ダイキンエコキュートC55エラーの原因は?断水・凍結時の対処法を解説

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ダイキンエコキュート「C55」エラーの原因

ダイキンエコキュートのリモコンに「C55」と表示されると、「故障したのでは?」と不安になりますよね。

C55は、本体故障だけでなく、断水や配管凍結などによって正常にお湯はりできないときにも表示される可能性があります。

この記事では、C55エラーの原因、自分で確認できること、断水・凍結時の対処法、修理が必要になるケースまで分かりやすく解説します。

目次

結論|C55が出たらまず断水・凍結を確認

C55が表示された場合、最初から本体故障と判断する必要はありません。

まず確認したいのは、

  • 断水していないか
  • 配管が凍結していないか
  • 水道が正常に出るか
  • 湯はりが途中で止まっていないか
  • 寒波や急激な冷え込みがなかったか
  • C55が一度だけか、何度も出ているか

という点です。

C55は、お湯はりに時間がかかりすぎている状態などで表示されるエラーです。

そのため、エコキュート本体が故障していなくても、断水や配管凍結などで十分な水量を確保できない場合に表示されることがあります。

特に、

「冬の朝に突然C55が出た」

「水道工事のあとにC55が出た」

「湯はりが途中で止まる」

という場合は、まず断水や凍結、給水状態を確認してください。

一方で、断水や凍結がなく、C55が何度も表示される場合は、給水や湯はりに関係する部品の点検が必要になる可能性があります。

ダイキンエコキュートのC55とは?

C55は、お湯はりが一定時間内に正常に完了しない場合などに表示されるエラーです。

つまり、「リモコンと本体の通信異常」を示すコードではありません。

ダイキンのC系エラーは、コードによって内容が異なります。

例えば、

  • C52:ふろ・追いだき運転に関係
  • C55:お湯はり・給水状態に関係
  • C76:リモコン通信に関係
  • C80:貯湯タンクとヒートポンプ間の循環に関係

というように、同じC系でも原因は異なります。

そのため、

「C系だから通信異常」

と判断しないことが大切です。

【関連記事】ダイキンC系エラーコード一覧|原因・対処法・修理が必要なケース

C55で起こりやすい症状

C55が表示された場合、次のような症状が出ることがあります。

  • 自動湯はりが完了しない
  • 湯はりに時間がかかる
  • 湯はりが途中で止まる
  • 浴槽に十分なお湯がたまらない
  • 断水後に湯はりできない
  • 冬の朝だけ湯はりできない
  • C55が繰り返し表示される

ただし、症状は機種や原因によって異なります。

断水や凍結が原因であれば、それらが解消すると正常に戻るケースがあります。

一方、給水状態に問題がないにもかかわらず、毎回のように湯はりに時間がかかる場合は、機器側の異常を疑う必要があります。

C55エラーの主な原因

C55が表示されたときは、次の原因を順番に確認します。

断水

地域の断水や水道工事などでエコキュートへ十分に給水できない場合、湯はりが正常に進まずC55が表示されることがあります。

まずキッチンや洗面所の蛇口を水側にして、水が正常に出るか確認してください。

断水中であれば、本体の修理を考える前に復旧を待ちます。

配管凍結

冬場にC55が出た場合は、配管凍結も疑います。

屋外配管が凍ると、水やお湯が正常に流れなくなり、湯はりに必要な流量を確保できないことがあります。

特に、

  • 外気温が氷点下まで下がった
  • 前日の夜から急激に冷え込んだ
  • 朝だけ湯はりできない
  • お湯の出が弱い

という場合は凍結の可能性があります。

凍結が原因なら、エコキュート本体そのものが故障しているとは限りません。

給水状態の異常

断水ではなくても、

  • 給水止水栓が十分に開いていない
  • 給水側で流量が不足している
  • フィルター類が詰まっている

などによって湯はりに時間がかかる可能性があります。

目に見える範囲で異常がないか確認してください。

ただし、本体カバーを外して内部を分解する必要はありません。

湯はり・ふろ系統の異常

断水や凍結、給水状態に問題がないにもかかわらずC55が繰り返される場合は、

  • 湯はり系統
  • ふろ配管
  • 流量を検知する部品
  • 制御部品

などの異常が考えられます。

この場合はユーザー自身での修理は難しいため、点検を依頼します。

C55が出たとき最初に確認すること

C55が表示されたら、次の順番で確認してください。

1. 水道が正常に出るか確認する

まず蛇口を水側にして、水が正常に出るか確認します。

水が出ない、極端に水量が少ない場合は、断水や給水側の問題が考えられます。

近所でも水が出ていない場合は、地域の断水情報も確認してください。

2. 冬なら凍結していないか確認する

水道は出るものの、寒い日にC55が表示された場合は、屋外配管の凍結も確認します。

  • 配管に霜や氷が付いていないか
  • 前夜から大きく冷え込んでいないか
  • お湯側だけ出ない状態ではないか

などを見てください。

配管凍結が疑われる場合は、基本的に気温が上がって自然解凍するのを待ちます。

熱湯を直接かけて急激に解凍するのは避けましょう。

3. 湯はりだけ使えないのか確認する

C55が出たときは、

  • 蛇口のお湯は出るのか
  • シャワーは使えるのか
  • 湯はりだけ使えないのか

も確認してください。

蛇口のお湯は正常なのに自動湯はりだけできない場合は、ふろ系統に原因がある可能性があります。

逆に、水道そのものが出にくい場合は、まず給水側の問題を確認します。

4. C55が繰り返されているか確認する

断水や凍結が解消したあとC55が消え、その後正常に湯はりできるのであれば、一時的な原因だった可能性があります。

一方で、

  • C55が毎日のように出る
  • リセットしてもすぐ再表示する
  • 気温が上がっても改善しない
  • 断水していないのに表示される
  • 毎回湯はりに時間がかかる

という場合は点検を検討してください。

断水が原因でC55が出た場合の対処法

断水が原因だった場合は、復旧後すぐにエコキュートを通常使用するのではなく、水道管内の泥水や空気を抜いてから使用します。

まず水側から水を流す

断水復旧後は、蛇口を水側にして、

  • 濁り水
  • 泥水
  • 空気

が出なくなるまで流します。

水がきれいになり、空気を含んだような不安定な出方がなくなってからエコキュートを通常使用します。

お湯側から先に流すと、貯湯タンクへ泥水や空気が入り込む可能性があるため注意してください。

給水止水栓を閉めていた場合

断水時にエコキュートの給水止水栓を閉めていた場合は、

  1. 給水止水栓を閉めた状態で水側の蛇口を開ける
  2. 泥水や空気がなくなるまで水を流す
  3. 水がきれいになったことを確認する
  4. 給水止水栓を開ける
  5. C55が残っている場合は機種に合った方法でリセットする

という流れで復旧します。

給水止水栓の位置や操作方法が分からない場合は、無理に操作せず取扱説明書を確認してください。

凍結が原因でC55が出た場合の対処法

冬場の配管凍結が原因なら、まず自然解凍を待ちます。

基本は気温が上がるのを待つ

日中になって外気温が上がれば、凍結していた配管が自然に解凍することがあります。

自然解凍後、

  • 水が正常に出る
  • お湯が使える
  • 湯はりできる
  • C55が再表示されない

という状態になれば、一時的な凍結だった可能性があります。

熱湯を直接かけない

凍った配管へ熱湯を直接かけると、急激な温度変化によって配管や接続部を傷める可能性があります。

無理に解凍せず、基本的には自然解凍を待ちます。

解凍後もC55が出るなら点検する

気温が十分に上がっているにもかかわらず、

  • C55が消えない
  • 湯はりできない
  • C55を繰り返す

場合は、凍結以外の原因も考えられます。

この場合はメーカーや専門業者へ相談してください。

C55は自分でリセットできる?

断水や凍結など一時的な原因が解消したあと、リセットによって正常に戻る場合があります。

ただし、C55のリセット方法はリモコンの種類によって異なります。

そのため、

「漏電遮断器をOFFにして数分後にON」

という方法をすべての機種に共通する対処法として行うのは避けた方がよいでしょう。

使用している機種の取扱説明書や、ダイキン公式の案内でC55に対応したリセット方法を確認してください。

また、

  • リセットしてもすぐC55が出る
  • 毎回リセットが必要になる
  • 湯はりできない状態が続く

場合は、何度も解除を繰り返さず点検を依頼しましょう。

次は、C55を放置してよいケース、修理を依頼すべきケース、修理費用、10年以上使用している場合の修理・交換判断について解説します。

C55を放置してもよいケース

C55が表示されても、原因が断水や凍結など一時的なもので、その後正常に湯はりできるようになった場合は、すぐに修理が必要とは限りません。

例えば、

  • 断水中にC55が表示された
  • 寒波で配管が凍結していた
  • 断水復旧後に正常に戻った
  • 自然解凍後に湯はりできるようになった
  • その後C55が再表示されていない

というケースです。

この場合は、エコキュート本体の故障ではなく、一時的に給水量が不足したことなどが原因だった可能性があります。

ただし、一度消えたあとも数日は、

  • 湯はりに時間がかからないか
  • 途中で止まらないか
  • C55が再表示されないか

を確認しておきましょう。

C55で修理を依頼した方がよいケース

次のような場合は、断水や凍結以外の原因も考えられます。

  • 断水していないのにC55が出る
  • 気温が上がっても改善しない
  • C55が何度も繰り返される
  • リセットしてもすぐ再表示する
  • 毎回湯はりに時間がかかる
  • 自動湯はりが途中で止まる
  • 蛇口ではお湯が出るのに湯はりだけできない
  • 水漏れや異音など別の症状もある

この場合は、湯はり系統や流量を検知する部品などに異常がある可能性があります。

本体カバーを外して内部を確認したり、自分で部品交換したりせず、ダイキンまたは専門業者へ点検を依頼してください。

C55の修理費はいくら?

C55が何度も表示される場合、気になるのが修理費です。

ただし、C55については、

「C55なら修理費○万円」

と一律に案内することはできません。

ダイキン公式のエコキュート修理費一覧では、C30・U4・740・750など一部のエラーについて修理目安が公開されています。

一方、C55は修理目安金額が掲載されていません。

ダイキン公式でも、掲載されていないエラーは原因が多岐にわたるため、サービスエンジニアによる点検が必要と案内しています。

そのためC55では、

  • 一時的な断水
  • 配管凍結
  • 給水状態
  • 湯はり系統
  • 流量を検知する部品
  • その他の制御部品

など、実際の原因を確認してから修理費が決まります。

点検だけでも費用がかかる場合がある

保証期間が終了している場合は、メーカーのサービスエンジニアが訪問して点検すると、その後修理を行わなかった場合でも出張料や点検費が発生する場合があります。

ダイキン公式の修理費案内でも、正式な修理金額は現地点検後に決まり、長期間使用している製品では部品保有期間の経過によって修理できない場合があるとされています。

そのため、特に10年以上使用している場合は、

「とりあえず修理依頼」

だけでなく、

「修理になった場合はいくらまでなら直すか」

をあらかじめ考えておくと判断しやすくなります。

C55は修理と交換どちらがいい?

C55が表示されたからといって、すぐエコキュートを交換する必要はありません。

判断するときは、C55そのものよりも、

  • 使用年数
  • C55が出た原因
  • 修理が必要か
  • 修理費
  • 過去の故障回数
  • その他の不具合

を見ることが大切です。

使用年数が浅いなら基本は修理

例えば、

  • 使用5年程度
  • C55が初めて出た
  • 断水や凍結ではない
  • 部品交換で修理できる
  • その他の不具合はない

という場合は、基本的に修理を優先してよいでしょう。

メーカー保証や販売店の延長保証が残っている可能性もあるため、保証書も確認してください。

断水や凍結だけなら交換は不要

ここは特に重要です。

C55は断水や凍結が原因で出るケースがあります。

そのため、

C55が表示された=エコキュートの寿命

ではありません。

断水復旧や自然解凍によって正常に湯はりできるようになり、その後C55が再発しないなら、交換を考える必要は基本的にありません。

10年以上+修理が必要なら交換も比較する

一方、

  • 使用10年以上
  • 断水や凍結ではない
  • C55を何度も繰り返す
  • 点検の結果、部品交換が必要
  • 修理費が高額になる
  • 過去にも別の故障があった

という場合は、交換費用も確認しておく価値があります。

エコキュートは、

  • ヒートポンプ
  • 基板
  • ポンプ
  • 混合弁
  • センサー
  • ふろ循環系統

など多くの部品で構成されています。

使用年数が長い機種では、今回の故障を直しても別の部品が故障する可能性があります。

そのため、

今回直せるか

だけではなく、

修理後にあと何年使いたいか

まで考えて判断しましょう。

【関連記事】エコキュート交換費用の工事費込みリアル相場【2026年最新版】

10年以上でC55の修理が必要なら交換見積もりも確認

C55が一度表示されただけなら、交換見積もりを取る必要はありません。

交換費用を比較したいのは、

断水・凍結ではない
↓
C55を繰り返す
↓
点検で修理が必要
↓
使用10年以上
↓
修理費も高くなりそう

というケースです。

この段階なら、修理を決める前に交換費用も確認しておくと判断しやすくなります。

10年以上使っていてC55の修理が必要なら、交換費用も確認

高額な修理をした直後に別の部品が故障する可能性もあります。

修理費と交換費の両方を確認してから判断すると、後悔を減らしやすくなります。

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C55エラーに関するよくある質問

Q. C55は通信エラーですか?

C55を通信エラーと考えるのは適切ではありません。

C55は、お湯はりに時間がかかりすぎている場合などに表示されるエラーです。

ダイキンのC系には、C76のような通信系エラーもありますが、C系すべてが通信異常ではありません。

Q. C55が出たら故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。

断水や配管凍結によって十分な給水量を確保できない場合でも、C55が表示されることがあります。

まず水道や配管の状態を確認してください。

Q. 冬の朝だけC55が出るのは凍結ですか?

配管凍結の可能性があります。

外気温が大きく下がったあとにC55が表示され、日中になって自然解凍すると正常に戻る場合は、一時的な凍結だった可能性があります。

何度も繰り返す場合は、凍結以外の原因も考えて点検を検討してください。

Q. C55は自分でリセットできますか?

原因が一時的なものであれば、原因解消後にリセットして正常に戻る場合があります。

ただし、リセット方法はリモコンや機種によって異なります。

取扱説明書またはダイキン公式の案内に従って操作してください。

すべての機種で漏電遮断器をOFF・ONすればよいわけではありません。

Q. 断水復旧後はすぐ湯はりできますか?

断水復旧直後は、水道管内に泥水や空気が残っていることがあります。

まず蛇口を水側にして、水がきれいになり空気が出なくなるまで流してください。

その後、エコキュートを通常使用します。

Q. 水道は出るのにC55が消えません

水道が正常でも、ふろ・湯はり系統などに別の原因がある可能性があります。

気温や断水にも問題がなく、リセットしてもC55が繰り返される場合は点検を依頼してください。

Q. C55の修理費はいくらですか?

C55について、ダイキン公式ではエラーコード単独の修理目安金額を掲載していません。

原因が複数考えられるため、実際の修理費は点検後に決まります。

「C55なら○万円」と一律に考えない方がよいでしょう。

Q. C55が出たらエコキュートの寿命ですか?

C55だけで寿命とは判断できません。

断水や凍結でも表示されるためです。

ただし10年以上使用していてC55を繰り返し、点検で高額な修理が必要と分かった場合は、交換費用も比較するとよいでしょう。

C52との違いは?

C52とC55はどちらも、断水や凍結の影響で表示される可能性があります。

ただし、同じエラーではありません。

C52はふろ・追いだき運転に関係するエラーで、C55は主にお湯はりが正常に完了しない状態に関係します。

リモコンに表示されたコードを正確に確認して、それぞれに合った対処をしてください。

【関連記事】ダイキンエコキュートC52エラーの原因は?断水・凍結時の対処法を解説

ダイキンのC系エラーをまとめて確認する

C55以外のC系エラーが表示された場合は、C系エラー一覧から確認してください。

【関連記事】ダイキンC系エラーコード一覧|原因・対処法・修理が必要なケース

ダイキンのH系・E系・U系や数字のみのエラーを含めて調べたい場合はこちらです。

【関連記事】ダイキンエコキュートのエラーコード一覧|原因・対処法・修理費をコード別に解説

まとめ|C55が出たら最初に断水と凍結を確認しよう

以上、ダイキンエコキュートのC55エラーについて解説しました。

C55は通信異常ではなく、お湯はりが正常に完了しない場合などに表示されるエラーです。

C55が表示されたら、まず、

  • 断水していないか
  • 配管が凍結していないか
  • 水道が正常に出るか
  • 湯はりだけ使えないのか
  • C55を繰り返していないか

を確認してください。

断水や凍結が原因なら、原因が解消することで正常に戻る可能性があります。

一方、断水や凍結に問題がなく、C55を何度も繰り返す場合は点検を依頼しましょう。

また、10年以上使用していて実際に修理が必要になった場合は、修理費と交換費用の両方を確認してから判断するとよいでしょう。

10年以上使っていてC55の修理が必要になったら

修理費が高くなりそうな場合は、修理を決める前に交換費用も確認しておくと比較しやすくなります。

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このサイトを運営している人

建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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