
エコキュートが突然動かなくなった時、まず確認したいのが「漏電遮断器」です。
ただ、普段あまり触らない設備なので、
・どこにあるのかわからない
・ブレーカーとの違いがわからない
・触って大丈夫なのか不安
という方も多いと思います。
実際、エコキュートのトラブルでは「漏電遮断器が落ちていただけ」というケースも少なくありません。
この記事では、エコキュートの漏電遮断器の場所、確認方法、落ちる原因、復旧できない時の対処法まで、初心者の方でもわかるようにまとめました。
エコキュート故障は修理と交換どっち?迷ったときの結論【9割OKの判断】
先に結論:漏電遮断器が1回落ちただけなら、まずは場所を確認して復旧できるか見てみましょう。
ただし、次のような場合は無理に何度もONにせず、点検や交換見積もりも含めて確認した方が安心です。
・ONにしてもすぐ落ちる
・焦げ臭い
・水漏れしている
・雨の日に何度も落ちる
・設置から10年以上経っている
特に10年以上使用しているエコキュートは、漏電遮断器だけでなくヒートポンプや基板の劣化が原因のこともあります。
修理費が高くなりそうな場合は、交換費用も同時に確認しておくと判断しやすくなります。
\復旧しない・何度も落ちるなら/
エコキュートの漏電遮断器はどこにある?
エコキュートの漏電遮断器は、主に次の2か所のどちらかにあります。
・屋外のエコキュート本体付近
・家の分電盤(ブレーカーボックス)
メーカーや設置状況によって違いますが、多くの場合は「貯湯タンク横」または「分電盤内」にあります。
もっとも多いのは貯湯タンク横
現在のエコキュートでは、屋外の貯湯タンク側面に小さなカバーがあり、その中に漏電遮断器が入っているケースが多いです。

白やグレーの小型ブレーカーのような形をしており、
・ON
・OFF
・入
・切
などの表示があります。
ヒートポンプユニットではなく、貯湯タンク側に付いていることが多いので注意してください。
ヒートポンプ太郎「室外機を見ても見つからない…」という人は、まずタンク側を探してみると見つかることが多いです。
分電盤内にあるケースもある
住宅によっては、家の中の分電盤にエコキュート専用ブレーカーとして設置されている場合もあります。
その場合は、
・エコキュート
・給湯器
・温水器
などの表示がされています。
分電盤にあるタイプでは、漏電遮断器と通常ブレーカーが一体化している場合もあります。
エコキュートは、一時的な設定不良や湯切れだけでなく、ヒートポンプや配管トラブルが原因になっていることもあります。
特に、
- 使用10年以上
- 同じ症状を繰り返す
- 冬場に悪化する
- エラーコードも出始めた
場合は、修理や交換を検討するタイミングかもしれません。
修理か交換か判断したい方はこちら
→ 【エコキュートは修理か交換か?判断基準を見る】
交換費用の相場を確認する
→ 【エコキュート交換費用の相場を見る】
人気メーカーの違いを比較する
→ 【エコキュートメーカー比較を見る】
漏電遮断器と普通のブレーカーの違い
エコキュートの漏電遮断器は、普通のブレーカーとは役割が違います。
| 種類 | 役割 |
|---|---|
| 通常ブレーカー | 電気の使いすぎを防ぐ |
| 漏電遮断器 | 漏電による感電・火災を防ぐ |
つまり、漏電遮断器が落ちるのは「どこかで電気が漏れている可能性」があるということです。
単なる電力不足とは意味が違うため、何度も落ちる場合は注意が必要です。
漏電遮断器が落ちるとどうなる?
漏電遮断器が落ちると、エコキュートへの電源供給が止まります。
その結果、次のような症状が出ます。
・お湯が沸かない
・リモコンが消える
・追い焚きできない
・エラーコードが表示される
・朝になってもお湯がない
特に夜間沸き上げ中に遮断器が落ちると、朝に湯切れ状態になって気づくケースが多いです。
漏電遮断器の確認方法
エコキュートの漏電遮断器は、次の流れで確認できます。
1. エコキュート周辺を確認する
まずは貯湯タンク周辺を見ます。
側面や下部に小さなカバーがある場合は開けてみましょう。
「漏電遮断器」「ELB」などの表記がある場合があります。
2. レバー位置を見る
レバーが「OFF」や中間位置になっている場合は、遮断状態です。
正常時は「ON」になっています。
3. 焦げ臭さや水漏れがないか確認
もし次の症状がある場合は、無理に復旧しない方が安全です。
・焦げ臭い
・配線が黒い
・水漏れしている
・何度も落ちる
・異音がする
この場合は漏電や故障の可能性があります。
漏電遮断器を復旧する方法
一時的な誤作動なら、次の方法で復旧できる場合があります。
手順1:一度OFFにする
中途半端な位置の場合は、まず完全にOFFへ倒します。
手順2:数秒待つ
5〜10秒ほど待ちます。
手順3:ONへ戻す
その後、ON側へ戻します。
正常ならリモコンが復旧し、再起動が始まります。
ONに戻してもすぐ落ちる原因
復旧してもすぐ落ちる場合は、単なる誤作動ではない可能性があります。
雨水や結露による漏電
大雨の後や台風後に多いパターンです。
・配線接続部
・端子部分
・ヒートポンプ内部
に水が入り、一時的に漏電検知している場合があります。
乾燥すると復旧することもあります。
ヒートポンプ内部の故障
コンプレッサーや基板故障でも漏電遮断器が落ちることがあります。
特に10年以上使用している機種では、経年劣化による故障が増えてきます。
配線劣化
屋外設置のため、長年使うと配線被覆が劣化することがあります。
ネズミ被害や紫外線劣化が原因になるケースもあります。
タンク内部ヒーター異常
寒冷地モデルなどでは、凍結防止ヒーター関連で漏電検知する場合があります。
ONに戻してもすぐ落ちる場合は、単なるブレーカー操作では解決しない可能性があります。
特に、ヒートポンプ内部の故障や基板不良が原因の場合、修理費が高額になることもあります。
使用年数が10年以上なら、修理見積もりだけでなく交換見積もりも一緒に確認しておくと安心です。
「修理で直すべきか、交換した方がいいか」を比較できるため、無駄な修理費を払うリスクを減らせます。
\何度も落ちるなら交換費用も確認/
漏電遮断器が頻繁に落ちる時は危険?
何度も落ちる場合は注意してください。
漏電遮断器は、安全のために作動しています。
つまり、
「危険を検知して電気を止めている」
状態の可能性があります。
無理に何度もONへ戻すと、故障悪化や発熱リスクもあります。
特に次の症状がある場合は、早めに業者へ相談した方が安心です。
・毎回すぐ落ちる
・焦げ臭い
・配線が熱い
・雨の日だけ落ちる
・本体年数が古い
ヒートポンプ太郎「とりあえず何回も上げれば使える」は危険です。漏電原因が残ったままのことがあります。
漏電遮断器が頻繁に落ちる状態は、エコキュート側に何らかの異常が残っている可能性があります。
特に古い機種では、配線・基板・ヒートポンプなど複数箇所が劣化していることもあります。
修理で済むケースもありますが、10年以上使用している場合は修理費が高くなりやすく、交換した方が結果的に安く済むこともあります。
まずは、現在の機種が修理向きなのか、交換時期なのかを費用面から比較してみるのがおすすめです。
\修理費と交換費用を比べる/
漏電遮断器とエラーコードは関係ある?
あります。
メーカーによっては、漏電や電源異常でエラーコードが出ることがあります。
例えば、
・電源異常
・通信異常
・ヒートポンプ異常
・基板異常
として表示されることがあります。
ただし、根本原因が漏電遮断器だったというケースもあるため、まず電源周りを確認するのがおすすめです。
漏電遮断器が見つからない時の探し方
どうしても見つからない場合は、次を確認してみてください。
取扱説明書を見る
「漏電遮断器」「安全装置」の項目に場所が書かれていることがあります。
メーカー名+型番で検索
例:
・ダイキン EQ37XV
・三菱 SRT-S376
・パナソニック HE-NS37KQS
などで検索すると、説明書PDFが見つかる場合があります。
設置業者へ確認
古い住宅では、通常と違う場所に設置されていることもあります。
修理と交換どちらがいい?
漏電関連は、修理で直るケースもあります。
ただし、10年以上使用している場合は、交換検討になることも多いです。
特に次の条件なら、交換見積もりも並行して確認しておくと安心です。
・設置から10〜15年以上
・修理費が高額
・他にも不具合が出ている
・部品供給終了
漏電関連は、修理で直るケースもあります。
ただし、10年以上使用している場合は、修理しても別の部品がすぐ故障することがあります。
特に、
・漏電遮断器が何度も落ちる
・ヒートポンプ側の異常が疑われる
・基板やコンプレッサーの修理になる
・修理費が5万円以上かかる
このような場合は、交換見積もりも同時に取って比較した方が安心です。
\修理する前に交換費用も確認/
漏電遮断器が落ちた時にやってはいけないこと
濡れた手で触る
感電リスクがあります。
必ず乾いた手で操作してください。
無理に分解する
内部には高電圧部品があります。
DIY修理は危険です。
何度もON/OFFを繰り返す
根本原因が解決していない場合、故障悪化につながる可能性があります。
漏電遮断器のトラブルは、単なる一時的な作動で済むこともあります。
一方で、何度も落ちる場合や古い機種の場合は、内部故障のサインである可能性もあります。
「まだ修理で使えるのか」「交換した方がいいのか」で迷う場合は、修理費だけで判断せず、交換費用も一度確認しておくと安心です。
\相場を知るだけでもOK/
よくある質問
Q.漏電遮断器とブレーカーは同じですか?
厳密には違います。
漏電遮断器は、漏電検知機能付きの安全装置です。
Q.漏電遮断器が落ちても自然復旧しますか?
基本的には手動復旧が必要です。
ただし、一部機種では内部保護解除後に復帰する場合もあります。
Q.夜だけ落ちるのはなぜ?
エコキュートは夜間に沸き上げ運転するためです。
運転中だけ漏電症状が出ている可能性があります。
Q.雨の日だけ落ちるのは故障?
配線や端子への浸水が原因のことがあります。
一時的な場合もありますが、繰り返すなら点検推奨です。
修理か交換か迷ったら
ヒートポンプ太郎エコキュートは業者によって費用差が大きい設備です。
相場を知らないと損する可能性があります。
エコキュートの漏電遮断器のまとめ
以上、エコキュートの漏電遮断器はどこ?場所・確認方法・落ちる原因までわかりやすく解説…というお話でした。
エコキュートの漏電遮断器は、主に貯湯タンク横や分電盤内にあります。
突然お湯が出なくなった時でも、単純に漏電遮断器が落ちているだけのケースは意外と多いです。
ただし、何度も落ちる場合は漏電や内部故障の可能性もあるため注意してください。
特に10年以上使っているエコキュートでは、修理費が高額になることもあります。
「修理するべきか、交換した方がいいのか迷う…」という場合は、まず複数業者の見積もりを比較してみるのがおすすめです。
交換費用や補助金対象機種を比較するだけでも、かなり判断しやすくなります。
\修理か交換か?迷うなら比較/
相場を知るだけでもOK