へ電流が漏れることがあります。

このような状態を漏電といいます。

エコキュートで漏電が発生する主な原因には、次のようなものがあります。

  • 電源配線の被覆が損傷している
  • 電装部品の絶縁性能が低下している
  • 配線接続部分に水分が侵入している
  • 長期間の使用で電気部品が劣化している

漏電遮断器は、こうした異常を検知して電源を遮断するためのものです。

そのため、繰り返し落ちる場合は、安全装置が正常に働いている可能性もあります。

漏電遮断器を無理にONに戻すのではなく、専門業者へ点検を依頼しましょう。

原因② ヒートポンプの電装部品が故障している

エコキュートのヒートポンプには、圧縮機やファンモーター、制御基板などの電気部品があります。

これらの部品に絶縁不良などが発生すると、漏電遮断器が作動する場合があります。

特に、夜間の沸き上げ運転が始まるタイミングでブレーカーが落ちる場合は、運転時に作動する部品が関係している可能性があります。

例えば、次のような症状です。

  • 深夜の沸き上げ開始時に落ちる
  • ヒートポンプが動き始めると落ちる
  • 沸き上げ途中で突然停止する
  • 朝になるとリモコンが消えている

ただし、これらの症状だけで圧縮機や制御基板の故障を断定することはできません。

エコキュートの電源回路や配線に問題が発生している可能性もあります。

修理を依頼する際は、ブレーカーが落ちる時間帯や運転状況を伝えると、原因調査の手がかりになります。

原因③ 電源配線の短絡や接続不良

電源配線の短絡や接続部分の異常も、ブレーカーが落ちる原因になります。

短絡とは、本来分かれている電気回路が異常な経路でつながり、大きな電流が流れる現象です。

例えば、配線被覆の損傷などによって短絡が発生すると、過電流保護機能を備えたブレーカーが作動する場合があります。

また、接続部分の緩みや劣化によって異常な発熱が発生することもあります。

ただし、接続不良が発生したからといって、必ずブレーカーが落ちるわけではありません。

接続不良による発熱と、短絡による過電流は異なる現象です。

配線の異常は外観だけでは判断できない場合があるため、専門業者による点検が必要です。

特に、分電盤やエコキュート付近で焦げ臭いにおいがする場合は、むやみに触れないでください。

原因④ 雨水や湿気が電装部に侵入している

エコキュートは屋外に設置されることが多いため、雨や湿気の影響を受ける場合があります。

通常は屋外環境を考慮して設計されていますが、部品の劣化や配線処理の不具合などによって、水分が侵入する可能性があります。

例えば、次のような箇所です。

  • 電源配線の引き込み部分
  • 電装部のカバーやシール部分
  • 配線の接続部分
  • 劣化した配線被覆

水分が侵入すると、絶縁性能が低下し、漏電遮断器が作動する場合があります。

特に、大雨や台風の後だけブレーカーが落ちる場合は注意が必要です。

ただし、雨の日に落ちるからといって、必ず雨水が原因とは限りません。

また、雨がやんで一時的に復旧したとしても、絶縁不良が解消したとは判断できません。

同じ症状を繰り返す場合は、専門業者へ点検を依頼しましょう。

原因⑤ 凍結防止ヒーターなどの電気設備に異常がある

冬場だけブレーカーが落ちる場合は、凍結防止設備などが関係している可能性があります。

寒冷地や凍結しやすい場所では、給水配管などに凍結防止ヒーターが設置されている場合があります。

このヒーターの配線や内部部品に絶縁不良が発生すると、漏電遮断器が作動する可能性があります。

ただし、エコキュート本体の凍結防止機能と、外部に取り付けた凍結防止ヒーターでは、電源回路が異なる場合があります。

そのため、どのブレーカーが落ちているかによって、点検対象も変わります。

特に次のような場合は、凍結防止設備の有無も確認してもらいましょう。

  • 冬場だけブレーカーが落ちる
  • 外気温が低い日に発生する
  • 凍結防止ヒーターが作動する時期に症状が出る

ただし、冬場はヒートポンプの運転時間が長くなることもあるため、凍結防止ヒーターが原因とは限りません。

発生条件を整理して、専門業者へ伝えることが大切です。

原因⑥ 専用回路で過電流が発生している

エコキュートの専用ブレーカーは、過電流や短絡などによって作動する場合があります。

例えば、機器内部の異常によって通常より大きな電流が流れた場合です。

ただし、エコキュートは専用回路で接続されるのが一般的なため、単純に住宅内で多くの家電製品を使ったことが、エコキュート専用ブレーカーの遮断原因になるとは限りません。

ここは、住宅全体の電気使用量と区別する必要があります。

状況考えられること
家全体の電気が止まる契約容量や主幹側の異常など
エコキュート専用回路だけ落ちる専用回路や機器側の異常など
貯湯ユニットの漏電遮断器だけ落ちる漏電・絶縁不良など

専用ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、単純に契約アンペア数を増やせば解決するとは限りません。

また、ブレーカーの容量を勝手に大きくすることは危険です。

配線の許容電流や機器の仕様に合わせた適切な保護が必要なため、電気工事店などへ相談してください。

原因⑦ ブレーカー自体が故障している

ブレーカー自体の不具合によって、正常に電源を供給できなくなる場合もあります。

ブレーカーは安全装置ですが、長期間の使用や内部部品の劣化などによって不具合が発生する可能性があります。

例えば、次のような症状です。

  • レバーが正常に操作できない
  • テストボタンが正常に作動しない
  • 点検で遮断器自体の異常が確認された

ただし、ブレーカーがONにならない原因が、必ずブレーカー自体の故障とは限りません。

電気回路に異常が残っているために遮断されている場合もあります。

そのため、ブレーカー交換だけで解決するかどうかは、専門業者による点検後に判断します。

また、ブレーカーの交換や配線の修理は、必要な資格を持つ専門業者へ依頼してください。

エコキュートのブレーカーが何度も落ちる場合は、原因を特定するまで再投入を繰り返さないことが重要です。

エコキュートのブレーカーが落ちたときに最初に確認すること

エコキュートのブレーカーが落ちた場合、すぐにONへ戻そうとするのは避けましょう。

ブレーカーは、電気回路に異常が発生したときに電源を遮断する安全装置です。

そのため、漏電や短絡などが原因で落ちている場合、原因を解消せずに再投入すると感電や機器の損傷につながるおそれがあります。

まずは安全を確認し、どのブレーカーが落ちたのか、いつ落ちたのかを整理することが重要です。

① 焦げ臭さ・煙・水漏れなどがないか確認する

最初にエコキュート周辺の状態を確認しましょう。

特に注意したいのは次のような症状です。

  • 焦げ臭いにおいがする
  • 本体や配線付近から煙が出ている
  • 電装部付近に水漏れがある
  • ブレーカー周辺が異常に熱い
  • 本体から異常な音が発生している

このような症状がある場合は、電気設備の異常が考えられます。

ブレーカーや本体に無理に触れず、メーカーや専門業者へ連絡してください。

煙や火災のおそれがある場合は、安全な場所へ離れ、必要に応じて消防へ通報しましょう。

なお、ヒートポンプユニットの下から水が出ている場合は、結露水や霜取り運転による正常な排水の可能性もあります。

ただし、電装部への浸水が疑われる場合は、正常な排水と自己判断しないことが大切です。

② どのブレーカーが落ちたのか確認する

次に、遮断されたブレーカーを確認します。

主に確認したいのは次の3つです。

  • 住宅の主幹ブレーカー
  • エコキュート専用ブレーカー
  • 貯湯ユニットの漏電遮断器

住宅の主幹ブレーカーが落ちた場合は、エコキュート以外の電気回路が関係している可能性もあります。

一方、エコキュート専用ブレーカーや貯湯ユニットの漏電遮断器が落ちている場合は、エコキュートの電源回路や機器内部の異常が考えられます。

ただし、どのブレーカーが落ちたかだけで故障箇所を断定することはできません。

特に、貯湯ユニットの漏電遮断器が繰り返し落ちる場合は、専門的な絶縁点検が必要になることがあります。

③ ブレーカーが落ちたタイミングを確認する

ブレーカーが落ちるタイミングは、原因を調べる際の重要な手がかりになります。

例えば、次のような違いがあります。

ブレーカーが落ちるタイミング考えられる原因
ONにするとすぐ落ちる漏電・短絡・電源回路の異常
夜間の沸き上げ開始時ヒートポンプ関連の異常など
沸き上げの途中運転中の電装部品の異常など
雨の日・雨上がり水分侵入による絶縁不良など
冬場だけ凍結防止設備や運転条件の影響など
不規則に落ちる配線・電装部品・遮断器の不具合など

※原因はあくまで可能性です。実際の故障箇所を特定するには点検が必要です。

例えば、毎晩同じ時間帯にブレーカーが落ちる場合は、その時間帯に作動する機器や電気回路が関係している可能性があります。

ただし、原因を確認するために何度もブレーカーをONに戻し、症状を再現させることは避けましょう。

発生時刻や運転状況を記録しておくと、専門業者による原因調査に役立ちます。

エコキュートのブレーカーがONにしてもすぐ落ちる場合

ブレーカーをONにしても、すぐにOFFへ戻ってしまう場合は注意が必要です。

電気回路に異常が残っている可能性があるため、繰り返し操作しないようにしましょう。

特に、漏電遮断器が再び落ちる場合は、漏電や絶縁不良などが考えられます。

電源を入れた直後に落ちる原因

ブレーカーをONにした直後に遮断される場合、次のような原因が考えられます。

  • 電源配線の短絡
  • 電装部品の絶縁不良
  • 制御基板や電源回路の異常
  • 漏電遮断器自体の不具合

ただし、遮断器の種類によって作動する条件は異なります。

例えば、配線用遮断器は主に過電流や短絡を検知して作動します。

一方、漏電遮断器は漏電による異常電流を検知して作動します。

そのため、原因を調べるには、どの遮断器が作動しているかを確認する必要があります。

また、ブレーカーが落ちるタイミングだけで故障箇所を確定することはできません。

すぐ落ちる場合は再投入を繰り返さない

ブレーカーをONにしてもすぐ落ちる場合は、それ以上の操作を繰り返さないでください。

ダイキンでは、ブレーカーや漏電遮断器が作動した場合、絶縁点検を行わずに再投入すると機器が損傷するおそれがあると注意しています。

また、三菱電機も、漏電遮断器が再び「切」になる場合は、据付工事店や販売店へ連絡するよう案内しています。

そのため、次のような操作は避けましょう。

  • 何度もブレーカーをONに戻す
  • 遮断される原因を調べるために繰り返し通電する
  • ブレーカーの容量を勝手に変更する
  • 漏電遮断器を通さずに電源を接続する

ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、電気工事店やメーカーなどへ点検を依頼してください。

エコキュートのブレーカーが夜間だけ落ちる原因

エコキュートのブレーカーが夜間だけ落ちる場合は、夜間の沸き上げ運転との関係を確認する必要があります。

エコキュートは、電力料金プランや運転設定によって、夜間にヒートポンプを動かしてお湯を沸かす機種があります。

そのため、夜間の沸き上げ開始時や運転中に、電気回路の異常が発生する場合があります。

ただし、夜間に落ちるからといって、必ずヒートポンプの故障とは限りません。

沸き上げ開始時にブレーカーが落ちる

ヒートポンプの沸き上げ運転が始まると、圧縮機やファンモーターなどが作動します。

これらの電装部品に絶縁不良などがある場合、運転開始時に漏電遮断器が作動する可能性があります。

例えば、次のような症状です。

  • 深夜になるとブレーカーが落ちる
  • 沸き上げ開始のタイミングで電源が切れる
  • 朝起きるとリモコンの表示が消えている
  • 夜間に沸き上げできず、お湯が増えていない

ただし、これらの症状だけで圧縮機やファンモーターの故障と断定することはできません。

電源回路や配線、制御基板などに原因がある場合もあります。

ブレーカーが落ちた時刻と、沸き上げ設定の時間帯を整理して専門業者へ伝えるとよいでしょう。

沸き上げ途中にブレーカーが落ちる

沸き上げ運転が始まってから一定時間経過した後に、ブレーカーが落ちる場合もあります。

この場合は、運転中の電装部品や配線などに問題がある可能性があります。

また、機器の温度変化や振動などが関係する不具合も考えられます。

ただし、症状だけで故障箇所を特定することはできません。

原因を調べるには、専門業者による運転状態の確認や絶縁点検などが必要です。

夜間に落ちるからといって契約アンペア不足とは限らない

エコキュートのブレーカーが夜間に落ちる場合、電力契約の容量不足を疑う方もいるでしょう。

しかし、住宅全体の主幹ブレーカーが落ちる場合と、エコキュート専用ブレーカーが落ちる場合では原因が異なります。

エコキュートは専用回路で接続されるのが一般的なため、専用ブレーカーが落ちる場合は、機器や専用回路の異常も考える必要があります。

単純に契約アンペア数を増やせば解決するとは限りません。

まずはどのブレーカーが落ちているのかを確認しましょう。

エコキュートのブレーカーが雨の日だけ落ちる原因

雨の日や雨上がりにブレーカーが落ちる場合は、水分の侵入による絶縁不良が考えられます。

エコキュートは屋外で使用する設備ですが、配線や電装部品の劣化などによって、水分の影響を受ける場合があります。

雨水の侵入による絶縁不良

例えば、次のような箇所に水分が侵入すると、絶縁性能が低下する可能性があります。

  • 電源配線の接続部分
  • 電装部品の収納部分
  • 配線の引き込み部分
  • 劣化した防水部材や配線被覆

特に、台風や大雨の後から症状が発生する場合は注意が必要です。

ただし、雨の日にブレーカーが落ちるというだけで、雨水の侵入が原因と断定することはできません。

雨がやんでも安全とは限らない

雨の日に漏電遮断器が落ちても、晴れた日には正常に動作する場合があります。

しかし、乾燥によって一時的に症状が出なくなったとしても、電気回路の絶縁状態が正常に戻ったとは限りません。

水分が侵入した箇所に汚れや腐食が残っている場合もあります。

そのため、雨の日だけ繰り返し遮断される場合は、再通電を試すのではなく、専門業者へ点検を依頼しましょう。

エコキュートのブレーカーが冬場だけ落ちる原因

冬場だけブレーカーが落ちる場合は、気温低下によって作動する設備や、冬場特有の運転条件が関係している可能性があります。

代表的なのは、凍結防止設備やヒートポンプの運転です。

凍結防止ヒーターの不具合

寒冷地や凍結しやすい場所では、給水配管などに凍結防止ヒーターが設置されている場合があります。

このヒーターや電源配線に絶縁不良が発生すると、漏電遮断器が作動する可能性があります。

ただし、外部に取り付けた凍結防止ヒーターと、エコキュート本体では電源回路が異なる場合があります。

そのため、どのブレーカーが落ちているかによって、点検対象も変わります。

冬場だけ遮断される場合は、凍結防止設備の有無も専門業者へ伝えましょう。

冬場の沸き上げ運転による影響

冬場は外気温や水道水の温度が低くなるため、夏場より沸き上げに時間がかかる場合があります。

そのため、ヒートポンプの運転時間が長くなり、電装部品が作動する時間も増える傾向があります。

もともと電装部品や配線に不具合がある場合は、冬場の運転条件で症状が表面化する可能性があります。

ただし、冬場の運転時間が長いこと自体が、正常なブレーカーを落とす直接の理由になるわけではありません。

繰り返し遮断される場合は、電気回路の点検が必要です。

冬場にブレーカーを切る場合は凍結にも注意

冬場は、ブレーカーの操作によって配管の凍結防止機能が停止する場合があります。

そのため、漏電などの危険がある場合を除き、安易に長時間電源を切ったままにすることも避けたいところです。

ただし、漏電や電気回路の異常が疑われる場合に、凍結防止のためだけに無理に通電してはいけません。

電気的な安全確保を優先し、凍結防止の方法についてはメーカーや施工業者に相談してください。

エコキュートのブレーカーが落ちたときに自分でできること

ブレーカーが落ちた場合でも、自分で確認できることはあります。

ただし、安全装置を操作して故障を調べるのではなく、外観や発生状況などを確認することが中心です。

① リモコンのエラーコードを確認する

リモコンにエラーコードが表示されている場合は、番号を控えておきましょう。

メーカーや機種によって、エラーコードの意味は異なります。

また、ブレーカーが落ちてリモコンが消えている場合は、無理に通電してエラーを確認する必要はありません。

遮断前にエラーが表示されていた場合は、その番号を修理業者へ伝えましょう。

② ブレーカーが落ちた時刻を記録する

ブレーカーが落ちた時刻や、そのときの状況を記録しておくと原因調査に役立ちます。

例えば、次のような内容です。

記録する項目記録例
発生日時午前2時ごろ
天候雨・晴れ・雪
気温寒い日・暑い日など
運転状況夜間沸き上げ中
落ちたブレーカー貯湯ユニットの漏電遮断器
エラー表示表示なし・番号あり
発生回数初回・繰り返し

このような情報があれば、修理業者も点検対象を絞り込みやすくなります。

ただし、原因調査のために意図的に電源を入れ直して再現させることは避けましょう。

③ メーカーと型番を確認する

エコキュートのメーカーと型番も確認しておきましょう。

型番は、貯湯ユニットに貼られている銘板などに記載されています。

メーカーと型番がわかれば、取扱説明書や修理情報を確認しやすくなります。

ただし、型番確認のために電装部のカバーを取り外す必要はありません。

また、設置場所が狭い場合や、危険な状態になっている場合は、無理に本体へ近づかないでください。

④ 保証期間と設置年数を確認する

修理を依頼する前に、メーカー保証や延長保証の有無を確認しましょう。

エコキュートには、メーカー保証のほか、販売店や施工業者による延長保証が付いている場合があります。

保証対象の故障であれば、修理費用の負担を抑えられる可能性があります。

また、設置から10年以上経過している場合は、修理部品の供給状況も確認する必要があります。

ただし、使用年数が長いからといって、すぐに本体交換が必要になるわけではありません。

まずは原因を特定し、修理費用を確認することが大切です。

ブレーカーが落ちたときにやってはいけないこと

エコキュートのブレーカーが落ちた場合、誤った操作によって故障や事故につながるおそれがあります。

特に次の5つは避けてください。

① ブレーカーを何度もONに戻す

ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、電気回路に異常が残っている可能性があります。

何度も再投入すると、感電や機器の損傷につながるおそれがあります。

原因がわからない場合は、無理に復旧せず点検を依頼しましょう。

② 漏電遮断器を無効にする

漏電遮断器は、漏電による感電などを防ぐための安全装置です。

ブレーカーが落ちるからといって、漏電遮断器を取り外したり、回路を短絡させたりしてはいけません。

安全装置を無効にした状態で使用すると、重大な事故につながるおそれがあります。

③ ブレーカーの容量を勝手に変更する

ブレーカーが落ちる場合、容量の大きなものへ交換すればよいと考える方もいるかもしれません。

しかし、ブレーカーの容量は、配線の許容電流や接続する機器の仕様などを考慮して選定されています。

勝手に容量を大きくすると、配線を適切に保護できなくなるおそれがあります。

ブレーカーの交換や容量変更は、必要な資格を持つ専門業者へ依頼してください。

④ 電装部を分解して修理する

エコキュートには高電圧の電気回路があります。

利用者自身が制御基板や電源配線などに触れることは危険です。

また、ヒートポンプ内部には圧縮機やインバーターなどの電装部品があります。

外板や電装部のカバーを取り外して点検することは避けましょう。

⑤ 雨がやんだだけで再通電する

雨の日にブレーカーが落ちた場合、雨がやめば正常に戻ると考える方もいるでしょう。

しかし、水分が乾燥して一時的に症状が出なくなっても、絶縁不良が解消したとは限りません。

特に、雨の日に繰り返し漏電遮断器が落ちる場合は、専門業者による点検が必要です。

エコキュートのブレーカーが落ちたらどこに相談する?

ブレーカーが落ちる場合、相談先は故障が疑われる場所によって異なります。

住宅の分電盤に問題がある場合

住宅の主幹ブレーカーや分電盤に異常がある場合は、電気工事店などへ相談しましょう。

契約容量や電力供給に関係する問題であれば、電力会社への確認が必要になる場合もあります。

特に、住宅全体の電気が使えない場合は、まず停電情報を確認してください。

エコキュート専用ブレーカーが落ちる場合

エコキュート専用ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、施工業者や電気工事店へ相談する方法があります。

電源配線や専用回路に異常がある可能性があるためです。

ただし、エコキュート本体の故障が関係している場合は、メーカーによる点検も必要になることがあります。

貯湯ユニットの漏電遮断器が落ちる場合

貯湯ユニットの漏電遮断器が繰り返し落ちる場合は、エコキュートメーカーや施工業者へ相談しましょう。

特に、夜間の沸き上げ運転中に遮断される場合は、ヒートポンプを含めた点検が必要になる可能性があります。

ただし、漏電遮断器が落ちたという症状だけで、エコキュート本体の交換が必要になるわけではありません。

まずは故障箇所を特定し、修理できるか確認することが大切です。

ブレーカーが落ちて電源が入らない場合は?

エコキュートのブレーカーが落ちると、リモコンが真っ暗になったり、沸き上げができなくなったりする場合があります。

ただし、ブレーカーが正常でも、リモコンや制御基板などの不具合によって電源が入らないことがあります。

そのため、ブレーカーが落ちていないのにエコキュートが動かない場合は、別の原因を確認する必要があります。

【関連記事】エコキュートの電源が入らない原因|リモコンが真っ暗なときの対処法

ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、安全のため原因調査を優先してください。

特に、漏電や絶縁不良が疑われる場合は、修理費用や交換費用を調べる前に、安全な状態を確保することが大切です。エコキュートのブレーカーが落ちる場合の修理費用

エコキュートのブレーカーが何度も落ちる場合、気になるのが修理費用です。

ただし、ブレーカーが落ちる原因は漏電遮断器そのものの故障だけではありません。

電源配線の絶縁不良やヒートポンプの電装部品、制御基板などに問題が発生している場合もあります。

そのため、修理費用は故障箇所によって大きく異なります。

ブレーカーが落ちる場合の修理費用目安

故障箇所主な修理内容費用の目安
漏電遮断器点検・遮断器交換現地点検後に見積もり
電源配線絶縁不良箇所の修理・配線交換現地点検後に見積もり
制御基板基板の点検・交換故障箇所により異なる
ヒートポンプ圧縮機・電装部品などの修理高額になる場合あり
専用ブレーカー遮断器・専用回路の点検や修理電気工事店などに確認

※漏電遮断器が繰り返し落ちる症状について、すべてのメーカーに共通する修理金額はありません。

修理費用を正確に判断するには、どの部分が故障しているのかを特定する必要があります。

特に、住宅側の専用ブレーカーや電源配線に原因がある場合は、エコキュート本体を交換しても解決しない可能性があります。

まずは故障原因を確認し、必要な修理内容と費用を見積もってもらいましょう。

ダイキンの公式修理費用は参考になる?

ダイキン工業では、エコキュートの症状別修理料金を公表しています。

例えば、漏電遮断器が正常なのにエコキュートが運転しない場合、修理料金は49,000〜64,000円(税込)が一つの目安として案内されています。

ただし、この金額は漏電遮断器が正常な場合の修理費用です。

漏電遮断器が繰り返し落ちる場合の修理費用として、そのまま使用することはできません。

また、実際の費用は機種や故障箇所、設置条件によって異なります。

修理費用はメーカーや専門業者による点検後に確認しましょう。

修理を見送っても点検費用が発生する場合がある

エコキュートの修理では、現地で故障箇所を調査することがあります。

メーカーによっては、点検後に修理を見送った場合でも、出張料や点検費用が発生します。

特に、10年以上使用しているエコキュートでは、修理部品の供給が終了している場合もあります。

修理を依頼する前に、次の内容を確認しておきましょう。

  • 出張料と点検費用
  • 修理を見送った場合の費用
  • メーカー保証・延長保証の有無
  • 修理部品の供給状況
  • 修理後の保証内容

ブレーカーが落ちる場合はメーカーと電気工事店のどちらに依頼する?

相談先は、どのブレーカーが落ちているかによって異なります。

状況相談先の目安
住宅全体のブレーカーが落ちる電気工事店・電力会社
エコキュート専用ブレーカーが落ちる電気工事店・施工業者
貯湯ユニットの漏電遮断器が落ちるエコキュートメーカー・施工業者
ヒートポンプの故障が疑われるメーカー・修理対応業者
原因がわからない設置した施工業者など

エコキュート専用ブレーカーが落ちる場合は、専用回路や電源配線の異常が考えられます。

一方、貯湯ユニットの漏電遮断器が繰り返し落ちる場合は、エコキュート本体の電装部品などに原因がある可能性があります。

ただし、ブレーカーが落ちた場所だけで、故障箇所を確定することはできません。

特に漏電が疑われる場合は、何度も電源を入れ直さず、専門業者による点検を優先しましょう。

ブレーカーが落ちるエコキュートは修理と交換どちらがおすすめ?

ブレーカーが落ちる場合でも、必ずしもエコキュート本体を交換する必要はありません。

例えば、漏電遮断器や住宅側の配線に原因がある場合は、その部分の修理で改善する可能性があります。

一方、ヒートポンプの主要部品が故障していて高額な修理が必要な場合は、本体交換も選択肢になります。

使用年数別の修理・交換判断

使用年数判断の目安
5年未満保証を確認し、修理を優先
5〜9年故障箇所と修理費用を確認
10〜12年修理費と交換費を比較
13〜15年高額修理なら交換も積極的に検討
15年以上部品供給状況を確認し、交換も検討

※使用年数だけで修理か交換かを決めるものではありません。

例えば、設置から12年経過していても、漏電遮断器の交換だけで直るのであれば、本体を交換する必要性は低いでしょう。

一方、同じ12年目でもヒートポンプの圧縮機などに高額修理が必要な場合は、交換も比較する価値があります。

修理費用と本体交換費用を比較する

例えば、次のようなケースを考えてみましょう。

項目修理する場合交換する場合
費用例10万円40万円
機器本体現在の機器を継続使用新品に交換
他の部品の経年劣化残る本体更新で解消
保証修理内容による新しい製品保証
今後の故障リスク使用年数に応じて残る経年劣化によるリスクを低減

※金額は比較方法を説明するための仮定であり、実際の見積額ではありません。

この例では、修理と交換の差額は30万円です。

修理後も長く使えるのであれば、修理の方が経済的でしょう。

ただし、10年以上使用していて、過去にも何度か故障している場合は、今後の修理費用も考慮する必要があります。

【関連記事】エコキュート故障は修理と交換どっち?迷ったときの判断基準

高額修理が必要なら交換費用も確認する

故障原因を調査した結果、ヒートポンプなどの高額修理が必要と判明した場合は、交換費用も比較しておきましょう。

エコキュートの交換費用は、メーカーや機種、タンク容量、設置条件によって異なります。

本体価格だけでなく、既存機器の撤去費用や配管工事、電気工事などを含めた総額で判断することが大切です。

【関連記事】エコキュート交換費用の工事費込みリアル相場

10年以上使用していて高額修理が必要なら、交換費用も比較してみましょう。

ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、まず安全を確保し、故障原因を調査することが必要です。

点検の結果、本体交換を検討する状況になった場合は、工事費込みの交換費用も確認しておくと判断しやすくなります。

よくある質問

Q. エコキュートのブレーカーが何度も落ちる原因は何ですか?

漏電や配線の短絡、ヒートポンプの電装部品の故障などが考えられます。

ただし、住宅の主幹ブレーカーとエコキュート専用ブレーカー、貯湯ユニットの漏電遮断器では、作動する原因が異なります。

まずはどのブレーカーが落ちているか確認しましょう。

繰り返し落ちる場合は、再投入せず専門業者へ点検を依頼してください。

Q. ブレーカーをONにしてもすぐ落ちる場合はどうすればいいですか?

何度もONに戻さず、メーカーや施工業者、電気工事店へ相談してください。

漏電や短絡などの異常が残っている可能性があります。

特に貯湯ユニットの漏電遮断器が繰り返し落ちる場合は、絶縁不良などが考えられます。

Q. 夜間だけブレーカーが落ちるのはなぜですか?

夜間の沸き上げ運転が関係している可能性があります。

沸き上げ時には、ヒートポンプの圧縮機やファンモーターなどが作動します。

これらの電装部品や電源回路に異常があると、運転開始時や運転中に遮断される場合があります。

ただし、夜間に落ちるという症状だけでヒートポンプの故障とは断定できません。

Q. 雨の日だけブレーカーが落ちるのは故障ですか?

水分の侵入による絶縁不良などが考えられます。

ただし、雨の日に落ちるというだけで原因を特定することはできません。

雨がやんで一時的に症状が出なくなっても、異常が解消したとは限らないため、専門業者へ点検を依頼しましょう。

Q. 冬場だけブレーカーが落ちるのはなぜですか?

凍結防止ヒーターなどの電気設備や、冬場の沸き上げ運転が関係している可能性があります。

ただし、外部に設置された凍結防止ヒーターとエコキュート本体では、電源回路が異なる場合があります。

発生した時間帯や、どのブレーカーが落ちているかを確認して専門業者へ伝えましょう。

Q. エコキュートのブレーカーが落ちたら自分で復旧できますか?

メーカーが指定する特定の条件では、利用者による復旧操作が案内されている場合があります。

ただし、漏電や短絡が疑われる場合は、安易に再投入してはいけません。

特に何度も落ちる場合や、焦げ臭いにおい、水漏れなどの異常がある場合は、復旧操作を避けて専門業者へ相談してください。

Q. ブレーカーが落ちる場合、エコキュート本体の交換が必要ですか?

必ずしも本体交換が必要になるわけではありません。

住宅側の配線やブレーカーに原因がある場合は、その部分の修理で改善する可能性があります。

一方、ヒートポンプの主要部品が故障していて、修理費用が高額になる場合は、本体交換も検討する価値があります。

まずは故障箇所と修理費用を確認しましょう。

Q. ブレーカーが落ちたらお湯は使えますか?

ブレーカーが落ちると、エコキュートへの電源供給が停止する場合があります。

そのため、タンク内にお湯が残っていても、正常に給湯できなくなることがあります。

特に漏電や電気回路の異常が疑われる場合は、無理に使用しないでください。

Q. エコキュートのブレーカーが落ちる場合、修理費はいくらですか?

修理費用は故障箇所によって異なります。

漏電遮断器や電源配線の修理で済む場合もあれば、ヒートポンプの電装部品などの修理が必要になる場合もあります。

そのため、ブレーカーが落ちるという症状だけでは修理費用を一律に示せません。

専門業者による点検後に、正式な見積もりを確認しましょう。

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まとめ|ブレーカーが繰り返し落ちる場合は点検を優先

以上、エコキュートのブレーカーが落ちる原因と対処法についてのお話でした。

エコキュートのブレーカーが落ちる原因には、漏電や配線の短絡、ヒートポンプの電装部品の故障などがあります。

ただし、住宅の主幹ブレーカーとエコキュート専用ブレーカー、貯湯ユニットの漏電遮断器では、考えられる原因が異なります。

まずは次の項目を確認しましょう。

  • どのブレーカーが落ちたのか
  • ONにしてもすぐ落ちるのか
  • 夜間の沸き上げ中に落ちるのか
  • 雨の日や冬場だけ発生するのか
  • 焦げ臭さや水漏れなどがないか
  • 使用年数と保証期間

特に、ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、原因を確認せず何度もONに戻さないことが大切です。

また、ブレーカーが落ちたからといって、必ずエコキュート本体を交換する必要はありません。

住宅側の電気設備や漏電遮断器の修理で改善する場合もあります。

一方、10年以上使用していて高額な修理が必要と判明した場合は、本体交換も選択肢になります。

故障箇所と修理費用を確認し、必要に応じて交換費用も比較して判断しましょう。

エコキュート本体の交換が必要になった方へ

本体交換を検討する場合は、工事費込みの総額だけでなく、保証内容や施工実績も比較することが大切です。

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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