エコキュートの電源が入らない原因|リモコンが真っ暗・無反応のときの対処法

エコキュートのリモコンが突然真っ暗になり、電源が入らないと故障を疑ってしまいますよね。
ただし、停電やブレーカー、漏電遮断器などが原因で、一時的に通電していないだけのケースもあります。
この記事では、電源が入らないときに確認する順番と、修理が必要なケースを分かりやすく解説します。

エコキュート電源入らない原因と対処法
目次

結論|リモコンが真っ暗なら、まず電源供給を確認する

エコキュートの電源が入らず、リモコンも真っ暗な場合は、最初にブレーカーや停電などの電源まわりを確認します。

本体故障とは限りません。

まずは現在の状態を確認してみましょう。

症状考えられる原因最初に確認すること
台所・浴室リモコンが両方真っ暗停電・ブレーカー・本体電源専用ブレーカー
片方のリモコンだけ真っ暗リモコン・通信配線などもう片方のリモコン
停電後から真っ暗停電復旧・ブレーカー住宅全体の電気
ブレーカーを戻してもすぐ落ちる漏電・内部異常など再投入を繰り返さない
ブレーカー正常でも完全に無反応配線・基板など点検を検討
リモコンは点くが運転しない別の症状再起動できない原因を確認
ヒートポンプ太郎

「リモコンが真っ暗なら、まず『エコキュートまで電気が来ているか』を確認するのが基本です。」

エコキュートの「電源が入らない」とはどんな状態?

この記事でいう「電源が入らない」は、主に次のような状態です。

・リモコン画面が真っ暗

・時計表示も出ない

・ボタンを押しても反応しない

・台所と浴室のリモコンが両方消えている

つまり、「お湯が沸かない」というより、エコキュートが通電していないように見える状態です。

反対に、リモコン画面は点いているのに運転できない場合は、「電源が入らない」とは別の症状として考えた方が原因を絞り込みやすくなります。

電源が入らない主な原因

電源が入らない原因は、本体故障だけではありません。

まずは外部の電源まわりから確認していきましょう。

原因① 停電・電力供給の停止

突然リモコンが真っ暗になった場合は、まず停電していないか確認します。

エコキュートだけを見るのではなく、

・照明

・テレビ

・冷蔵庫

・他の家電

など、住宅全体の電気が使えるか確認してみましょう。

家全体が停電している場合は、当然エコキュートにも電気が供給されません。

一瞬だけ停電した場合もある

停電が短時間だった場合、他の家電はすでに復旧していても、エコキュート側のブレーカーなどが落ちたままになっていることがあります。

停電後から電源が入らなくなった場合は、次に専用ブレーカーを確認します。

停電後に電源は戻ったものの、エコキュートだけ正常に動かない場合はこちらも参考にしてください。

エコキュートが停電後に動かない原因と対処法

原因② エコキュート専用ブレーカーが落ちている

住宅全体には電気が来ているのにエコキュートだけ電源が入らない場合は、専用ブレーカーを確認します。

エコキュートには専用回路が設けられていることが多く、分電盤に専用ブレーカーがあります。

ブレーカーが「切」になっていると、本体へ電気が供給されません。

ブレーカーが中途半端な位置になっている場合もある

ブレーカーによっては、作動したときに完全な「切」位置ではなく、中間付近で止まることがあります。

見た目では分かりにくいこともあるため、取扱説明書などを確認しながら状態を確認しましょう。

一度戻して正常に動くなら様子を見る

一時的な電源トラブルでブレーカーが落ちただけなら、復旧後に正常動作する場合があります。

ただし、一度戻してもすぐに再び落ちる場合は別です。

何度も入れ直さないようにしましょう。

原因③ 漏電遮断器が作動している

エコキュートには、漏電などの異常を検知したときに電気を遮断するための安全装置があります。

漏電遮断器が作動すると、本体へ電気が供給されず、リモコンが真っ暗になることがあります。

漏電遮断器が落ちる原因

考えられるのは、

・一時的な電気的異常

・配線や電装部品の不具合

・水分の侵入

・経年劣化

などです。

ただし、一般ユーザーが原因を特定する必要はありません。

重要なのは、漏電遮断器を戻してもすぐに再び作動する場合です。

何度も落ちる場合は繰り返し戻さない

漏電遮断器や専用ブレーカーを戻しても、すぐにまた落ちる場合は注意してください。

漏電や内部異常などの可能性があります。

何度も復旧操作を繰り返すのではなく、施工業者やメーカーへ点検を依頼しましょう。

ヒートポンプ太郎

「ブレーカーが落ちたことより、『戻してもまた落ちる』ことの方が重要なサインです。繰り返し上げ直さないようにしましょう。」

原因④ リモコン自体の不具合

「電源が入らない」と思っていても、実際には本体ではなくリモコンだけが故障しているケースもあります。

例えば、

・台所リモコンだけ真っ暗

・浴室リモコンは正常

という状態です。

この場合は、本体への電源供給は正常で、リモコン本体や通信配線などに問題がある可能性があります。

台所と浴室の両方を確認する

リモコンが複数ある場合は、片方だけなのか両方なのかを確認してみましょう。

片方だけ真っ暗

→ リモコンや通信配線などを確認

両方とも真っ暗

→ ブレーカーや本体への電源供給を優先して確認

というように原因を切り分けやすくなります。

ただし、リモコンを自分で取り外したり配線を触ったりするのは避けましょう。

原因⑤ 配線・電源部品の不具合

停電しておらず、ブレーカーや漏電遮断器にも問題がないのに電源が入らない場合は、配線や電源部品の不具合も考えられます。

例えば、

・電源配線の接触不良

・端子部分の不具合

・内部の電源部品の故障

・経年劣化による電装系トラブル

などです。

このあたりになると、外から見ただけでは原因を特定できません。

また、エコキュートは200V電源を使用する機器です。

本体カバーを開けたり、内部の配線を自分で触ったりするのは避けてください。

ヒートポンプ太郎

「ブレーカーまでは確認できますが、その先の配線や電装部品は専門業者に任せる範囲です。」

原因⑥ 制御基板などの故障

エコキュートは、制御基板によって各部品の動きをコントロールしています。

基板に異常が発生すると、

・リモコンが点灯しない

・電源を入れても反応しない

・突然電源が落ちる

・一度復旧しても再び停止する

といった症状が出ることがあります。

特に使用年数が長いエコキュートでは、経年劣化による電装部品の不具合も考えておく必要があります。

ただし、

「リモコンが真っ暗=基板故障」

とは限りません。

まず停電、ブレーカー、漏電遮断器、リモコンの状態を確認し、それらに問題がない場合に基板などの内部故障を疑う流れが基本です。

台所・浴室の片方のリモコンだけ電源が入らない場合

エコキュートには、台所リモコンと浴室リモコンの2台が設置されていることがあります。

この場合は、両方の状態を確認することで原因を切り分けやすくなります。

台所リモコンだけ真っ暗

浴室リモコンが正常に使えているのであれば、エコキュート本体には電気が供給されている可能性があります。

考えられるのは、

・台所リモコンの故障

・リモコン配線の不具合

・通信異常

などです。

浴室リモコンだけ真っ暗

台所リモコンが正常なら、同じように浴室リモコンや配線などを確認することになります。

台所・浴室の両方が真っ暗

両方とも完全に無反応なら、

・停電

・専用ブレーカー

・漏電遮断器

・本体への電源供給

・電源部品

などを優先して確認します。

リモコンの状態考えられる原因
台所だけ真っ暗台所リモコン・配線など
浴室だけ真っ暗浴室リモコン・配線など
両方とも真っ暗電源供給・本体側など
両方点灯している「電源が入らない」とは別症状の可能性

ヒートポンプ太郎

「リモコンが2台あるなら、両方を見るだけでもかなり切り分けできます。片方が生きていれば、本体まで完全に停電している可能性は下がります。」

「電源が入らない」と「再起動できない」は別の症状

似ていますが、「電源が入らない」と「再起動できない」は分けて考えた方が原因を探しやすくなります。

電源が入らない

主な状態は、

・リモコンが真っ暗

・ボタンを押しても反応しない

・本体が完全に無反応に見える

といったものです。

この場合は、まず電源供給を確認します。

再起動できない

一方、

・リモコンには表示がある

・エラーコードが出ている

・電源を入れ直しても正常運転しない

・再起動後にまた停止する

という場合は、「再起動できない」症状として原因を確認します。

この2つを整理すると、

リモコンが真っ暗
→ まずこの記事で電源系を確認

リモコンは点いているが動かない
→ 再起動できない原因を確認

という使い分けができます。

エコキュートが再起動できない原因はこちら

エコキュートの電源が入らないときの確認手順

ここからは、実際に電源が入らなくなったときの確認手順を整理します。

いきなりリセットを繰り返すのではなく、順番に確認していきましょう。

1. 家全体が停電していないか確認する

まず照明や他の家電を確認します。

住宅全体の電気が使えないのであれば、エコキュート本体の故障を疑う段階ではありません。

停電から復旧するまで待ちます。

2. エコキュート専用ブレーカーを確認する

住宅には電気が来ているのにエコキュートだけ無反応なら、分電盤を確認します。

エコキュート専用ブレーカーが落ちていないか見てみましょう。

一時的な原因で落ちただけなら、復旧後に正常動作することがあります。

ただし、戻してもすぐ落ちる場合は何度も操作しないでください。

3. 漏電遮断器を確認する

機種によって設置場所や確認方法が異なるため、取扱説明書を確認してください。

漏電遮断器が作動している場合は、単なる停電ではない可能性もあります。

特に、復旧操作をしても再び作動する場合は点検が必要です。

4. 台所・浴室リモコンを両方確認する

リモコンが2台ある場合は、

・両方真っ暗なのか

・片方だけ真っ暗なのか

を確認します。

片方だけならリモコン側、両方なら電源供給や本体側というように、原因を切り分ける材料になります。

5. 焦げ臭い・異音・水漏れがないか確認する

電源を復旧させる前に、周囲に異常がないか確認しておきましょう。

特に、

・焦げたようなにおい

・煙

・異常な音

・本体や配線付近の異常

・水漏れ

などが確認できる場合は、無理に電源を入れない方が安全です。

メーカーや施工業者などへ相談してください。

6. 電源が戻ったらリモコンを確認する

ブレーカーなどを確認して電源が復旧した場合は、リモコン表示を確認します。

・通常画面に戻った

・時計設定を求められる

・エラーコードが表示された

など、復旧後の状態によって次の対応が変わります。

エラーコードが表示された場合は、コードの内容を確認してください。

エコキュートのエラーコード一覧はこちら

7. 電源は入ったのに動かない場合は別原因を確認する

リモコン画面が復活したにもかかわらず、

・沸き上げしない

・お湯が出ない

・エラーが消えない

・すぐ停止する

という場合は、「電源が入らない」という問題自体は解消しています。

その後は、再起動できない原因やエラー内容を確認します。

エコキュートが再起動できない原因はこちら

エコキュートのリセット・再起動方法はこちら

自分で確認してもよい範囲

エコキュートの電源トラブルでは、自分で確認できることと、業者へ任せた方がよいことを分けるのが大切です。

自分で確認しやすいのは、

・住宅全体が停電していないか

・分電盤の状態

・リモコン表示

・エラーコード

・台所と浴室のどちらが消えているか

・周囲に異臭や水漏れがないか

などです。

一方、

・本体カバーを開ける

・配線を触る

・基板を確認する

・電気部品を交換する

といった作業は自分で行わないでください。

電源が入らないときにやってはいけないこと

ブレーカーを何度も上げ直す

一度戻してもすぐ落ちる場合は、何らかの異常が残っている可能性があります。

「何度かやれば動くかも」と繰り返すのは避けましょう。

本体カバーを開けて配線を触る

エコキュート内部には電気部品があります。

原因を確認するために自分でカバーを外したり、配線を触ったりしないでください。

焦げ臭いのに電源を入れる

焦げ臭いにおいや煙などがある場合は、電装系の異常も考えられます。

無理に再通電させず、点検を依頼しましょう。

漏電遮断器が落ちるのに使い続ける

漏電遮断器は安全のために電気を遮断する装置です。

繰り返し作動する場合は、原因確認が必要です。

ヒートポンプ太郎

「自分でやるのは『原因を切り分けるところまで』と考えると分かりやすいです。内部の電気部品を触るところから先は業者に任せましょう。」

修理・点検を依頼した方がよいケース

停電やブレーカーなどが原因なら、自分で確認するだけで復旧することもあります。

一方、次のような状態では無理に復旧させようとせず、メーカーや施工業者などへ相談しましょう。

ブレーカーを戻してもすぐ落ちる

専用ブレーカーを一度戻しても、すぐにまた落ちる場合は注意が必要です。

単純な操作ミスではなく、

・配線の異常

・電装部品の不具合

・漏電

などの可能性があります。

何度もブレーカーを入れ直して確認するのは避けましょう。

漏電遮断器が繰り返し作動する

漏電遮断器は、安全のために電気を遮断する装置です。

復旧させても繰り返し作動する場合は、原因を確認する必要があります。

「とりあえず動いたから大丈夫」と使い続けるのではなく、点検を依頼した方が安心です。

ブレーカーが正常なのにリモコンが真っ暗

住宅にも電気が来ており、エコキュートのブレーカーにも問題がないのに台所・浴室リモコンが両方とも真っ暗な場合は、電源部品や基板など本体側の不具合も考えられます。

外から確認できる範囲で原因が見つからなければ、無理に分解せず点検を依頼しましょう。

焦げ臭い・煙・異常な音がする

これは様子見を続けない方がよいケースです。

電源が入らないだけでなく、

・焦げたようなにおい

・煙

・パチパチという異常音

・普段とは違う大きな異音

などがある場合は、電装部品などの異常も考えられます。

取扱説明書などに従って安全を確保し、メーカーや施工業者などへ相談してください。

水漏れと同時に電源が入らなくなった

エコキュート周辺で水漏れが発生している場合も注意が必要です。

水漏れ箇所によっては、電気部品への影響も考えられます。

特に、

「水漏れが起きたあとから電源が入らなくなった」

という場合は、電源だけを無理に復旧させるのではなく、水漏れの原因も含めて点検してもらいましょう。

エコキュートの水漏れ原因と見分け方はこちら

電源が入らない場合の修理費はいくら?

修理費は、電源が入らなくなった原因によって大きく変わります。

目安としては次のようになります。

修理内容費用の目安
点検・軽微な電源調整5,000〜2万円程度
リモコン交換1.5万〜4万円程度
配線・電源部品2万〜6万円程度
制御基板など3万〜8万円程度
電源系の大きな故障4万〜10万円以上になることも

実際の費用は、メーカー、機種、故障箇所、部品代、出張費などによって変わります。

また、故障していると思って修理を依頼しても、実際には電源や設定などの問題だったというケースもあります。

その場合でも点検費や出張費が発生することがあるため、依頼前に料金体系を確認しておくと安心です。

詳しい修理費はこちらで解説しています。

エコキュート修理費の相場と内訳

電源が入らない場合は修理と交換どちらがいい?

電源が入らないからといって、すぐにエコキュート本体を交換する必要はありません。

判断するときは、

・使用年数

・故障箇所

・修理費

・過去の故障歴

・ほかの不具合

を合わせて考えます。

使用年数が浅ければ修理を優先

設置してからまだ数年程度で、

・今回が初めての故障

・故障箇所が限定されている

・修理費もそれほど高くない

という場合は、基本的には修理を優先してよいでしょう。

メーカー保証や販売店の延長保証が残っている可能性もあります。

まず保証内容を確認してみてください。

10年以上でも電源トラブルだけで交換を決めない

エコキュートを10年以上使用しているからといって、

「電源が入らない=交換」

と決める必要はありません。

例えば、リモコンだけの故障など比較的軽い修理で済むのであれば、修理を選ぶ余地があります。

ただし、

・10年以上使用している

・以前にも故障している

・エラーが増えている

・お湯がぬるくなることもある

・沸き上げにも時間がかかる

・今回の修理費が高額

などが重なっている場合は、交換費用も確認してから判断した方がよいでしょう。

高額修理なら交換費用も確認する

古いエコキュートで基板や電源系などの修理が高額になる場合は、修理だけで即決せず交換した場合の費用も比較してみましょう。

今回修理しても、数年後に別の部品が故障する可能性も考える必要があります。

ヒートポンプ太郎

「見るべきなのは『10年経ったか』だけではありません。使用年数・今回の修理費・これまでの故障歴をセットで考えると判断しやすいです。」

エコキュートは修理か交換か?判断基準を見る

エコキュート交換費用の相場を見る

エコキュートの電源が入らないときによくある質問

Q. リモコンが真っ暗なら本体故障ですか?

必ずしも本体故障とは限りません。

まず、

・停電していないか

・専用ブレーカーが落ちていないか

・漏電遮断器が作動していないか

を確認してください。

台所と浴室の両方のリモコンがある場合は、両方とも真っ暗なのかも確認しましょう。

Q. エコキュートのブレーカーはどこにありますか?

一般的には住宅の分電盤にエコキュート用の専用ブレーカーがあります。

ただし、設備構成や設置方法によって異なります。

分からない場合は、取扱説明書や設置時の資料などを確認してください。

Q. ブレーカーを上げても電源が入りません

住宅の電気が正常で、専用ブレーカーにも問題がないのにリモコンが真っ暗な場合は、配線、電源部品、基板などの不具合も考えられます。

自分で本体を分解せず、点検を依頼しましょう。

Q. ブレーカーを上げるとすぐ落ちます

何度も上げ直さないでください。

漏電や電装部品などの異常が残っている可能性があります。

一度復旧させてもすぐに落ちる場合は、点検を依頼する目安です。

Q. 漏電遮断器が何度も落ちる場合はどうすればいいですか?

繰り返し復旧操作をするのは避けましょう。

漏電遮断器は安全のために作動する装置です。

何らかの異常が原因になっている可能性があるため、メーカーや施工業者などへ相談してください。

Q. 台所リモコンだけ電源が入りません

浴室リモコンが正常なら、本体への電源供給はできている可能性があります。

台所リモコン本体や通信配線などの不具合が考えられます。

反対に、台所・浴室とも真っ暗なら、ブレーカーや本体への電源供給を優先して確認します。

Q. 停電後からエコキュートの電源が入りません

まず住宅全体の停電が復旧しているか確認し、その後エコキュートの専用ブレーカーなどを確認します。

電源は復旧したものの、時計や設定がおかしい、沸き上げしないなどの症状が残っている場合は、停電後の復旧方法を確認してください。

エコキュートが停電後に動かない原因と復旧方法はこちら

Q. エコキュートにはコンセントがないのですか?

一般的な家電のように、利用者がコンセントを抜き差しして電源を入れ直す設備とは異なります。

そのため、電源トラブルでは分電盤の専用ブレーカーなどを確認することになります。

機種や設置状況によって異なるため、正確な電源位置や操作方法は取扱説明書を確認してください。

Q. 焦げ臭いのですがブレーカーを戻しても大丈夫ですか?

焦げ臭いにおい、煙、異常音などがある場合は、安易に電源を復旧させない方が安全です。

取扱説明書などに従って安全を確保し、メーカーや施工業者などへ相談してください。

Q. 10年以上使っていて電源が入らなくなったら交換ですか?

10年以上というだけで交換を決める必要はありません。

リモコンなどの軽い故障で済む可能性もあります。

ただし、高額修理になる場合や、過去にも故障を繰り返している場合は、修理費と交換費用を比較して判断するとよいでしょう。

症状別に確認したい関連記事

電源トラブルは症状によって確認する記事が異なります。

リモコンが真っ暗・完全に無反応

→ この記事でブレーカー・漏電遮断器・電源供給を確認

電源は入るが再起動できない

リモコンは点灯しているものの、再起動しても正常に戻らない場合はこちらです。

エコキュートが再起動できない原因と確認ポイント

停電してから動かなくなった

停電をきっかけに不具合が発生した場合はこちらです。

エコキュートが停電後に動かない原因と復旧手順

エラーコードが表示されている

リモコンが点灯して英数字のコードが表示されている場合は、エラー内容から原因を確認します。

エコキュートのエラーコード一覧

電源は入るがお湯が沸かない

通電しているのにお湯を作れない場合は、電源とは別の原因を確認します。

エコキュートが沸き上げできない原因はこちら

まとめ|電源が入らないときは「どこまで電気が来ているか」を確認する

以上、エコキュートの電源が入らない原因|リモコンが真っ暗・無反応のときの対処法…というお話でした。

エコキュートの電源が入らず、リモコンが真っ暗になっていても、すぐに本体故障と決めつける必要はありません。

まず確認したいのは、

  • ・住宅全体が停電していないか
  • ・専用ブレーカーが落ちていないか
  • ・漏電遮断器が作動していないか
  • ・台所と浴室の両方のリモコンが消えているか

です。

ここまで確認すると、原因をかなり切り分けやすくなります。

特に、

  • ・ブレーカーを戻してもすぐ落ちる
  • ・漏電遮断器が繰り返し作動する
  • ・ブレーカーは正常なのに完全に無反応
  • ・焦げ臭いにおいや煙がある
  • ・水漏れと同時に電源が入らなくなった

といった場合は、無理に復旧操作を繰り返さず点検を依頼しましょう。

ヒートポンプ太郎

「『電源が入らない=本体交換』ではありません。まず電源系を順番に確認して、それでも原因が分からない場合に点検へ進むのが基本です。」

また、使用から10年以上経過していて高額な修理が必要になった場合は、修理だけで即決する必要もありません。

今回の修理費と新品へ交換した場合の費用を比較してから決めると、判断しやすくなります。

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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