エコキュートを使っていると、「最近電気代が高い」と感じることがあります。
特に冬や使用年数が長くなってきたタイミングで、急に電気代が上がるケースは少なくありません。
ただし、エコキュートの電気代が高くなる原因はさまざまで、設定や使い方の問題であることもあれば、機器の劣化や故障が原因の場合もあります。
この記事では、エコキュートの電気代が高くなる主な原因と対処法、電気代の目安、交換を検討すべきケースまでわかりやすく解説します。

エコキュートの電気代の平均はいくら?
まず、エコキュートの電気代の目安を確認しておきましょう。
一般的な家庭では、エコキュートの電気代は次の程度と言われています。
| 家族人数 | 月の電気代目安 |
|---|---|
| 1〜2人 | 約1,000〜2,000円 |
| 3〜4人 | 約2,000〜3,500円 |
| 5人以上 | 約3,000〜5,000円 |
ガス給湯器と比較すると、エコキュートは電気代が安くなることが多いですが、次のような条件によって電気代が高くなることがあります。
・冬場の気温低下
・お湯の使用量増加
・機器の劣化
電気代が急に上がった場合は、何らかの原因がある可能性があります。
エコキュートの電気代が高くなる原因
エコキュートの電気代が高くなる主な原因は次の通りです。
お湯の使用量が増えている
最も多い原因は、お湯の使用量が増えていることです。
例えば次のようなケースです。
・冬でシャワー時間が長い
・追い焚きを頻繁に使う
・家族人数が増えた
お湯を多く使うほど、沸き上げ量も増えるため電気代が上がります。
沸き上げ設定が「多め」になっている
エコキュートには、沸き上げ量を調整する設定があります。
主な設定は
・おまかせ
・多め
・少なめ
です。
「多め」に設定していると、お湯を多く作るため電気代が上がります。
通常は
おまかせ設定
がおすすめです。
冬は電気代が上がりやすい
冬はエコキュートの電気代が上がりやすい季節です。
理由は次の通りです。
・水温が低い
・外気温が低い
・お湯の使用量が増える
ヒートポンプは空気の熱を利用してお湯を作る仕組みのため、気温が低いと効率が下がります。
タンク容量が小さい
タンク容量が家庭の使用量に合っていないと、昼間に追加で沸き上げを行うことがあります。
昼間の電気は深夜電力より高いため、電気代が上がる原因になります。
一般的な目安は次の通りです。
| 家族人数 | 推奨容量 |
|---|---|
| 2〜3人 | 370L |
| 4〜5人 | 460L |
エコキュートの故障
電気代が急に上がった場合、故障の可能性もあります。
特に次の症状がある場合は注意が必要です。
・お湯がぬるい
・沸き上げ時間が長い
・エラーコード表示
ヒートポンプの効率が落ちると、余計な電力を使うため電気代が上がります。
使用年数が10年以上
エコキュートは長年使うと効率が落ちることがあります。
一般的な寿命は
10〜15年
と言われています。
10年以上使っている場合は
・ヒートポンプ劣化
・配管汚れ
・部品劣化
などで電気代が上がることがあります。
電気代を下げるための対処法
エコキュートの電気代が高い場合は、次の方法を試してみましょう。
沸き上げ設定を見直す
「多め」設定になっている場合は
おまかせ
に変更すると電気代が下がることがあります。
追い焚きを減らす
追い焚きは電力を多く使う機能です。
可能であれば
・家族が続けて入浴する
・保温機能を使う
ことで電気代を抑えられます。
タンク容量を見直す
家族人数が多い場合は、容量不足の可能性があります。
容量不足の場合は昼間沸き上げが発生し、電気代が上がります。
エコキュート交換を検討するタイミング
次のような場合は、交換を検討するタイミングかもしれません。
・使用年数10年以上
・修理費が高額
・電気代が急に上がった
古いエコキュートは効率が悪く、最新機種と比べて電気代が高くなることがあります。

エコキュート交換費用の目安
エコキュート交換費用は次の程度が目安です。
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 本体+工事 | 約40万〜70万円 |
ただし
・補助金
・工事店
・機種
によって金額は変わります。
電気代が高く感じるまとめ
エコキュートの電気代が高くなる原因はさまざまです。
主な原因は
・お湯の使用量増加
・沸き上げ設定
・冬の気温低下
・機器の劣化
などです。
まずは
・設定確認
・使用量の見直し
を試してみましょう。
もし
10年以上使用している場合
は、交換によって電気代が下がる可能性もあります。
