三菱エコキュートで「C○○エラー」が表示されると、
「リセットで直るの?」
「基板が壊れた?」
「修理費はいくらかかる?」
と不安になる方が多いと思います。
C系エラーは、ヒートポンプや給湯機能そのものではなく、リモコン・基板・通信・センサーなど制御系統の異常を知らせるエラーコードです。
一時的な通信エラーで復旧することもありますが、同じエラーが何度も表示される場合は、基板や配線などの故障が原因になっていることもあります。

この記事では、三菱エコキュートのC系エラーについて、
- C系エラーとは何か
- 危険度
- 修理費の目安
- エラーコード一覧
- 自分でできる対処法
- 修理か交換かの判断基準
まで分かりやすくまとめました。
表示されているエラーコードが分かっている方は、一覧表から個別記事をご覧ください。
C系エラーとは?
C系エラーは、三菱エコキュートの通信・制御・基板・センサーに関係する異常を示すエラーコードです。
エコキュートは、
- 台所リモコン
- 浴室リモコン
- 貯湯タンクユニット
- ヒートポンプユニット
これらがお互いに通信しながら動作しています。
どこかで正常な通信ができなくなったり、センサーから異常な信号が送られたりすると、C系エラーが表示されます。
そのため、お湯が出る状態でもエラーだけ表示されるケースもあります。
一方で、基板故障や通信断線が原因の場合は、お湯が作れなくなったり、運転そのものが停止したりすることもあります。
P系エラーほど「お湯が出ない」という症状は多くありませんが、放置すると悪化する可能性があるため注意が必要です。
P系・C系・U系の違い
三菱エコキュートのエラーコードは、大きく3つに分類できます。
| 種類 | 主な故障箇所 | 特徴 |
|---|---|---|
| P系 | ヒートポンプ・循環・給湯 | お湯が作れない原因になりやすい |
| C系 | 通信・基板・センサー | リモコンや制御系統の異常 |
| U系 | 使用方法・残湯不足 | 故障ではないケースも多い |
P系はエコキュート本体の動作異常を示すのに対し、C系は「各部品が正常に連携できているか」を監視しています。
そのため、
- リモコン表示がおかしい
- 通信エラーが表示される
- 一時的に運転が止まる
といった症状では、C系エラーが表示されることがあります。
C系エラーは修理になる?
C系エラーは、すべてが修理になるわけではありません。
例えば、
- 一時的な通信エラー
- 停電後の誤作動
- 電圧変動
- 落雷後の一時停止
などが原因で表示されるケースもあります。
このような場合は、リセットで正常に戻ることも珍しくありません。
しかし、
- 同じエラーが何度も表示される
- リモコンが反応しない
- お湯が作れない
- ブレーカーを入れ直しても改善しない
という場合は、通信基板や制御基板などの故障が疑われます。
C系エラー危険度一覧
C系エラーは、内容によって緊急性が異なります。
| 危険度 | 内容 | 対応 |
|---|---|---|
| ★★★★★ | 基板・通信停止・制御異常 | 早めの点検・修理がおすすめ |
| ★★★★☆ | センサー異常・通信異常 | 再発するなら修理を検討 |
| ★★★☆☆ | 一時的な通信エラー | リセットして様子を見る |
| ★★☆☆☆ | 軽微な検知異常 | 再発しなければ経過観察 |
特に基板や通信ユニットの故障は自然に直ることはほとんどありません。
同じエラーが繰り返し表示される場合は、早めに点検を受けることをおすすめします。
三菱エコキュートC系エラーコード一覧
三菱エコキュートでよく見られるC系エラーをまとめました。
| コード | 主な内容 | 危険度 | 修理費目安 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| C03 | 通信異常 | ★★★☆☆ | 2〜5万円 | 個別記事 |
| C04 | 基板異常 | ★★★★☆ | 3〜8万円 | 個別記事 |
| C05 | 温度センサー異常 | ★★★★☆ | 2〜5万円 | 個別記事 |
| C06 | 温度検知異常 | ★★★★☆ | 2〜5万円 | 個別記事 |
| C12 | 制御異常 | ★★★★★ | 5〜10万円 | 個別記事 |
| C21 | 制御・通信異常 | ★★★★★ | 5〜10万円 | 個別記事 |
今後追加予定のコードについても、順次個別記事を公開しています。
一覧にないコードが表示された場合は、三菱エラーコード一覧ページも参考にしてください。
通信異常はなぜ起こる?
C系エラーの多くは「通信異常」と表示されますが、実際にはインターネットの通信とは違います。
三菱エコキュートでは、
- 浴室リモコン
- 台所リモコン
- 貯湯タンク
- ヒートポンプユニット
これらが常に情報をやり取りしています。
例えば、
- 「現在のお湯の温度」
- 「お湯を沸かす指示」
- 「湯はり開始」
- 「運転停止」
といった情報を数秒単位で通信しています。
この通信が途中で止まったり、正常に情報を受け取れなくなったりすると、C系エラーが表示されます。
通信異常だからといって必ず配線が切れているとは限りません。
一時的なノイズや電圧変動でも発生することがあります。
しかし何度も同じエラーが表示される場合は、通信基板やリモコン、配線などの点検が必要になることがあります。
症状から探すC系エラー
エラーコードが分からなくても、現在の症状から原因を絞り込めることがあります。
リモコンが反応しない
リモコンの画面が真っ暗になったり、ボタンを押しても反応しない場合は通信系の異常が疑われます。
関係しやすいコード
- C03
- C04
- C12
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エラーが出たり消えたりする
同じエラーが表示されたり消えたりを繰り返す場合は、一時的な通信異常や基板劣化の可能性があります。
関係しやすいコード
- C03
- C05
- C06
リセットで改善する場合もありますが、繰り返す場合は点検をおすすめします。
お湯は出るのにエラーだけ表示される
C系では比較的よくある症状です。
まだ故障の初期段階で、通信やセンサーが異常を検知しているだけの可能性があります。
そのまま使えることもありますが、放置すると症状が悪化することがあります。
関係しやすいコード
- C03
- C05
エラーが表示されて運転が止まる
エラー表示と同時に沸き上げや給湯が停止する場合は、基板や制御系の故障が考えられます。
関係しやすいコード
- C12
- C21
早めの点検がおすすめです。
よく発生するC系エラーランキング
三菱エコキュートで比較的相談が多いC系エラーをまとめました。
第1位 C03
通信異常です。
リモコンや各ユニット間の通信が正常にできない場合に表示されます。
一時的な誤作動であることもありますが、繰り返す場合は配線や基板の点検が必要です。
第2位 C04
基板や制御関係の異常です。
再発する場合は修理になるケースが多くなります。
第3位 C05
温度センサー異常です。
センサーの故障だけでなく、接触不良でも表示されることがあります。
第4位 C06
温度検知異常です。
お湯の温度が安定しない場合に表示されることがあります。
第5位 C12
制御異常です。
重要な制御系統で異常が発生している可能性があり、早めの点検がおすすめです。
リセットで直る可能性があるC系エラー
次のようなケースでは、一時的な誤作動の可能性があります。
- 停電後
- 落雷後
- ブレーカーが落ちたあと
- 一度だけ表示された
- 現在は正常に使えている
まずはリモコンの電源を入れ直し、それでも改善しない場合は漏電ブレーカーを一度切って再投入してみましょう。
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リセットでは改善しないことが多いC系エラー
次のような状態では、リセットだけでは改善しない可能性があります。
- 毎日同じエラーが表示される
- リモコンが反応しない
- 運転が停止する
- 通信エラーが頻繁に出る
- お湯が作れない
この場合は、基板や通信部品の故障が疑われます。
放置すると悪化しやすいC系エラー
C系エラーは、お湯が使える状態でも表示されることがあります。
そのため、
「まだ使えるから大丈夫」
と放置してしまう方も少なくありません。
しかし、通信異常が進行すると、
- リモコンが操作できなくなる
- 沸き上げが停止する
- エラーが頻繁に表示される
など、症状が悪化することがあります。
特に、
- C04
- C12
- C21
などの制御系エラーは、繰り返し表示される場合は早めに点検を受けることをおすすめします。
修理を依頼する前に確認したいポイント
修理を依頼する前に、次の項目を確認しておくと原因の切り分けがしやすくなります。
- □ 停電や落雷はなかったか
- □ ブレーカーは落ちていないか
- □ リモコンは正常に表示されているか
- □ 同じエラーが繰り返し表示されているか
- □ お湯は問題なく使えるか
これらを確認しておくことで、修理業者にも状況を伝えやすくなります。
C系エラーは修理と交換どちらを選ぶべき?
C系エラーが表示された場合、「すぐ交換した方がいいのでは?」と考える方もいます。
しかし、C系エラーは通信異常やセンサー異常などが原因のことも多く、すべてが高額修理になるわけではありません。
まずは故障している部品と使用年数を確認し、修理と交換のどちらが適しているか判断することが大切です。
・エコキュート故障は修理と交換どっち?迷ったときの結論【9割OKの判断】
使用年数別の判断基準
同じC系エラーでも、使用年数によっておすすめの対応は変わります。
使用5年未満
比較的新しいエコキュートであれば、修理を優先して問題ありません。
メーカー保証や販売店の延長保証が残っている場合は、無償修理になる可能性もあります。
次のようなケースなら修理がおすすめです。
- 初めての故障
- 保証期間内
- 修理費が3万円程度
- お湯は正常に使える
使用5〜10年
修理と交換を比較する時期です。
基板やセンサー交換程度なら修理した方が安く済むこともあります。
一方で、複数回修理している場合や、通信異常が頻繁に発生する場合は交換費用も確認しておくと安心です。
使用10年以上
10年以上使用している場合は、修理費だけで判断するのはおすすめできません。
通信基板を交換しても、その後ヒートポンプや循環ポンプなど別の部品が故障するケースがあります。
修理費が高額になる場合は、新しいエコキュートへ交換した方が結果的に出費を抑えられることもあります。
使用15年以上
メーカーによっては部品供給が終了していることがあります。
修理したくても必要な部品が入手できないケースもあるため、交換を前提に検討した方がよいでしょう。
・エコキュートの寿命は何年?平均使用年数と交換タイミングを解説
C系エラーの修理費目安
C系エラーでは、故障箇所によって修理費が大きく変わります。
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 温度センサー交換 | 1〜3万円 |
| リモコン交換 | 2〜4万円 |
| 通信基板交換 | 3〜8万円 |
| 制御基板交換 | 5〜10万円 |
| メイン基板交換 | 6〜12万円 |
比較的軽いセンサー異常なら数万円で済むこともありますが、制御基板まで交換する場合は高額になるケースもあります。
修理した方がよいケース
次のようなケースでは、修理を優先して問題ありません。
- 使用開始から10年未満
- 初めて表示されたエラー
- センサー交換程度で済む
- 保証期間内
- 修理費が5万円以下
このような場合は、修理後も長く使える可能性があります。
交換を検討した方がよいケース
次のような場合は、交換も視野に入れましょう。
- 使用年数が10年以上
- 制御基板交換になる
- 修理費が10万円前後
- 通信異常が何度も再発する
- 他にも故障歴がある
- お湯の温度が安定しない
- P系エラーも同時に表示される
複数の部品が劣化している可能性があるためです。
高額修理になりやすいC系エラー
C系エラーの中でも、次のコードは修理費が高額になることがあります。
C04
制御基板や通信基板が関係することがあります。
基板交換になると数万円以上かかるケースがあります。
C12
制御異常です。
エコキュート全体の制御に関わるため、修理内容によっては高額になることがあります。
C21
制御・通信異常です。
基板や配線の点検が必要になることが多く、再発する場合は部品交換になるケースもあります。
修理だけで判断しないことが大切
例えば基板交換が8万円だった場合、
「新品より安いから修理しよう」
と考える方は多いでしょう。
しかし、10年以上使用しているエコキュートでは、
- 数か月後にヒートポンプ故障
- 循環ポンプ故障
- センサー故障
と続くケースも少なくありません。
その結果、修理費の合計が交換費用を超えてしまうこともあります。
まずは交換費用も比較しておこう
交換見積もりを取ったからといって、必ず交換する必要はありません。
修理費と交換費用の両方を知ることで、
- 今回は修理した方がお得なのか
- 買い替えた方が長く安心して使えるのか
を冷静に比較できます。
特に10年以上使用しているエコキュートでは、修理費だけで判断せず、交換費用も確認してから決めることをおすすめします。
こんな方は交換費用も確認しておきましょう
次の項目に3つ以上当てはまる場合は、一度交換見積もりも比較してみることをおすすめします。
- 使用開始から10年以上経過している
- C系エラーが何度も表示される
- 以前にも修理したことがある
- P系エラーも表示されたことがある
- お湯の温度が安定しない
- リモコンの表示がおかしい
- メーカーから部品供給終了と言われた
こうした状態では、今後も別の部品が故障する可能性があります。
修理だけで判断するのではなく、交換費用も比較したうえで検討すると後悔しにくいでしょう。
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よくある質問(FAQ)
C系エラーはすべて修理が必要ですか?
いいえ。
C系エラーには、一時的な通信異常や電圧変動が原因で表示されるものもあります。
一度だけ表示され、その後正常に使えている場合は様子を見てもよいケースがあります。
ただし、同じエラーが何度も表示される場合は、通信基板や制御基板などの故障が疑われます。
C系エラーはリセットで直りますか?
停電後や落雷後など、一時的な誤作動であれば改善することがあります。
まずはリモコンの電源を入れ直し、それでも改善しない場合は漏電ブレーカーを一度切って再投入してみましょう。
リセット後も同じエラーが表示される場合は、点検をおすすめします。
通信異常とは何ですか?
三菱エコキュートでは、リモコン・貯湯タンク・ヒートポンプユニットが常に通信しています。
この通信が正常に行えなくなると、C系エラーが表示されます。
通信異常といっても、インターネット回線とは関係ありません。
C系エラーでもお湯が使えることはありますか?
あります。
故障の初期段階では、お湯は問題なく使えるものの、通信異常だけを検知している場合があります。
しかし、そのまま放置すると症状が悪化する可能性もあるため注意しましょう。
C系エラーを放置するとどうなりますか?
通信異常や基板異常が進行すると、
- リモコンが操作できない
- 沸き上げが停止する
- お湯が出なくなる
といった症状につながることがあります。
何度も同じエラーが表示される場合は、早めの点検がおすすめです。
基板交換はいくらくらいかかりますか?
故障箇所によって異なりますが、一般的な目安は5〜10万円程度です。
メイン基板まで交換する場合は、さらに高額になるケースもあります。
保証期間内なら無料になりますか?
メーカー保証や延長保証の対象であれば、無償修理になる可能性があります。
保証期間や対象部品はメーカーや販売店によって異なるため、保証書を確認しておきましょう。
火災保険は使えますか?
落雷や台風など自然災害が原因で故障した場合は、火災保険が適用されるケースがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
C系エラーとP系エラーが同時に表示されることはありますか?
あります。
通信異常が原因でP系エラーが表示されることもあれば、逆にP系の故障によって通信異常が発生することもあります。
複数のエラーが同時に表示される場合は、早めに点検を受けることをおすすめします。
使用開始から10年以上なら交換した方がいいですか?
使用年数が10年以上で、
- C系エラーが繰り返し表示される
- 修理費が高額になる
- 他にも故障歴がある
このような場合は、交換した方が長期的に費用を抑えられるケースがあります。
修理費だけで判断せず、交換費用も比較してみると安心です。
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C系エラーについてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
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三菱C系エラーまとめ
三菱エコキュートのC系エラーは、通信・基板・センサーなど制御系統で異常を検知したときに表示されるエラーコードです。
一時的な通信エラーで復旧することもありますが、同じエラーが何度も表示される場合は、基板や通信部品の劣化が進んでいる可能性があります。
まずは表示されたエラーコードを確認し、一度リセットを試してみましょう。
それでも改善しない場合や、エラーが繰り返し表示される場合は、早めに点検を依頼することをおすすめします。
また、使用開始から10年以上経過しているエコキュートでは、修理費だけでなく交換費用も比較しておくと、長期的に後悔しにくい判断ができます。
修理か交換か迷ったら
「修理で十分なのか、それとも交換した方がお得なのか」は、故障内容や使用年数によって変わります。
見積もりを取ったからといって、必ず交換する必要はありません。
現在のエコキュートの状態を確認してもらい、
- 修理費
- 交換費用
- 補助金の対象になるか
- 今後どれくらい安心して使えるか
を比較したうえで判断するのがおすすめです。
特にC系エラーが何度も表示される場合や、基板交換など高額修理になる場合は、一度交換見積もりも確認しておくと安心です。
\修理費と交換費を比較して後悔しない選択を/
補助金対象機種にも対応。工事費込みの総額を比較してから判断できます。