エコキュート交換を断られた?よくある原因と対処法

エコキュート交換を依頼したのに、

「この家では工事できません」、「搬入が難しいです」、「設置条件的に厳しいです」

と言われて困っていませんか?

実はエコキュート交換は、家の条件によって断られるケースがあります。

特に、

  • 狭小住宅
  • 古い戸建て
  • 高低差のある土地
  • 設置スペースが狭い家

では珍しくありません。

ただし、ここで重要なのは、「1社に断られた=交換不可能」ではないということです。

量販店では断られても、エコキュート専門業者なら普通に対応できるケースもかなりあります。

この記事では、

  • エコキュート交換を断られる原因
  • 実際によくあるケース
  • 断られても交換できるパターン
  • 追加費用の目安
  • 失敗しない業者選び

まで詳しく解説します。


エコキュートの交換を断られる原因と対処法
目次

エコキュート交換を断られることは本当にある?

実際には珍しくない

「エコキュート交換を断られるなんてあるの?」

と思う方も多いですが、実際にはそこまで珍しい話ではありません。

エコキュートは大型設備です。

しかも、

  • 貯湯タンク
  • ヒートポンプ
  • 配管
  • 電気工事

など複数の工事が必要になります。

単純に「古い機械を外して新しいものを置くだけ」ではありません。

そのため、家の条件によっては工事難易度がかなり高くなります。


特に最近は断られるケースが増えている

最近は特に、

  • 都市部の狭小住宅
  • 古い戸建て
  • 住宅密集地

で断られるケースが増えています。

理由は単純で、昔より住宅事情が複雑だからです。

昔は比較的スペースに余裕がありましたが、現在は、

  • 境界ギリギリ
  • 通路が狭い
  • 隣家との距離が近い

家もかなり増えています。

そのため、エコキュート搬入や設置が難しくなっているのです。


「交換できない」のではなく「その業者では対応できない」場合も多い

ここはかなり重要です。

実際には、

「この家では交換不可能」

なのではなく、

「その業者では対応したくない」

ケースもかなりあります。

例えば、

  • クレーン搬入経験が少ない
  • 狭小地施工に慣れていない
  • 配管加工が苦手
  • リスクを避けたい

など。

特に量販店系は標準工事中心なので、イレギュラー案件を嫌う傾向があります。


エコキュート交換を断られる主な原因

交換工事を断られてしまう原因を具体的に見ていきましょう。

搬入経路が狭い

最も多い原因です。

エコキュートの貯湯タンクはかなり大きいです。

そのため、

  • 門が狭い
  • 通路幅が足りない
  • 曲がり角が厳しい
  • 階段しかない
  • 家の裏側に設置されている

などのケースでは搬入できないことがあります。


特に問題になりやすいのは「昔ギリギリで設置した家」

新築時にギリギリで搬入したケースです。

建築途中なら搬入できても、完成後は無理になる場合があります。

例えば、

  • フェンス設置
  • カーポート追加
  • ブロック塀追加

などで搬入経路が狭くなっているケースもあります。


曲がり角が意外と厳しい

幅だけではありません。

通路に曲がり角があると難易度がかなり上がります。

特にタンクは高さもあるため、

「幅は通るけど曲がれない」

ケースがあります。


階段搬入はかなり大変

高低差のある土地では、

  • 階段
  • スロープ
  • 段差

搬入になることがあります。

すると、

  • 人員増加
  • 安全対策
  • 作業時間増加

で工事難易度がかなり上がります。


クレーン搬入が必要になるケース

通常搬入できない場合は、クレーン搬入になることがあります。

これは、

  • 道路側から吊り上げる
  • 家の上を越えて搬入する
  • 2階越しで搬入する

ような工事です。


クレーン搬入は断られやすい

理由は単純で、

  • 危険性
  • 手配の手間
  • 近隣対応
  • 道路使用調整

などが必要になるからです。

経験の少ない業者はかなり嫌がります。


追加費用も発生しやすい

クレーン搬入は通常工事より費用が高くなります。

現場状況によりますが、

数万円〜十数万円追加

になるケースもあります。


それでも交換可能になるケースは多い

逆に言えば、クレーン搬入さえできれば交換できるケースも多いです。

つまり、

「搬入できない=絶対無理」

ではありません。


ヒートポンプの設置スペース不足

意外と多いのがヒートポンプ問題です。


新型機種はサイズが違う場合がある

昔の機種と現在の機種ではサイズが変わっていることがあります。

すると、

「前は入っていた」

「新型は入らない」

ケースがあります。


境界ギリギリ設置は要注意

特に、

  • 隣家との距離が狭い
  • ブロック塀が近い
  • 犬走りが狭い

ケースでは要注意です。


メンテナンススペースも必要

設置できても、

  • メンテナンス不可
  • 排熱問題
  • 振動問題

があると断られることがあります。


古い住宅で多い配管トラブル

古い戸建てでは配管問題も多いです。


配管が特殊施工されている

昔の施工では、

  • 独自配管
  • 継ぎ足し施工
  • 埋設配管

などがあります。

現在の標準施工と違うため、工事難易度が上がります。


配管が劣化している

交換時に、

「この配管かなり危ないですね」

となるケースもあります。

特に、

  • 保温材ボロボロ
  • サビ
  • 漏水跡

は危険です。


配管交換が必要になることも

その場合、

  • 配管やり直し
  • 保温施工
  • 配管延長

が必要になります。

当然、追加費用も発生します。


基礎や土台の問題

意外と見落とされやすいです。


タンク土台が傾いている

長年使用すると、

  • 地盤沈下
  • ひび割れ
  • 傾き

が起きることがあります。


古い基礎をそのまま使えない場合も

新型機種は重量も変わります。

そのため、

「この基礎では厳しいですね」

となる場合があります。


基礎補修で対応できることも多い

ただし、基礎補修で解決するケースも多いです。


電気容量不足で断られるケース

古い家では分電盤が古いことがあります。

すると、

  • 容量不足
  • ブレーカー不足
  • 配線劣化

などで追加工事が必要になります。


最近は電気使用量が増えている

特に、

  • IH
  • EV充電
  • 太陽光

などがあると負荷が増えます。

そのため契約変更が必要になることがあります。


実際によくある「断られ方」

「搬入できません」

最も多いです。


「保証できないので…」

リスク回避型。


「追加費用がかなりかかります」

実質的な断りの場合もあります。


「配管が特殊で対応できません」

経験不足ケース。


量販店で断られても諦めなくていい理由

量販店は標準工事中心

効率重視なので、

イレギュラー案件が苦手です。


専門業者は難工事に慣れている

専門業者は、

  • 狭小地
  • 高所搬入
  • 特殊配管

なども日常的に対応しています。


実際に対応できるケースはかなり多い

「他社で断られた方歓迎」

を打ち出している業者もあります。


実際によくある交換成功事例

ケース① 狭小住宅

量販店では断られたが、

フェンス脱着+分解搬入

で対応成功。


ケース② 高低差のある家

階段搬入不可。

クレーン搬入で解決。


ケース③ 古い配管

追加配管工事で対応。


ケース④ 境界ギリギリ

薄型モデルへ変更して設置可能。


管理人が感じる「業者による差」

ヒートポンプ太郎

私はエコキュート交換工事を業者として行った経験はありません。

ただ、以前エコキュート関連の仕事に関わっていた時や、その後いろいろな交換事例を見聞きする中で感じるのは、「業者によって対応力の差がかなり大きい」という点です。

特に、

  • 狭小地
  • 古い住宅
  • 特殊な搬入経路

では、その差がかなり出ます。

実際、

「量販店では断られた」

「専門業者では普通に交換できた」

という話は珍しくありません。

逆に、経験が少ない業者だと、少し難しい条件だけで「無理です」となるケースもあります。

ヒートポンプ太郎

エコキュートは高額設備なので、「断られたから終わり」と思わず、複数業者へ相談するのがかなり重要だと感じます。


断られた時にまずやるべきこと

1社で諦めない

これが一番重要です。


必ず現地調査してもらう

写真だけでは分かりません。


専門業者へ相談する

かなり重要。


施工事例を見る

難工事事例があるか確認。


失敗しない業者選び

交換業者を選ぶ時には、次のようなことに気をつけたいですね。

安さだけで選ばない

コストをできるだけ落としたい気持ちはわかりますが、安いだけで経験が少ない業者もたまにいるようです。

経験不足だと危険。ここは気をつけたいですね


工事保証を見る

どういった内容がどのくらいの期間、保証されるのか?

これはとても重要です。


現地調査無料を選ぶ

現地を見ただけで、出張料金を請求してくる業者もいるので、要注意です。

あらかじめ料金が発生するのか確認しておくと、後から追加費用を防ぎやすいです。


よくある質問

Q.量販店で断られたら無理?

そんなことありません。量販店は標準工事での対応がベースです。専門業者にあたってみましょう。


Q.クレーン搬入はいくら?

クレーンを使っての搬入は、数万円〜十数万円が多いです。
オプション料金が明記されている業者のほうが安心できそうです。


Q,古い家でも交換できる?

築古だから、即アウトとは限りません。可能なケースはかなり多いので、現地調査を依頼してもいいでしょう。


Q.搬入できない場合は?

クレーンや機種変更で解決することがあります。別途料金が必要になりますが、これは覚悟しておきましょう。


交換工事を断られるケースのまとめ

以上、エコキュート交換を断られた?よくある原因と対処法…というお話でした。

エコキュート交換は、

  • 搬入経路
  • 配管
  • 設置スペース
  • 基礎
  • 電気容量

などの条件によって断られることがあります。

ただし、1社で断られても諦める必要はありません。

特に、

  • 狭小地
  • 古い住宅
  • 高低差のある家

では、業者の経験差がかなり大きく出ます。

量販店では難しくても、専門業者なら問題なく交換できるケースはかなりあります。

「交換できないかも…」と不安な場合は、まず複数の専門業者へ現地調査を依頼してみるのがおすすめです。

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このサイトを運営している人

建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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