ダイキンエコキュートE系エラー一覧【完全ガイド】原因・対処法・修理・交換の判断基準

エラーコード一覧ダイキン エラーE系エラー(現在)

ダイキンエコキュートに「E○○」というエラーコードが表示されると、

「故障なの?」
「リセットで直る?」
「修理を呼ぶべき?」

と不安になる方も多いでしょう。

ダイキンのE系エラーは、主に温度センサーや電気系統、各種センサーの検知異常を知らせるエラーコードです。

H系のようにヒートポンプ本体が故障しているケースもありますが、多くはセンサーや検知装置が正常に動作していないことを知らせています。

一時的な誤作動で復旧するケースもありますが、何度も同じエラーが表示される場合は、センサーや基板などの部品交換が必要になることがあります。

この記事では、

  • E系エラーとは何か
  • 各エラーコードの違い
  • 危険度
  • 自分でできる対処法
  • 修理費の目安
  • 修理か交換かの判断基準

まで詳しく解説します。

表示されているエラーコードが分かっている場合は、まず下の早見表から該当するコードをご確認ください。

ダイキンエコキュート【E系エラー】一覧

目次

ダイキンE系エラーとは?

ダイキンエコキュートのE系エラーは、

温度センサーや各種検知装置、電気系統の異常

を知らせるエラーコードです。

エコキュートには、

  • 温度を測るセンサー
  • 水の流れを確認するセンサー
  • ヒートポンプの状態を監視するセンサー
  • 制御基板

など、多くの部品が搭載されています。

これらの情報をもとに安全に運転していますが、異常を検知するとE系エラーを表示して運転を停止することがあります。


H系・E系・C系・U系の違い

ダイキンエコキュートのエラーコードは、大きく4種類に分類されます。

種類主な内容修理の可能性
H系ヒートポンプ・コンプレッサーなど機械故障★★★★★
E系温度センサー・電気系統・検知異常★★★★☆
C系通信・制御基板・リモコン異常★★★★☆
U系使用状況・電源・一時的異常★★☆☆☆

E系はセンサー異常が中心ですが、放置するとH系エラーへ発展するケースもあります。


ダイキンE系エラー早見表

「どのエラーなのか分からない」という方は、まずこちらをご確認ください。

エラーコード主な原因危険度修理費目安
E3温度センサー異常★★★☆☆1〜3万円
E5温度異常・ヒートポンプ異常★★★★☆3〜8万円
E6ヒートポンプ異常★★★★★5〜15万円
E7センサー異常★★★☆☆1〜3万円
E8ヒートポンプ異常★★★★★5〜15万円
E9温度センサー異常★★★☆☆1〜3万円
EA給湯混合弁異常★★★★☆2〜6万円
ECヒートポンプ通信異常★★★★☆3〜8万円
EE制御系異常★★★★☆3〜8万円

危険度の目安

★★★★★:ヒートポンプや主要部品の故障が疑われます。早めの点検をおすすめします。

★★★★☆:リセットで改善することもありますが、繰り返す場合は修理が必要になるケースが多いエラーです。

★★★☆☆:比較的軽度の異常やセンサーの一時的な誤検知の可能性があります。まずはリセットを試し、再発しないか確認しましょう。


E系エラーが表示されたら最初に確認すること

E系エラーが表示された場合でも、すぐに故障とは限りません。

まずは次の項目を確認しましょう。

  • お湯は出るか
  • エラーは初めて表示されたのか
  • 停電や落雷のあとではないか
  • ブレーカーは落ちていないか
  • 室外機の周囲がふさがれていないか

これらに問題がなければ、一時的な誤作動の可能性もあります。


まずはリセットを試してみよう

E系エラーの中には、一時的な制御異常やセンサーの誤検知によって表示されるものがあります。

まずは、

  • リモコンの電源を入れ直す
  • 漏電ブレーカーを一度切って再投入する

という基本的なリセットを試してみましょう。

改善すれば、そのまま様子を見ても問題ないケースもあります。

ただし、

  • 同じエラーが何度も表示される
  • お湯が出ない
  • 沸き上げできない

といった症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。

症状から探すダイキンE系エラー

エラーコードを見逃してしまった場合でも、現在の症状からある程度原因を絞り込むことができます。

「E○○と表示されたけれど、どの記事を見ればいいか分からない」という方は、まず現在の症状を確認してみましょう。


お湯がぬるい・温度が安定しない

設定温度より低いお湯しか出ない、熱くなったりぬるくなったりを繰り返す場合は、

  • E3
  • E5
  • E9

などの温度センサーや温度検知に関係するエラーが疑われます。

温度センサーが正常に検知できないと、安全装置が働き、十分な沸き上げができなくなることがあります。


お湯がまったく出ない

蛇口をひねっても水しか出ない場合は、

  • E5
  • E6
  • E8
  • EE

などが表示されている可能性があります。

ヒートポンプや制御系統に異常が発生すると、沸き上げ運転そのものが停止することがあります。


お湯は出るがエラーだけ表示される

一時的なセンサー異常や通信エラーでは、お湯は使えるもののリモコンにエラーだけが表示されるケースがあります。

代表的なのは、

  • E3
  • E7
  • E9

です。

この場合は一度リセットを試し、再発するかどうか確認しましょう。


リモコンに突然エラーが表示された

昨日まで問題なく使えていたのに突然E系エラーが表示された場合は、

  • 停電
  • 落雷
  • 電圧変動
  • 一時的な通信異常

が原因となっていることもあります。

まずはリセットを行い、それでも改善しない場合は点検を依頼しましょう。


お湯の温度は正常だがエラーが消えない

正常に使用できているにもかかわらずエラー表示だけ残る場合は、

センサーや制御基板が異常を記録している可能性があります。

リセットで消えない場合は、点検を受けることをおすすめします。


ダイキンE系エラーは大きく3つに分けられる

E系エラーは数が多く見えますが、実際には大きく3つのグループに分類できます。


① 温度センサー・温度検知系

対象エラー

  • E3
  • E9

主な原因

  • 温度センサー故障
  • センサー配線異常
  • 一時的な誤検知

比較的軽症なケースもありますが、何度も表示される場合はセンサー交換が必要になることがあります。


E3

温度センサーの異常です。

温度を正常に検知できないため、安全装置が作動することがあります。

まずはリセットを試し、改善しない場合はセンサーの点検が必要です。

E3エラーの原因と対処法


E9

こちらも温度センサーに関係するエラーです。

E3と同様に、センサーや配線、制御基板の異常が原因となることがあります。

E9エラーの原因と対処法


② ヒートポンプ・加熱系

対象エラー

  • E5
  • E6
  • E8

これらは、お湯を作るヒートポンプユニットに関係するエラーです。

H系ほど重度ではないケースもありますが、繰り返し表示される場合は修理が必要になることがあります。


E5

温度異常やヒートポンプ異常を検知した場合に表示されます。

一時的な異常であればリセットで改善することもあります。

E5エラーの原因と対処法


E6

ヒートポンプユニットに異常がある可能性があります。

沸き上げできない場合は、早めの点検をおすすめします。

E6エラーの原因と対処法


E8

ヒートポンプの制御異常を示すエラーです。

コンプレッサーや制御部品の点検が必要になることもあります。

E8エラーの原因と対処法


③ 制御・弁・通信系

対象エラー

  • EA
  • EC
  • EE

これらは給湯制御や通信、基板などに関係するエラーです。

リセットで改善することもありますが、再発する場合は修理が必要になるケースが多くなります。


EA

給湯混合弁の異常です。

設定した温度のお湯を作るための弁が正常に動作していない可能性があります。

EAエラーの原因と対処法


EC

ヒートポンプユニットとの通信異常です。

配線や通信基板に問題がある場合もあります。

ECエラーの原因と対処法


EE

制御系全体の異常です。

制御基板や内部回路に問題が発生している可能性があります。

リセットしても改善しない場合は点検をおすすめします。

EEエラーの原因と対処法


E系エラーでどの記事を見ればいいか迷ったら

表示されているコードが分からない場合は、現在の症状から探すのがおすすめです。

お湯がぬるい

  • E3
  • E5
  • E9

お湯が出ない

  • E5
  • E6
  • E8
  • EE

エラーだけ表示される

  • E3
  • E7
  • E9

温度が安定しない

  • E3
  • E5
  • EA

リモコンに突然表示された

  • EC
  • EE

症状に近い個別記事を確認することで、原因や対処法をより詳しく知ることができます。

E系エラーで特に注意が必要なコード

E系エラーは比較的軽い異常から、修理が必要な故障まで幅広く含まれています。

特に次のエラーは、繰り返し表示される場合や、お湯が出ない症状を伴う場合は早めの点検をおすすめします。


E6(ヒートポンプ異常)

危険度:★★★★★

E6はヒートポンプユニットの異常を知らせる代表的なエラーです。

ヒートポンプは空気中の熱を利用してお湯を作る重要な装置であり、この部分に異常が発生すると正常に沸き上げができなくなります。

次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • お湯が出ない
  • 沸き上げが途中で止まる
  • エラーが何度も表示される

リセットで改善することもありますが、再発する場合は修理や部品交換が必要になる可能性があります。


E8(ヒートポンプ制御異常)

危険度:★★★★★

E8はヒートポンプユニットや制御回路に異常がある場合に表示されることがあります。

一時的な制御異常であれば改善するケースもありますが、繰り返す場合は制御基板やヒートポンプ本体の点検が必要です。


EE(制御系異常)

危険度:★★★★☆

EEはエコキュート全体の制御系統で異常を検知した場合に表示されます。

原因はさまざまで、

  • 制御基板
  • 配線
  • 電源
  • センサー

など複数の部品が関係している可能性があります。

リセットしても改善しない場合は、自己判断で使い続けるのは避けましょう。


EA(給湯混合弁異常)

危険度:★★★★☆

EAは給湯混合弁の異常です。

設定した温度のお湯を作るための重要な部品で、正常に動作しないと、

  • お湯がぬるい
  • 温度が安定しない
  • 熱すぎる

といった症状が現れることがあります。


E3・E7・E9(温度センサー異常)

危険度:★★★☆☆

これらは比較的軽いエラーに分類されます。

一時的な誤検知やセンサーの接触不良で表示されることもあります。

ただし、同じエラーが繰り返し表示される場合は、センサー交換が必要になるケースがあります。


センサー故障と基板故障の違い

E系エラーでは、

「センサーが壊れているのか」
「基板が壊れているのか」

判断に迷う方も多いでしょう。

センサー故障

センサーは温度や水の流れなどを検知する部品です。

故障すると、

  • 温度が安定しない
  • エラーが表示される
  • 沸き上げが停止する

といった症状が現れます。

比較的修理費は安く済むことが多く、センサー交換のみで改善するケースもあります。


制御基板故障

制御基板はエコキュート全体を制御する重要な部品です。

基板に異常があると、

  • 複数のエラーが表示される
  • リセットしても改善しない
  • お湯が作れない
  • リモコン表示がおかしい

など、さまざまな症状が現れます。

センサー交換では改善せず、基板交換が必要になることもあります。


E系エラーで自分でできること

修理を依頼する前に、次の項目を確認してみましょう。

  • リモコンを再起動する
  • 漏電ブレーカーを入れ直す
  • 停電後ではないか確認する
  • 室外機の吸気口・吹出口をふさいでいないか確認する
  • エラーコードを記録する

一時的な誤作動であれば、これだけで改善することもあります。


自分で直せないケース

次のような場合は、修理業者へ点検を依頼することをおすすめします。

  • 同じE系エラーが何度も表示される
  • お湯が出ない
  • リセットしても改善しない
  • 複数のエラーコードが表示される
  • H系エラーも同時に表示されている

このような場合は、内部部品が故障している可能性があります。


ダイキンE系エラーの修理費目安

故障内容によって費用は異なります。

修理内容費用目安
温度センサー交換1〜3万円
給湯混合弁交換2〜6万円
配線修理2〜5万円
制御基板交換5〜10万円
ヒートポンプ修理8〜15万円

E系エラーはセンサー交換だけで済む場合もありますが、ヒートポンプや基板が原因の場合は高額になるケースもあります。


修理した方がよいケース

次のようなケースでは、修理を優先して問題ありません。

  • 使用開始から10年未満
  • 初めて表示されたE系エラー
  • 保証期間内
  • センサー交換だけで済む
  • 修理費が比較的安い

交換を検討した方がよいケース

次の項目に当てはまる場合は、交換も視野に入れましょう。

  • 使用開始から10年以上
  • E6・E8・EEが繰り返し表示される
  • 修理費が10万円近くになる
  • H系エラーも表示されている
  • 過去にも修理したことがある
  • お湯の温度が安定しない
  • メーカーから部品供給終了と言われた

このようなケースでは、修理後に別の部品が故障することもあるため、交換費用も比較したうえで判断することが大切です。


E系エラー診断チャート

STEP1 お湯は出ますか?

はい

STEP2へ

いいえ

E5・E6・E8・EEの可能性があります。

早めの点検をおすすめします。


STEP2 リセットで改善しましたか?

はい

一時的な誤作動の可能性があります。

様子を見て再発しないか確認しましょう。

いいえ

STEP3へ


STEP3 使用開始から10年以上ですか?

はい

修理費だけでなく、交換費用も比較して判断しましょう。

関連記事

エコキュート交換時期はいつ?

エコキュート交換費用の工事費込み相場

いいえ

修理を優先して問題ないケースが多いでしょう。

よくある質問(FAQ)

E系エラーは必ず故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。

停電や電圧変動、一時的なセンサーの誤検知によって表示されることもあります。

まずはリセットを試し、それでも改善しない場合や同じエラーが繰り返し表示される場合は点検を依頼しましょう。


E系エラーはリセットで直りますか?

一時的な制御異常であれば改善することがあります。

リモコンの電源を入れ直し、改善しない場合は漏電ブレーカーを一度切って再投入してください。

リセット後も同じエラーが表示される場合は、内部部品の故障が疑われます。


E系エラーが出てもお湯は使えますか?

エラーコードによって異なります。

E3・E7・E9などのセンサー異常では、お湯が使える場合もあります。

一方、E5・E6・E8・EEでは沸き上げが停止し、お湯が出なくなるケースもあります。


E6やE8は重い故障ですか?

比較的注意が必要なエラーです。

ヒートポンプユニットや制御系統の異常が原因となることが多く、何度も表示される場合は修理が必要になる可能性があります。


EAエラーは何が壊れているのですか?

EAは給湯混合弁の異常です。

混合弁が正常に動作しないと、お湯の温度が安定しなかったり、ぬるく感じたりすることがあります。


センサー交換はいくらくらいかかりますか?

温度センサー交換であれば、おおよそ1〜3万円程度が目安です。

ただし、制御基板や配線にも異常がある場合は、追加費用が発生することがあります。


保証期間内なら無料で修理できますか?

メーカー保証や販売店の延長保証の対象であれば、無償修理となる可能性があります。

保証内容は契約によって異なるため、保証書や購入時の書類を確認してみましょう。


火災保険は利用できますか?

落雷など自然災害による故障であれば、火災保険の補償対象となる場合があります。

詳しくは「エコキュートは火災保険で直せる?」の記事をご覧ください。


使用開始から10年以上なら交換した方がいいですか?

使用開始から10年以上経過していて、

  • E系エラーが何度も表示される
  • H系エラーも発生している
  • 修理費が高額になる

といった場合は、交換も検討することをおすすめします。

修理費だけでなく、交換費用も比較してから判断すると後悔しにくくなります。


修理か交換で迷ったらどうすればいいですか?

まずは修理費の見積もりを取り、交換費用と比較しましょう。

見積もりを取ったからといって、必ず交換する必要はありません。

修理費・使用年数・今後の故障リスクを総合的に考えて判断することが大切です。


関連記事

E系エラーについてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

ダイキンエラーコードから調べる

症状から調べる

修理・交換で迷ったら


ダイキンE系エラーまとめ

ダイキンエコキュートのE系エラーは、温度センサーや電気系統、制御部品などの異常を知らせるエラーコードです。

E3・E7・E9はセンサー異常、E5・E6・E8はヒートポンプや加熱系、EA・EC・EEは給湯制御や通信・基板など、それぞれ原因となる部品が異なります。

まずは表示されたエラーコードを確認し、一度リセットを試してみましょう。

それでも改善しない場合や、同じエラーが何度も表示される場合は、早めに点検を依頼することをおすすめします。

特に使用開始から10年以上経過しているエコキュートでは、センサー以外の部品も寿命を迎えている可能性があります。

修理費だけで判断するのではなく、交換費用や補助金制度も含めて比較することで、長期的に納得できる選択につながります。


修理か交換か迷ったら

見積もりを取ったからといって、必ず交換しなければならないわけではありません。

現在のエコキュートの状態を確認してもらい、

  • 修理費はいくらか
  • 交換費用との差額はどれくらいか
  • 補助金が利用できるか
  • 今後何年安心して使えるか

を比較してから判断することが大切です。

特にE6・E8・EEなど、修理費が高額になりやすいエラーでは、交換した方が結果的に費用を抑えられるケースもあります。

納得したうえで判断するためにも、修理と交換の両方の見積もりを確認しておくことをおすすめします。

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このサイトを運営している人

建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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