エコキュートの漏電遮断器はどこ?場所・確認方法・落ちたときの対処法を解説

エコキュートの漏電遮断器はどこ?一般的に屋外の貯湯タンクにある点検用カバーの中に設置されています。

ただし、メーカーや機種によって位置が異なり、住宅の分電盤にもエコキュート専用ブレーカーが設けられている場合があります。

この記事では、漏電遮断器の場所と見つけ方、安全な確認方法、落ちる原因、修理が必要になるケースまで詳しく解説します。

エコキュート漏電遮断器ってどこにある?
目次

結論|エコキュートの漏電遮断器は貯湯タンク側を確認する

エコキュートの漏電遮断器を探しているなら、まず屋外の貯湯タンクを確認しましょう。

多くの機種では、貯湯タンクの前面や側面にある小さな点検用カバーの内側に設置されています。

エアコンの室外機に似たヒートポンプユニットではなく、お湯を貯めておく大きなタンク側です。

ただし、分電盤に設置されたエコキュート専用ブレーカーと、貯湯タンク内部の漏電遮断器は別の装置である場合があります。

漏電遮断器の場所と確認方法

確認場所特徴確認方法
貯湯タンク前面点検用の小さなカバーがある漏電遮断器の表示を探す
貯湯タンク側面機種によって配置が異なる取扱説明書で位置を確認
住宅の分電盤エコキュート専用回路がある給湯器などの表示を確認
ヒートポンプユニット通常は最初に探す場所ではない無理にカバーを開けない

漏電遮断器のレバーには「ON・OFF」「入・切」などの表示があります。

また、機種によっては動作確認用の「テストボタン」が設けられています。

注意:レバーがOFFになっていても、すぐにONへ戻さないでください。

漏電遮断器は感電や火災を防ぐための安全装置です。故障によって作動している可能性があるため、まずは周囲の状態を確認することが大切です。

エコキュートの漏電遮断器はどこにある?写真と探し方

① 貯湯タンクの前面・側面にある点検用カバー

一般的なエコキュートは、次の2つの機器で構成されています。

  • 貯湯ユニット:沸かしたお湯を貯める大きなタンク
  • ヒートポンプユニット:空気の熱を利用してお湯を沸かす機器

漏電遮断器を探す場合は、最初に貯湯ユニットを確認します。

貯湯ユニットの前面や側面には、小さな点検用カバーが設けられている場合があります。

カバー付近に「漏電遮断器」「電源」「点検」などの表示があれば、その内側に漏電遮断器が設置されている可能性があります。

ただし、カバーの配置や名称はメーカー・型番によって異なります。

取扱説明書で開閉方法が案内されている操作窓だけを確認し、ネジで固定された外装パネルや電気配線部分は開けないでください。

漏電遮断器の位置を確認するためだけに、貯湯ユニットを分解する必要はありません。

② ダイキンエコキュートの漏電遮断器の場所

ダイキン製エコキュートも、機種によって漏電遮断器の配置が異なります。

多くの機種では、貯湯ユニットに設けられた漏電遮断器用の操作部から確認できます。

現在使用しているダイキン製エコキュートでも、取扱説明書を確認することで、漏電遮断器の位置を調べられます。

確認するポイントは、貯湯タンクの型番です。

エコキュートには貯湯ユニットとヒートポンプユニットで異なる型番が付けられていることがあります。

漏電遮断器の場所を探す場合は、貯湯ユニットの型番に対応した取扱説明書を確認してください。

ダイキンエコキュート 漏電遮断器の場所

【ダイキンエコキュートの漏電遮断器の場所の例】

③ 三菱エコキュートの漏電遮断器の場所

三菱電機のエコキュートでも、貯湯ユニット側に漏電遮断器が設けられている機種があります。

取扱説明書には、漏電遮断器の操作窓、電源レバー、テストボタンなどが図解されているものがあります。

例えば、三菱電機の一部機種では、操作窓を開けて漏電遮断器の動作を点検する方法が案内されています。

ただし、漏電遮断器の位置や操作方法は機種によって異なるため、必ず型番に対応した説明書で確認しましょう。

参考:三菱電機エコキュート取扱説明書(PDF)

④ パナソニックエコキュートの漏電遮断器の場所

パナソニック製エコキュートも、貯湯ユニット側の操作部に漏電遮断器を設けている機種があります。

ただし、設置位置や操作部の形状は、製造年やシリーズによって異なります。

パナソニックでは、エコキュートの取扱説明書を公式サイトで公開しています。

本体の型番を確認し、対応する取扱説明書の「漏電遮断器」「点検」「お手入れ」などの項目を探してください。

参考:パナソニック エコキュート取扱説明書

⑤ 住宅の分電盤にあるエコキュート専用ブレーカー

屋外の貯湯タンクで漏電遮断器が見つからない場合は、住宅の分電盤も確認しましょう。

分電盤は、洗面所や脱衣所、玄関付近などに設置されていることがあります。

エコキュート専用回路には、次のような表示が付いている場合があります。

  • エコキュート
  • 給湯器
  • 電気温水器
  • 温水器

ただし、分電盤に設置されているエコキュート専用ブレーカーは、必ずしも漏電遮断器とは限りません。

通常の配線用遮断器である可能性もあります。

分電盤側のブレーカーがONでも、貯湯ユニット側の漏電遮断器がOFFになっていることがあります。

逆に、貯湯ユニット側がONでも、分電盤の専用ブレーカーがOFFならエコキュートに電気が供給されません。

両方の状態を確認することが重要です。

漏電遮断器と普通のブレーカーの違い

漏電遮断器と通常のブレーカーは、電気を遮断する装置という点では共通しています。

しかし、主な役割が異なります。

種類主な役割作動する原因
漏電遮断器漏電による感電・火災などを防ぐ漏電など
配線用遮断器過電流から電気配線を保護する過負荷・短絡など
漏電保護付きブレーカー漏電・過電流から保護する装置の仕様による

エコキュートの漏電遮断器は、電気回路から漏れ出す電流などを検知し、一定の条件で電源を遮断する安全装置です。

例えば、電気部品の絶縁が劣化したり、配線部分に水分が入り込んだりすると、漏電が発生する可能性があります。

そのような異常から人や設備を守るために設置されています。

一方、通常の配線用遮断器は、電流が流れすぎた場合や短絡が発生した場合などに作動します。

つまり、漏電遮断器が落ちた場合は、単純に電気の使いすぎとは限りません。

漏電遮断器が落ちること自体は正常な保護動作の場合もある

漏電遮断器が落ちたからといって、必ずしも漏電遮断器そのものが故障しているわけではありません。

漏電を検知して電気を遮断したのであれば、安全装置として正常に働いた可能性があります。

重要なのは、なぜ遮断器が作動したのかという点です。

原因が分からないまま何度も復旧させるのは避けましょう。

エコキュートの漏電遮断器が落ちるとどうなる?

漏電遮断器が作動すると、遮断された回路への電源供給が止まります。

エコキュートの場合、次のような症状が現れることがあります。

症状考えられる状態
リモコンの画面が消えた電源が供給されていない可能性
お湯を沸かさない沸き上げ運転が停止している可能性
朝になってもお湯が増えていない夜間の沸き上げが停止した可能性
エコキュートが動かない電源遮断や機器故障の可能性
エラーコードが表示された機種に応じた異常を検知した可能性

なお、漏電遮断器が落ちても、貯湯タンク内に残っているお湯がすぐになくなるわけではありません。

機種や給湯方式、故障状況によっては、一時的にお湯を使用できる場合があります。

ただし、沸き上げができない状態が続けば、タンク内のお湯を使い切った時点で湯切れになる可能性があります。

リモコンが消えている場合

リモコンの画面が完全に消えている場合は、エコキュートへの電源供給が止まっている可能性があります。

まずは、次の項目を確認しましょう。

  • 停電が発生していないか
  • 住宅の分電盤が落ちていないか
  • エコキュート専用ブレーカーがOFFになっていないか
  • 貯湯ユニットの漏電遮断器がOFFになっていないか

ただし、リモコンの故障や配線の異常などでも画面が消えることがあります。

電源が正常でもリモコンが表示されない場合は、メーカーや修理業者への相談が必要です。

【関連記事】エコキュートの電源が入らない・停止する原因と対処法

朝になってもお湯が沸いていない場合

エコキュートは、電力契約や機種の設定に応じてお湯を沸かします。

夜間に沸き上げを行う設定では、その時間帯に漏電遮断器が作動すると、必要な湯量を確保できない場合があります。

ただし、朝にお湯が増えていないからといって、必ず漏電遮断器が原因とは限りません。

設定変更、沸き上げ休止、電力供給、ヒートポンプの故障など、ほかの原因も考えられます。

【関連記事】エコキュートが夜間に沸き上げしない原因と対処法

漏電遮断器を安全に確認する方法

漏電遮断器の場所が分かったら、次は状態を確認します。

ただし、最初に確認したいのは、レバーの位置ではなく周囲の安全です。

手順① 焦げ臭さ・水漏れ・異音がないか確認する

最初に、エコキュートの周囲を目視で確認してください。

次のような異常がある場合は、漏電遮断器を操作しないでください。

  • 焦げ臭いにおいがする
  • 本体から煙が出ている
  • 電気配線付近が濡れている
  • 電気部品付近から異常な音がする
  • 水漏れや浸水が発生している
  • 過去にも漏電遮断器が繰り返し落ちている

これらの症状がある場合は、漏電や電気部品の故障が疑われます。

安全な場所から確認できる範囲にとどめ、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

煙や火花などが発生している場合は近づかず、火災の危険があれば119番へ通報してください。

手順② 漏電遮断器のレバー位置を確認する

周囲に異常が見られない場合は、取扱説明書に従って漏電遮断器の操作窓を確認します。

レバーには一般的に次の表示があります。

  • ON・入:電源が入っている状態
  • OFF・切:電源が遮断されている状態

ただし、レバーの位置や動作表示は機種によって異なります。

中間位置になっている場合もあるため、正確な状態は取扱説明書で確認してください。

手順③ テストボタンは故障診断用ではない

漏電遮断器には、動作確認用のテストボタンが設けられている場合があります。

このボタンは、漏電遮断器が正常に作動するか点検するためのものです。

故障したエコキュートを復旧するためのボタンではありません。

三菱電機の一部機種では、取扱説明書で定期的な動作確認が案内されています。

ただし、テストボタンを押すと電源が遮断されるため、実施する場合は対象機種の説明書に従う必要があります。

漏電が疑われる状態で、故障原因を探るためにテストボタンを押したり、何度もレバーを操作したりしないでください。

漏電遮断器が落ちたときの復旧方法

漏電遮断器がOFFになっている場合でも、すぐにONへ戻してよいとは限りません。

安全装置が作動した原因を確認することが先です。

原則|原因不明の遮断は点検を優先する

漏電遮断器は、漏電などから人や設備を守るために設置されています。

原因が不明なまま電源を再投入すると、異常が残った状態で通電する可能性があります。

そのため、自然に落ちていた漏電遮断器については、メーカーの取扱説明書を確認し、必要に応じて専門業者に点検を依頼することをおすすめします。

特に、水漏れ、焦げ臭さ、異音、繰り返す遮断がある場合は、復旧操作を行わないでください。

取扱説明書で復旧操作が認められている場合

機種の取扱説明書に復旧方法が記載されており、危険な兆候がなく、操作してよい状況であれば、その手順に従ってください。

一般的な漏電遮断器では、レバーをいったんOFF側へ戻してからON側へ操作する構造があります。

ただし、これはすべてのエコキュートに共通する復旧手順ではありません。

また、ONに戻せたからといって漏電原因が解消したとは限りません。

復旧後も異常がある場合や、再び遮断された場合は使用を中止し、点検を依頼してください。

何度もON・OFFを繰り返してはいけない理由

漏電遮断器が繰り返し作動する場合、電気回路に異常が残っている可能性があります。

この状態で何度も通電させることは危険です。

特にヒートポンプ内部の電装部品や配線に異常がある場合、修理が必要になる可能性があります。

漏電遮断器が落ちた原因は、外観だけでは特定できないこともあります。

絶縁抵抗測定など、専門的な点検が必要になる場合もあるため、無理に自分で直そうとしないでください。

漏電遮断器が落ちる主な原因5つ

漏電遮断器が作動する原因は1つではありません。

エコキュートの使用年数、設置環境、発生するタイミングによって、考えられる原因が異なります。

主な原因発生しやすい状況対応
雨水や浸水雨天後・台風後専門業者による点検
配線や絶縁の劣化長期間使用している電気回路の点検
ヒートポンプの電気部品異常沸き上げ運転中メーカー修理
貯湯ユニット内の電装部品異常電源投入時などメーカー修理
漏電遮断器自体の不具合動作が不安定専門業者による確認

なお、これらは一般的に考えられる原因であり、遮断器が落ちた時刻だけで故障箇所を特定できるものではありません。

① 雨水の侵入や浸水による漏電

エコキュートは屋外設置を想定した設備ですが、経年劣化や施工状態などによって、電装部分への水の侵入が問題になることがあります。

例えば、配線の接続部や電装部品付近に水分が入り込むと、絶縁性能が低下する可能性があります。

大雨や台風の後に漏電遮断器が作動した場合は、水分の影響も考えられます。

ただし、雨の日に遮断器が落ちたからといって、原因が雨水と決まるわけではありません。

また、乾燥して一時的に症状がなくなっても、安全性が確認されたことにはなりません。

繰り返す場合は、専門業者による点検が必要です。

② 電気配線の絶縁劣化

電気配線には、電気が外部へ漏れないように絶縁材料が使用されています。

しかし、長期間の使用や熱、振動、湿気などの影響によって、絶縁性能が低下する場合があります。

特に屋外設備では、設置環境による影響を受けることがあります。

配線の異常は外から見えない部分で発生することもあり、目視だけで判断するのは困難です。

電気配線や端子部分には触れず、専門業者に点検を依頼しましょう。

③ ヒートポンプユニットの電気部品の異常

エコキュートのヒートポンプユニットには、圧縮機やファンモーター、制御基板などの電気部品が使用されています。

これらの部品に絶縁不良などが生じると、漏電遮断器が作動する可能性があります。

特に、沸き上げ運転を開始するタイミングで遮断器が落ちる場合は、運転時に通電する部品も点検対象になります。

ただし、ヒートポンプの故障が原因かどうかは、専門的な診断が必要です。

④ 貯湯ユニット内部の電装部品の異常

貯湯ユニットには、給湯制御に関係する電装部品や配線が設けられています。

機種によっては、凍結防止用のヒーターなども使用されています。

こうした部品に絶縁不良が生じた場合、漏電遮断器が作動する可能性があります。

ただし、貯湯ユニットの内部には電気配線や高温になる部分があるため、一般ユーザーが分解して確認することは避けてください。

⑤ 漏電遮断器自体の故障

漏電遮断器そのものに不具合が発生する可能性もあります。

例えば、正常な電気回路でも遮断器が作動したり、テストボタンの点検で正常に動かなかったりする場合です。

ただし、遮断器自体が故障しているかどうかは、専門的な測定や確認が必要です。

漏電遮断器が落ちるからといって、遮断器だけを交換すれば直るとは限りません。

先に漏電の有無や原因を調べることが重要です。

漏電遮断器が頻繁に落ちる場合は修理が必要?

漏電遮断器が何度も落ちる場合は、原則として専門業者による点検をおすすめします。

単純な電源操作では解決できない故障が隠れている可能性があるためです。

こんな症状は早めに点検を依頼する

次の症状がある場合は注意してください。

  • 漏電遮断器をONにしてもすぐ落ちる
  • 雨の日や台風後に繰り返し落ちる
  • 沸き上げ運転中に落ちる
  • 焦げ臭いにおいがする
  • エコキュート本体から異音がする
  • 電装部分付近に水漏れがある

特に焦げ臭さや煙、火花がある場合は、機器に近づかず安全を確保してください。

点検を依頼するときは、発生した日時や状況を伝えると、原因調査に役立ちます。

修理を依頼するときに伝える情報

メーカーや専門業者へ相談する際は、次の情報を整理しておきましょう。

確認項目伝える内容
メーカーダイキン・三菱・パナソニックなど
型番貯湯ユニットの型番
使用年数設置から何年経過したか
発生状況いつ遮断器が落ちたか
発生回数初めてか、繰り返しているか
エラーコードリモコンに表示された内容
その他の症状水漏れ・異音・焦げ臭さなど

これらの情報を整理しておくと、修理の受付や点検時の説明がスムーズになります。

漏電遮断器の修理費用はいくら?

漏電遮断器が落ちる場合の修理費用は、故障箇所によって異なります。

漏電遮断器そのものの交換で済む場合もあれば、配線やヒートポンプ内部の部品修理が必要になる場合もあります。

そのため、「漏電遮断器が落ちる=修理費○万円」と一律に判断することはできません。

修理費用を左右する主な要因

故障箇所主な修理内容費用の考え方
漏電遮断器遮断器の点検・交換部品代と作業費など
電気配線配線の点検・補修補修範囲によって変動
制御基板基板の点検・交換部品代や作業内容によって変動
ヒートポンプ電装部品などの修理故障箇所によって大きく変動
原因不明診断・調査点検費用が発生する場合あり

実際の修理費用は、メーカー、型番、保証状況、交換部品、出張条件などによって変わります。

修理を依頼する際は、作業前に点検費用やキャンセル時の費用も確認しておきましょう。

また、メーカー保証や延長保証が残っている場合は、保証対象になるかを先に確認することをおすすめします。

漏電遮断器の故障は修理と交換どちらがいい?

漏電遮断器が落ちたからといって、すぐにエコキュート全体を交換する必要はありません。

修理と交換の判断は、使用年数や故障箇所、修理金額を確認してから行いましょう。

使用10年未満なら修理を優先して検討

設置からそれほど年数が経過しておらず、ほかに大きな不具合がない場合は、修理を優先して検討するのが一般的です。

例えば、故障原因が一部の電気部品に限定されており、比較的少ない費用で修理できる場合は、本体を交換する必要性が低いこともあります。

ただし、保証期間内でもすべての故障が無償修理になるわけではありません。

まずは保証内容を確認しましょう。

使用10年以上なら交換費用も比較する

一般的にエコキュートの交換を検討する時期は、使用開始から10〜15年程度が一つの目安です。

ただし、10年経過したから必ず交換しなければならないわけではありません。

修理で継続使用できる場合もあります。

一方、使用年数が長く、ヒートポンプ内部の高額な部品修理が必要になる場合は、交換費用も比較する価値があります。

特に、次のような条件が重なる場合は交換も検討しましょう。

  • 使用開始から10年以上経過している
  • 修理費用が高額になる
  • 過去にも複数回故障している
  • メーカーの補修用部品が入手できない
  • ほかにも給湯トラブルが発生している

ただし、使用年数だけで判断せず、修理見積もりと交換見積もりの両方を確認することが大切です。

修理と交換の判断早見表

状況おすすめの対応
保証期間内メーカーへ修理相談
比較的新しい機種修理を優先して検討
漏電遮断器のみの不具合原因確認後に部分修理を検討
使用10年以上修理費と交換費を比較
高額修理が必要交換も検討
部品供給が終了交換を検討

修理と交換で迷う場合は、費用や使用年数だけでなく、今後どの程度使い続けたいかも考慮しましょう。

【関連記事】エコキュート故障は修理と交換どっち?迷ったときの判断基準

交換を検討するなら工事費込みの総額を確認する

エコキュートの交換費用は、本体のメーカーや容量、設置状況などによって異なります。

また、既存機器の撤去費用や配管工事、電気工事などが追加で必要になる場合もあります。

そのため、本体価格だけではなく、工事費込みの総額で比較することが大切です。

【関連記事】エコキュート交換費用の工事費込み相場と追加費用

\使用10年以上・高額修理なら交換費用も確認/

漏電遮断器が見つからないときの対処法

貯湯タンクを確認しても漏電遮断器が見つからない場合は、無理にカバーを外して探す必要はありません。

次の方法で確認しましょう。

① エコキュートの型番を確認する

貯湯ユニットには、メーカー名や型番などが記載された銘板が設けられています。

安全な位置から銘板を確認し、型番を控えてください。

メーカー名だけでは、漏電遮断器の正確な位置を特定できない場合があります。

② 取扱説明書を確認する

型番が分かれば、メーカー公式サイトから取扱説明書を探せます。

取扱説明書の中にある「各部の名称」「点検」「漏電遮断器」などの項目を確認しましょう。

漏電遮断器の操作窓の場所や、開閉方法が案内されている場合があります。

③ 設置業者やメーカーに確認する

説明書を見ても分からない場合は、設置業者やメーカーへ確認しましょう。

特に、設置場所が狭い場合や、貯湯タンクの周囲に障害物がある場合は、無理に作業しないことが大切です。

漏電遮断器の場所を確認するだけであれば、機器を分解する必要はありません。

漏電遮断器を長く安全に使うための点検

漏電遮断器は、安全に使用するための重要な装置です。

そのため、メーカーが指定する方法で定期的に点検することが推奨されています。

テストボタンによる動作確認

三菱電機の一部機種では、漏電遮断器の動作確認を年2〜3回程度行うよう取扱説明書に記載されています。

点検ではテストボタンを使用し、漏電遮断器が正常に遮断することを確認します。

ただし、点検頻度や操作方法はメーカー・機種によって異なります。

必ず使用している機種の取扱説明書に従ってください。

また、テストボタンの点検で問題がなくても、すべての電気回路が正常であると証明されるわけではありません。

周囲の状態も確認する

漏電遮断器の点検とあわせて、エコキュート周囲の状態も確認しましょう。

  • 貯湯タンク付近に異常な水漏れがないか
  • 電気配線の周囲に異常がないか
  • 本体から焦げ臭いにおいがしないか
  • 点検用カバーが適切に閉まっているか
  • 本体周辺に異常な汚れや破損がないか

ただし、点検は目視で確認できる範囲にとどめてください。

電気配線や端子部分を直接触ったり、外装パネルを取り外したりすることは避けましょう。

よくある質問

Q. エコキュートの漏電遮断器はどこにありますか?

一般的には、屋外の貯湯ユニットに設けられた点検用カバーの内側にあります。

ただし、メーカーや機種によって位置が異なるため、取扱説明書で確認してください。

Q. 漏電遮断器とエコキュート専用ブレーカーは同じですか?

必ずしも同じではありません。

住宅の分電盤に設けられた専用ブレーカーと、エコキュート本体の漏電遮断器が別々に設置されている場合があります。

それぞれの役割や設置位置を確認しましょう。

Q. 漏電遮断器が落ちたらONに戻しても大丈夫ですか?

原因が分からない場合は、安易にONへ戻さないでください。

特に、水漏れや焦げ臭さなどの異常がある場合は危険です。

復旧方法は取扱説明書に従い、必要に応じて専門業者に相談しましょう。

Q. 漏電遮断器が何度も落ちるのは故障ですか?

漏電や電気部品の故障などが考えられます。

また、漏電遮断器自体に不具合がある可能性もあります。

繰り返し作動する場合は、原因を特定するための点検が必要です。

Q. 雨の日だけ漏電遮断器が落ちるのはなぜですか?

雨水の侵入や湿気によって、電気回路の絶縁性能が低下している可能性があります。

ただし、雨水が原因とは限りません。

雨の日に繰り返し発生する場合は、専門業者へ点検を依頼してください。

Q. 夜間だけ漏電遮断器が落ちることはありますか?

あります。

夜間の沸き上げ運転中に特定の電気部品が作動することで、異常が表面化する可能性があります。

ただし、夜間に落ちるという情報だけでは故障箇所を特定できません。

Q. 漏電遮断器が落ちるとお湯は使えなくなりますか?

エコキュートへの電源供給が止まるため、新たにお湯を沸かせなくなる場合があります。

ただし、貯湯タンク内にお湯が残っていれば、機種や故障状況によっては一時的に給湯できることがあります。

Q. 漏電遮断器が落ちた場合はエコキュートを交換すべきですか?

必ずしも交換が必要とは限りません。

漏電遮断器や一部の部品の修理で直る場合もあります。

使用年数や故障内容、修理費用を確認してから判断しましょう。

Q. 漏電遮断器の点検は自分でできますか?

メーカーの取扱説明書に従った操作窓からの動作確認であれば、使用者による点検が案内されている機種もあります。

ただし、濡れた手で操作したり、電気配線部分を分解したりしてはいけません。

また、実際に漏電が疑われる場合は、自分で原因を調べようとせず専門業者へ相談してください。

関連記事|エコキュートの電源・故障トラブル

漏電遮断器以外にも、エコキュートの電源や給湯に関するトラブルにはさまざまな原因があります。

症状に応じて、次の記事も参考にしてください。

【関連記事】エコキュートの電源が入らない・停止する原因と対処法

【関連記事】エコキュートのリセット・再起動方法と注意点

【関連記事】エコキュート故障は修理と交換どっち?判断基準を解説

【関連記事】エコキュート交換費用の工事費込み相場

まとめ|エコキュートの漏電遮断器は貯湯タンク側を確認しよう

以上、エコキュートの漏電遮断器はどこにあるのか、場所・確認方法・落ちたときの対処法についてのお話でした。

エコキュートの漏電遮断器は、一般的に屋外の貯湯ユニットに設けられた点検用カバーの内側にあります。

ただし、メーカーや機種によって位置が異なるため、取扱説明書を確認することが大切です。

また、漏電遮断器は感電や火災を防ぐための重要な安全装置です。

漏電遮断器が落ちた場合は、原因を確認せずに何度もONへ戻さないでください。

特に、水漏れや焦げ臭さ、繰り返す遮断がある場合は、専門業者による点検をおすすめします。

修理が必要になった場合は、故障箇所や使用年数、修理費用を確認して判断しましょう。

使用開始から10年以上経過している場合や高額修理になる場合は、交換費用も比較すると判断しやすくなります。

\修理と交換、どちらが得か迷ったら/

【関連記事】エコキュートの交換費用と工事費込みの相場を確認する

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建築・設備分野に携わる技術系サラリーマン。
1級建築施工管理技士・管工事施工管理技士・第二種電気工事士などを保有。
エコキュートの開発経験と実使用(パナソニック→ダイキン)をもとに、現場+ユーザー目線で解説しています。
【無駄な交換をさせない】がモットーです。

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